私立中高進学通信
進学通信特集号WEB版『Hello! School』
京華中学校
栄光の未来に向かって突き進む僕らは
輝く東京のヤングジェントルマン!

池本和樹先生
入学した生徒やその保護者から、総じて「面倒見が良い」と評価される男子伝統校の京華。手塩にかけて育てられた、ヤングジェントルマンたちの未来は輝き、大東京の華となる!
記者プロフィール
都内在住。小6の息子の中学受験に一役買いたいと日々、気になる男子校を訪問中のお父さん。伸び伸びとかつ凛々しく、成長する息子の姿を思い描いている。

こんにちは。入試広報部の池本です。今日は都営三田線の「白山駅」からいらっしゃいましたか?

はい、白山駅を降りてから京華通りを通ってまいりました。「大手町駅」からの乗り換えもスムーズで楽でした。

本校は、東京メトロ南北線の「本駒込駅」や千代田線の「千駄木駅」も最寄り駅です。また、「白山駅」からJR山手線の「巣鴨駅」にもすぐに行くことができますので、保護者の皆さんからも、「通いやすい」と好評です。
建学の精神


こちらが建学の精神です。『天下の英才を得て之を教育す』と読みます。教育の理想を求めた創立者の磯江 潤先生の言葉です。

あのう、どのような意味ですか? 英才というのは“天才”のことでしょうか…。

英才とは、生徒1人ひとりの個性のことです。誰もが持っている大切な個性と、学校としてきちんと向き合い、きめ細やかに見て、育て上げるという熱い教育の姿勢が込められています。

なるほど。先生方の生徒に対する熱い想いが伝わってきます。


こちらの階段を登ったところが昇降口です。コロナ禍の今は、まず手指消毒をしっかりしてもらってから、それぞれのHR教室に向かうよう指導しています。

登校時間は何時ですか?

8:10から朝学習を行なっています。基本的にそれより前に余裕を持って登校するよう指導しています。
盛んな部活動


今は夏季休暇期間に入っていますが、ご覧のとおり、部活動をするために多くの生徒が登校しています。

本当ですね。剣道部員たちの元気な掛け声が聞こえます。


こちらの廊下の壁一面では、部活動で結果を出した生徒の活躍ぶりを紹介しています。題して『京華ネバーダイロード』です!

なるほど。都大会に出場した陸上部の生徒の名前もありますね。

そうなんです。基本は部活動で活躍している生徒の名前を紹介しているのですが、例えば、フェンシングで全国大会に出場する生徒など、部活動にはない競技・ジャンルで活躍する生徒の名前も紹介しています。昨年度は、太極拳で世界大会に出場した生徒がいたり、男子のバトントワリングや自転車競技で好成績を上げた生徒のことも紹介しました。

先ほどの“英才”のお話のように、生徒1人ひとりの個性、頑張りに焦点を当てて、丁寧に紹介しているわけですね。

そうですね。ちなみに私が掲示担当責任者で、『ネバー・ダイ』は本校の校訓の1つでもあります。ネバー・ダイは、目標・目的に向かってやり抜く意志と行動力を示すと共に、自分自身と戦い、打ち克つ精神力を表わしています。
職員室(高校)


こちらは高校の職員室です。職員室というと“怒られるところ”というイメージを持っている人もいらっしゃると思いますが(笑)、私が思う職員室は、生徒と教員のコミュニケーションの場なんです。

そうだといいですね(笑)。なになに…、職員室の入室マナーも書いてありますね。「ネクタイ等服装を正す。」「カバンは肩からかけず、手に持つ。」か。

本校のもう1つの校訓が『ヤングジェントルマン』というもので、常に「紳士たれ」との姿勢を生徒に求めています。なので、制服の着こなしや頭髪検査も、学期に1回程度行っています。

ヤングジェントルマン、実に良いと思います!

