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私立中高進学通信

進学通信特集号WEB版『Hello! School』

藤村女子中学校

藤村生なら知っている“あるある”も豊富な
おしゃれな街のどこか庶民的な女子伝統校

櫻庭洋子先生

櫻庭洋子先生

都心からアクセスも良い吉祥寺駅から徒歩約10分。勉強と部活動の両立を楽しむアクティブな女子たちが集う藤村女子。都内屈指の人気の街に溶け込んだ、親しみやすい伝統校です。

記者プロフィール

東京都在住。スポーツが大好きな小5の一人娘に、ピッタリな女子校はないかと学校見学を続けるママ。今日は大好きな街「吉祥寺」にやってきました。

先生

桜が満開の時期に、ようこそおいでくださいました。入試広報の櫻庭です!

記者

先生のお名前にも「サクラ」が入っていますね。素敵です!

先生

ありがとうございます! 今日は私が藤村をご案内します。

設立は昭和7年

記者

こちらの胸像はどなたのものですか?

先生

左側が、創立者の藤村トヨ先生。右側が、第2代校長の伊澤エイ先生です。建学の精神『知・徳・体』に基づく人間教育は、今も変わることなく藤村の基盤になっています。

制服

先生

制服をご紹介します。中学はピンク、高校は水色が基調色です。

記者

高校生はネクタイを選ぶこともできるのですね。

先生

そうです。中高共にオプションとして、スラックスを選ぶこともできます。寒い季節は6割くらいの生徒がスラックスを着用しています。

記者

動きやすいスラックスは、アクティブな生徒さんたちに似合うでしょうね。

先生

そうですね。部活動で朝練があると、体を温めるまでに時間がかかるので、スラックスの下にタイツを履いて登校する生徒も多くいます。

先生

中学生のジャケットはちょっと変わっていて、後身頃がセーラー服タイプになっています。

記者

なんてかわいいのでしょう! 両サイドの校章もポイントですね。

先生

そうなんです。吉祥寺の商店街の皆さんにもおなじみの制服で、いつも温かい目で藤村生を見守っていただいています。

多彩な進路

先生

今春卒業した生徒たちの進学先です。本校は伝統的にしっかりとした目標をもって進学するので、毎年進路が多彩なのです。

記者

進学指導のサポートが充実しているのですね。

先生

そうですね。後ほど、学習センターや進路指導室にもご案内します。

明るく元気な中学生

先生

ここから中学生棟に入っていきます。校舎は5階建てで、3階が中1、4階が中2、5階が中3のフロアです。

記者

これは藤の花ですね。

先生

そうです。私は今、中1の担任をしています。入学した生徒たち全員に、まず不安なことを書いてもらい、解消したら藤のお花を飾りましょうと指導しました。その結果がこちらです。

記者

不安が解消されて、見事な藤棚になったというわけですね。

先生

はい! 勉強についていけるか、お友だちができるか、先輩たちとうまくコミュニケーションできるかと、誰もが心配になる不安に寄り添いながら、共に成長していきたいと思っています。

HR教室

先生

前年度から、中学生の教室にある机と椅子をご覧のようにリニューアルしました。机のサイズが大きくなったことにより、最近主流のA4サイズの教科書を載せても、落とすことが大幅に減りました。

記者

なるほど。ポップな明るい色使いも良いですね。

先生

スカートの中が見えないよう、前部にカバーがある机を選びました。だからといって、姿勢をちゃんとしないと注意しますが(笑)。

学習センター

先生

先ほどの進路実績と関係がある、自学スペースが豊富な学習センターに入っていきましょう。

記者

これはタイムカード?…、ですよね。

先生

そのとおりです。入室したらタイムカードを押し、退出する際もタイムカードに時刻が刻印されます。

記者

きちんと学習時間が把握できるのですね。

先生

そうです。「今日はこれだけやった」と可視化できるので、自信につなげてもらっています。

記者

奥にどなたかいらっしゃいますね。

先生

チューターの方ですね。学習センターには、現役の大学院生と大学生のチューター、それと本校教員を含めた2名以上のスタッフが常駐しています。

記者

自学自習でわからないことがあれば、いつでもアドバイスがもらえるわけですね。

先生

生徒1人ずつのBOXもあります。中にはこのような個人のファイルが入っており、「私は今日こんな勉強をしました」という学習内容の記録をすることで、振り返りや今後の学習計画に役立てています。

先生

さらに奥に進めば、個別の学習ブースや、高3の生徒が優先的に使える広い学習スペースも用意しています。

記者

学ぶための自分の居場所がたくさんあるのですね。

第一体育館

先生

体育館です。藤村には全部で3つの体育館があり、この第一体育館が一番大きなものです。入学式や卒業式もここで行います。

記者

何やら大きな声が聞こえてきました。

先生

バスケットボール部が練習前に気合を入れているところですね。藤村では中高一緒に部活動に励むのが基本で、中学生の部活加入率はほぼ100%です。なので、放課後の部活動の時間まで含めて学校生活というのが、平均的な藤村スタイルです。

