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私立中高進学通信

2020年神奈川版

未来を切り拓くグローバル教育

カリタス女子中学校

世界に「自分」を発信する
複言語×発信力 教育

グローバルな視野で共生社会を創造するために
外国語発表会では英語、フランス語を使った劇にも挑戦します。

外国語発表会では英語、フランス語を使った劇にも挑戦します。

長年培ってきた「論理的思考力」と「発信力」

 近年、まちなかで外国人に道を聞かれるのは特別なことではありません。学校の中に留学生が在籍するのは当たり前、外国籍の友だちがいることもあります。もはや「日本語以外の言葉で簡単な日常会話ができる」だけでは国際人とは呼べない時代です。

 カリタス女子中学高等学校が長年培ってきたグローバル教育は「語学ができるだけではない、自らの言葉で語るべきことがある国際人」の育成です。

「本校では40年以上前から、さまざまな教科で、学んだ知識をもとにして自分なりに考察し、文章などで表現する教育を実践してきました。たとえば高1の社会科で、1年間かけてボリュームのあるレポートを作成する取り組みは、30年以上続いています。また近年では、文章にするだけでなくプレゼンテーションも行うようになりました。理科の実験レポートも、提出だけでなく自らの言葉で発表します。これは発信力を養うトレーニングです。
 もちろん最初は人前で自分の考えを述べるのが不得手な生徒もいます。それでも授業や海外研修ごとに「探求し、発表する」を繰り返していると、苦手意識など乗り越えて、自分の考えを発信したくなります。しかも社会がグローバル化した今、『知識を得て、論理的に考えて表現する』ときの言語は、日本語とは限らないのです」
(入試委員長/引地一男先生)

多様な世界を理解する
複言語教育

 中学では英語とフランス語を必修で学ぶ「複言語教育」を創立当初から実施してきました。高校ではフランス語を第一外国語として選択することができます。フランス語を公用語とするカナダのケベック州の修道女会により設立された、同校ならではの取り組みです。

「日本でよく耳にする外国語は英語です。それは英語圏の国々の視点だけで世界を見ているとも言えます。たとえば移民問題ひとつでも、英語圏の国々とEU諸国では問題を捉える視点も解決策も違います。言語を学ぶということは、その国や地域の文化や価値観を理解することでもあります。違った視点を持つことは、これからさらに多様化する社会で生きていくために重要です」

 海外研修をはじめ、外国語発表会や留学生とのディスカッションなど「グローバル」をテーマにした行事のたびに、英仏両方の言語でプレゼンテーションをする機会があります。探求のテーマも移民問題から言語の探求までアカデミックです。「人に何かを伝える」たびに、生徒たちの言語力だけでなく、発信力も磨かれています。

「グローバルとはそもそも『地球規模の』といった意味です。言語は地球に生きるさまざまな国や人々を理解するためのチャンネルです」と引地先生。カリタスのグローバル教育は、複言語教育と発信力教育の両輪で成り立っています。

Action Report File001
世界のさまざまなことに興味を持ち
人に伝える発信力教育
情報収集、探求、プレゼンテーション

外国語発表会
中1〜高3対象

外国語発表会は、習得した複数の言語をアウトプットする場です。外国語発表会は、習得した複数の言語をアウトプットする場です。

 普段の外国語の授業の延長線上にある発表会。英語とフランス語を必修とする中学生は、両方の言語でプレゼンテーションを行います。テーマはアメリカとEU諸国の社会政策の違いから、日本の江戸時代の日仏の関わりまで多彩です。政治や文化を比較できるのは、2つの言語を学び、異なる視点を持てるからです。

グローバル・リレー講演会
中3、高1対象

 グローバルな舞台で活躍する女性たちに、人生やキャリアを語っていただく講演会。同校の卒業生にも、ロールモデルとなる先輩がたくさんいます。講演会の事前・事後のワークショップも行って、人生の先輩たちとディスカッションを行います。「今の自分」なりの将来を考える機会です。

グローバル・リレー講演会は事前と事後の学習を行い、学びを深めます。

グローバル・リレー講演会は事前と事後の学習を行い、学びを深めます。

Action Report File002
多様性に触れ、視野を広げる国際交流
複言語学習をアウトプット

Global Village for Students
中3対象

 日本に留学する大学生と交流するワークショップです。大学生は英語圏から来日している人は少なく、アジア、アフリカ、南米からの留学生が多いのが特徴です。それぞれ違う母国語を持つ留学生との交流は、世界にさまざまな文化や価値観があることを、SNSや教科書によってではなく、直接実感できるチャンスです。

日本に滞在する留学生との交流。ときにはポルトガル語やスペイン語のレッスンになることも。

Summer Life Changing Experience
中3〜高2対象

議論は「起業家精神」や「#MeToo運動」など、社会の「今」について考えさせられるテーマです。議論は「起業家精神」や「#MeToo運動」など、社会の「今」について考えさせられるテーマです。

 ハーバード大学の学生をメンターとして招くワークショップです。思考を論理的に組み立てる方法や、物事を肯定的に考える思考の道筋を学びます。

 英語を学ぶのではなく、英語を道具として使いこなすためのプログラムです。「ポジティブシンキング」と「クリティカルシンキング」のメソッドを使ってプレゼンテーション力を磨き、実践まで行います。

進学通信 2020年10月号
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