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私立中高進学通信

2021年特別号

注目! News and Topics

工学院大学附属中学校

適性検査型入試を導入し
充実のICT教育環境への門戸を広げる

図書館内にあるFabスペース。生徒が自ら学ぶ力を育む場として活用されています。

図書館内にあるFabスペース。生徒が自ら学ぶ力を育む場として活用されています。

 工学院大学八王子キャンパスに隣接する同校は、グローバル・リベラルアーツと数理情報工学を融合した先進的教育を推進しています。プロジェクト型の授業をどの科目でも展開できるように、いち早くICT(情報通信技術)を教育に活用する取り組みを進めてきました。

「7年前から生徒は一人1台の端末を持っています。高校生で全員、中学生で今年度の新入生からパソコンを活用しています。ご家庭で購入したものを学校に持ってくるというBYOD(※1)の形式をとっています」(中学校教頭/奥津栄介先生)

※1 BYOD…Bring Your Own Device。個人所有のパソコンやタブレット端末などを、業務や学校での活動に活用すること。

生徒の自由な発想を
引き出すツールに

 同校のICTは、さまざまな場面で幅広く活用されています。全生徒がMicrosoft365(旧称Office365)のアカウントをもっており、Word、Excel、PowerPoint、OneNoteなどのアプリケーションを利用できます。教員が出した課題を生徒がデータで提出する、生徒同士がデータを共有する、1つの徒の自由な発想を引き出すツールにWordファイルに生徒たちが書き込みをする、全校生徒にアンケートを取る、PowerPointで発表用の資料をつくるなど、多様な使い方をしています。

 中学入学時点ではパソコンに触れた経験があまりない生徒でも、デジタル・ネイティブ世代だけあってあっという間に使いこなし、1学期中には動画の編集などもできるようになるそうです。

「以前の授業では板書していた内容をホワイトボードに映すことで効率化を図り、その分を生徒が思考したり話し合ったりする時間に充てるようにしています。今では、教員も生徒も当たり前のツールとして活用しています」

 先駆的にICTを導入していたおかげで、コロナ禍による休校期間中もスムーズにオンライン授業に移行できました。仲間とともに豊かに発想し、協働してアイデアを形にするため、MakeRoomやFabスペースという施設も用意されています。これらの施設は、授業だけでなく、部活動や同好会の活動でも利用されています。

 こうした環境が、生徒たちの発想力を飛躍的に伸ばしています。一例として、高校生(中高一貫生)の生徒7人が防災を啓蒙するボランティア団体を結成して、動画配信や地域の小学校への出前授業などに取り組んでいます。また、SDGsをテーマとした映像コンテストに「ダンボールコンポスト(※2)」を扱った動画で応募し、最高の賞を受賞した生徒もいます。

 ICTをコミュニケーションツールとして使いこなし、ものづくりに活かす姿勢が育まれているのです。

※2 ダンボールコンポスト…ダンボールにおがくずなどの基材と生ゴミを入れ、堆肥を作る取り組み。

適性検査型入試の導入で
より多様性のある学校に

 同校では、2022年度入試から、適性検査型入試の導入を予定しています。適性検査型入試とは、各教科の知識を問うだけではなく、答えが1つでは性検査型入試の導入でより多様性のある学校にない教科横断的な課題に対する受験生の思考力を図る入試です。単に知識を有しているかだけでなく、それを基にしてどのように知識を使いこなし、考え分析して、解決策を見いだしてそれを表現できるかが問われます。

「本校の適性検査型入試は、近隣の都立中高一貫校の入試と類似の形式で実施する予定です。都立中高一貫校を第一志望とする受験生にも本校をチャレンジしてほしいです」

 都立中高一貫校の入試には、その形式に合わせた対策が必要になるため、私立中学の入試対策との並行は難しいのですが、形式を揃えることで併願をしやすくし、多様な生徒に受験してもらいたいという思いがあります。

「都立中高一貫校をめざす受験生は、そのままの対策で本校を受験できます。2月1日と2月6日に実施するので、都立中高一貫校の入試(2月3日実施)に向けた予行演習にもなります。ぜひ本校を受験してください。本校に関心をもって調べていただければ、教育内容にご期待をいただける自信があります」

 同校では、工学系、医療系、看護系などの理系分野をめざす生徒が多い傾向にありますが、英語・国語・社会教育にも力を入れており、文系を志望してもしっかりとした指導が受けられます。多様な可能性の芽を育てているのです。

防災について伝える動画作成に取り組む生徒たち。防災について伝える動画作成に取り組む生徒たち。
単元の要点をホワイトボードに一瞬で映し出せるので、教員が板書をする必要がなく、授業が効率的に進められます。単元の要点をホワイトボードに一瞬で映し出せるので、教員が板書をする必要がなく、授業が効率的に進められます。
MakeRoomには、3Dプリンタ・スキャナやペンタブレットなど、ICTを活用したものづくりができる環境が整っています。MakeRoomには、3Dプリンタ・スキャナやペンタブレットなど、ICTを活用したものづくりができる環境が整っています。
中高の6年間で希望進路へ進めるように
中学校教頭/奥津栄介先生中学校教頭/奥津栄介先生

 7年前のICTの導入にあたっては、その前にまず教員一人ひとりがiPadを持ち、教材作成をするなど、ICTに慣れるための研修を実施しました。

 ICTを導入したことで、生徒同士がわからないことを教え合ったり、教員への疑問に生徒が答えたりといったことが多くなりました。情報が共有され、コミュニケーションがより深まったと思います。家にいるときでも関与できますし、同時性もあるので、さまざまなアイデアを出しやすいのだと思います。

 一方で、ノートはきちんと手書きもさせるなど、必要なことは課すように心がけています。

 適性検査型入試の導入を機に、中高一貫の教育を魅力に思う生徒により多く入学してもらいたいですね。大学附属のメリットを活用しながら、理系・文系問わず幅広く将来の希望進路を実現できるように指導します。

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