私立中高進学通信
進学通信特集号WEB版『Hello! School』
獨協埼玉中学校
自ら考え、判断することのできる若者が育つ
広大にして緻密な学びのフィールド
今井祐毅先生
東武スカイツリーライン「せんげん台」駅西口よりスクールバスで約5分。のどかな風景の中に広がる広大な敷地は、『自ら考え、判断することのできる若者の育成』掲げる獨協埼玉の学び舎です。
記者プロフィール
埼玉県在住。高校受験を気にせず、明るく伸び伸びと中高時代を送ってほしいと願っている小6の女の子のママ。今日も元気に自ら学校見学を続ける日々。
入試対策部の今井と申します。
今井先生、こんにちは。敷地面積がかなり広そうな学校ですね。
面積は約8万㎡あります。学校の周りに田畑が広がるのどかな環境も自慢です。
実習田
校舎に入る前にご覧いただきたいのが田んぼです。「実習田」といいまして、中1が総合学習の中で稲作体験を行っています。
稲作体験ですか…、いいかも♡
近隣の農家の方々の指導のもとで、田植えから稲刈りまで実践しています。私は社会の教員なのですが、収穫は鉄鎌を使って「根刈り」を行うため、歴史の授業で水稲耕作について授業する時に、実習田での生徒の経験がいかされています。
ほーっ、米作りを通してさまざまな知識も得られそうですね。
校舎へ
ここから校舎に向かいます。右手の木々がこんもりと茂った場所には、サイエンス部の生徒たちの手によるビオトープがあります。
稲作やビオトープなど、身近に自然と触れ合うことができる環境があるのですね。
そうですね。コナラ、トチ、クヌギなどの大木に覆われたビオトープでは、流れる水を利用して様々な生物を観察することができます。
こちらが昇降口です。どうぞお入りください。
先生が身近な存在
職員室前のこちらのスペースは?
ちょっとした面談スペースです。テスト前にはここで即席の勉強会も開催されます。
先生と生徒との距離感も近そうですね。
本校の先生方は熱心な先生ばかりです。生徒との綿密な面談の中で、生徒理解を深めるようにしています。
HR教室
ちょっと中1の教室をのぞいてみましょうか。
英語の授業ですね。まだ幼さの残る生徒さんたちですが、これからどんどん大きくなるのでしょうね。
一クラスは平均40人弱です。全HR教室にプロジェクター完備で、生徒同士の発言が飛び交うアクティブな授業も日常的に行われています。
多目的ルーム
多目的ルームです。現在は主に高校生を中心に、自習室として利用してもらっています。Wi-Fi環境も完備しているので、オンラインでの講義動画も視聴できます。
今はお昼休みですが、既に勉強に集中している生徒さんの姿もありますね。
本校の学習のコンセプトは『自ら考え、判断することのできる若者の育成』というものです。空き時間を自己管理しながら、自ら主体的に学習に向かう姿勢を奨励しています。
第二体育館
こちらが第二体育館です。天井が高いので、バスケットボール部やバレーボール部がここで練習に励んでいます。
自然光がたくさん入る明るい体育館ですね。
後ほどご紹介しますが、第一体育館もあります。部活動によっては中高合同で練習することもあり、中学生は高校生に刺激を受けながら活動をしています。
「よりみち図書館」
次は図書館にご案内します。蔵書数約6万冊の本校のシンボルでもあります。
「よりみち図書館」と書かれていますね。なんだかおもしろそう。
うわーっ、ポップな飾り付けがおしゃれですね!
「よりみち図書館」にようこそ。少しでも本と親しくなることができるよう、四角ではなく丸を意識したデコレーションをしています。
中学生に読んでもらいたい本は、なるべく真ん中に置くように本棚を組み替えたりしています。
なるほど。判型が大きめな本も下ではなく、手に取りやすい位置にあるわけですね。
最近は図書館で授業をする先生も増えてきました。
図書館は知の宝庫ですからね。
こちらは映画のチラシでしょうか。
はい、そうです。いつも新鮮な感覚で本と出合えるように工夫しています。貼りっぱなしだと“ただの風景”になってしまいますが、映画の原作本をそっと置いたりすることで、生きた図書館になると思っています。
司書の先生方の情熱がすばらしいですね。
で、「また来てね!」ですか(笑)。確かに“よりみち”ができる図書館であることがよくわかりました。
廊下も自習スペース
先生、ここは廊下ですよね?
はい。中庭に面した廊下ですが、こちらも自習スペースとして活用してもらっています。本校にはこのような学習空間が、教室以外にもたくさんあります。
コンピュータ教室
コンピュータ教室です。ちょうど中1の情報の授業が行われています。
(近くにいる女子に向かって)今、何を作っているのですか?
自由課題で、パワーポイントを使った物語を作成しています。
パワポで物語の創作か…。おもしろい取り組みですね。うちの娘の作品も見てみたくなりました。
『言葉を伝える書』
こちらは現在の高3が高2の3学期に取り組んだ『言葉を伝える書』での作品です。
生徒一人ひとりの感性の鋭さが文字に表れているように思います。とても素敵です。
本校は廊下が広いので、こういった作品のギャラリーとしても活用できるのです。
確かに、広いですね!
食堂
こちらは食堂です。コロナ禍の今は、飲食は教室に限定しています。空いている時間は、勉強する場所として食堂を利用することを許可しています。
皆さん、本当に空き時間をむだにしない姿勢がすばらしいですね。がんばれー!
第一体育館
第一体育館です。
先ほどの第二体育館と比べると、天井が低いですね。
そうですね。バドミントン部はこちらがメインで、ステージの上では演劇部なども活動しています。
中学実験室
中学理科実験室です。このほか、生物や化学専用の実験室もあります。
グラウンド
ここからはちょっと外に出てみましょう。グラウンドです。300mの陸上トラック、サッカー・ラグビー場、野球場、7面のテニスコート、9コースの25mプールなど、屋外施設が充実しています。
関係ないですけど、このローラーって、私にとって青春のイメージそのものなんです。あの彼は今、どうしているのでしょうか?
彼……、そうですか(笑)。
格技場
格技場もあります。本校の部活動に強豪というイメージはなかなかわかないかもしれませんが、文武両道の徹底によって、たくましく生きる一人ひとりを応援しています。
自習室
最後にご覧いただく施設は自習室です。多目的ルームとはまた雰囲気を変えて、自学自習に取り組むことができます。
『自ら考え、判断することのできる若者の育成』を目標に、学習環境を整えている学校の姿勢がよくわかりました。
以上で学校案内は終了です。いかがでしたか?
広大な敷地の中に、それぞれの生徒さんたちの居場所がしっかりあることが理解できました。今度は娘を連れてまいりたいと思います。本日はどうもありがとうございました。
獨協埼玉中学校
〒343-0037 埼玉県越谷市恩間新田寺前316
TEL:048-977-5441
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