だからといって学校生活は窮屈なものではなく、本校の生徒は本当に気さくで、何でも協力してくれます。そこは本当に自慢でもあります。
オープンスペース


校舎にはこのようなオープンスペースもあります。

ここで勉強するとか。

うーん、どちらかというと、友だち同士でわいわいする憩いの場ですね。中学生は特にここで楽しそうに談笑しています。
HR教室


それではちょっと、HR教室に入ってみましょうか。

美術部の生徒さんたちかな?

そうですね。意外にも戦艦のプラモデルを作っている生徒もいますが(笑)。


これは電子黒板ですね。

はい、そうです。デジタルネイティブの生徒たちは、何の違和感もなく、タブレット端末を使いこなし、電子黒板と連動させたプレゼンも得意です。


各教室の廊下には、ご覧のような各自専用のロッカーも備え付けています。

男の子って、どんなものをロッカーに入れているのですか?

そうですね、置いていってもいいテキスト、参考書、辞書などが入っていると思います。それと、上履きですね。

上履き?

実は本校には、昇降口に下駄箱がありません。学校に履いてきた靴は、このロッカーの前で上履きに履き替えるんです。なので、ロッカーの中は2層式になっています。
職員室(中学)


次は、中学の職員室にご案内します。彼は教え子でもある向井先生です。

こんにちは。数学科の向井勇人です。教員になって3年目です。

こんにちは。向井先生にとって母校である京華の魅力は何ですか?

なんといっても団結力ですね。学校行事で見せる男同士の団結力は多分、他の男子校を圧倒するものがあると思います。いいですよ、男子校!

向井先生もそうですが、卒業生の中には、本校の教師になる者がけっこういます。みんな母校が好きなんですね。嬉しいことです。
グラウンド


6階建て校舎の最上階から見下ろしたグラウンドです。

左前方に見える工事現場は何です?

京華学園は2022年11月に、創立125周年を迎えます。今ご覧いただいている工事現場は、その周年記念事業の一環として建設中の体育館のものです。

新しい体育館ですか。それは楽しみですね。
体育館


こちらが校舎最上階にある現在の体育館です。ちょうど中学のバスケットボール部が練習しています。

外は暑いですが、中は快適ですね。

冷暖房完備で熱中症対策も万全です。珍しいのはステージがないことです。

ステージがない…、あっ、なるほど。どこまでも床がフラットなんですね。

運動スペースがその分、広く取れるところがメリットです。入学式や卒業式など、式典の際は仮設のステージを用意して行っています。


体育館だけでなく、校舎の中にはこのように、ちょっとした運動スペースもあります。

お昼休みに気軽に集まって、バスケとか?

そのとおりです。特にここは中学生たちに人気で、晴れた日にはとても賑やかです。
京華の制服


2016年度より新調した制服です。ブランドはJ.PRESSです。夏服にはオプションで、紺色のポロシャツも用意しています。

まさに「ヤングジェントルマン」といった着こなしですね。かっこいいです。


校名入りのリュックも人気があります。

地下鉄(都営三田線)の中でよく見かけています。うん、かっこいいです。
大東京の華になれ!


こちらが京華学園の創立者、磯江 潤先生です。

そうなんですね。ところで、「京華」という校名の由来はどこから来ているのですか?

名付け親は明治維新で活躍した品川弥二郎です。磯江先生とも交流があった方で、折々に相談相手になってもらっていたようです。京華には、「文明の中心、東の京にあって華やかに輝く学校」という意味があり、まさに“大東京の華になれ”との心意気で、栄光の歴史を重ねているのです。


校章も素敵ですね。モチーフは梅の花でしょうか?

そうです。梅花の校章は、磯江先生ご自身が選定されました。梅は早春を告げる花であり、どんなに厳しい寒さの中でも、意気揚々と先頭に立って進む、勇気ある若者たちの象徴でもあります。

素敵な歴史に彩られた、誇り高き男子伝統校の心意気を感じることができました。今日はどうもありがとうございました。
京華中学校
〒112-8612 東京都文京区白山5-6-6
TEL:03-3946-4451
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