吉祥寺の桜

先生

ちょっと寄り道をしましょうか。窓の向こうに見事な桜を鑑賞できますよ。

記者

おお、これはこれは、素敵なサクラビューですね。

先生

ここは旧タイプの高2の教室ですが、これから藤村に入る皆さんの学校生活は、新しくなった設備・備品でお迎えすることになります。1人1台のiPadをフル活用した、ICTによる学びも本格的に始まります。

テニスコート

先生

吉祥寺の住宅地の中にあるテニスコートです。

記者

吉祥寺でテニスって、なんか素敵♡。

先生

吉祥寺がお好きなんですか?

記者

実は、はい(笑)。

保育園

先生

続いて保育園です。

記者

保育園?

先生

一般的な保育園に、企業内保育所という活用の仕方を加えて運営しています。子育て中の先生が子どもさんと一緒に登園し、勤務後はまた一緒に帰宅する姿があります。

記者

子どもたちのキャリア形成にも影響を与えそうですね。

先生

そうですね。「先生の子なの?」といって、近寄って子どもさんとじゃれ合う生徒がたくさんいます。部活動がオフの時には、保育士を夢見る生徒がここでお手伝いをすることもあります。さあ、次に行きましょう。

記者

先生、ここって道路ですが…。

先生

はい。創立以来ずっと吉祥寺で歴史を重ねて来た藤村の場合、“道路も廊下”なんです(笑)。

先生

ちなみに、学校のお隣は昔ながらの銭湯(弁天湯)で、校内で部活動の合宿をする際には、みんなでここのお風呂を利用することもあります。

記者

廊下のような道路といい、日常使いのお風呂屋さんといい、吉祥寺の街にすっかり溶け込んでいることがよくわかりました。こんな学校、絶対に他にないと思います(笑)。

藤村あるある

先生

保健体育の授業でも使用するスイミングスクールもありますよ。25mの温水プールで、一般の方も利用します。

記者

なるほど。

記者

あ、コンビニも。

先生

今日はたまたまお休みですけど、いつもは軽食や文房具を販売しています。

先生

で、コンビニの出口には電子レンジもあると(笑)。

記者

温めて食べたいものはありますからね。

先生

つい最近、昇降口の下駄箱が一新されました。

記者

明るい黄色ですね。

先生

校長先生が、「黄色は心が明るくなる色」と決めてくださいました。もともと明るい生徒たちがもっと明るくなって、本当に賑やかです(笑)。

記者

これは何ですか?

先生

制服リユースといいまして、この春に卒業していった生徒たちの制服です。

記者

お下がりってことですか?

先生

そのとおりです。成長期なので、入学に合わせて購入した制服が、どうしても窮屈になってしまうんですね。それで、100円とか200円程度で、希望するご家庭の皆様にお譲りしています。姉妹で通うご家庭にも大変喜ばれています。

記者

藤村さんって、学校訪問してみないとわからない“あるある”が、たくさんあることがよくわかりました。

輝く戦績

記者

こちらは生徒さんたちの戦績ですね。オリンピックをはじめとする世界の舞台で、活躍する選手を多く輩出していることを知っています。

先生

ありがとうございます。ただそうはいっても、初心者も一緒に頑張るのが藤村なんです。そんな1人ひとりを応援するためにも、毎年、パラリンピアンやオリンピアンにご来校いただき、とっておきのお話をしていただく機会も設けています。

校歌

先生

ここから高3がいる校舎に入っていきます。

記者

校歌ですね。作曲者の山本直純先生といえば、昭和の時代、コマーシャルソングでも大変有名な方でした。

先生

そうなんですね。作詞者の茨木のり子先生も、大変に有名な詩人、エッセイストです。

進路指導室

先生

進路指導室です。新学期に入ったばかりの今は、ちょうど資料の入れ替え時期でガランとしていますが、いつもはPCで大学のことを調べたりする高3たちが大勢います。

記者

高3だけ専用の校舎で学ぶ1年間は、受験に集中できるメリットがありそうですね。

第三体育館

先生

地下にある第三体育館です。冷暖房完備なので、夏の学校説明会もここで行います。

七重の輪

先生

こちらの写真は、伝統行事の『演技発表会』(9月)での「七重の輪」です。中1から高3までが一堂に集い、華麗なパフォーマンスを披露します。

記者

全校生徒が1つになるなんて素敵ですね。

先生

そうですね。輪の中心にいるのは高3で、その周りを高2以下の後輩たちが囲み、全学年の団結を表現します。

ダチョウの抗体?

記者

教室の中に、何やら見慣れないものがありますが。

先生

あ、これはですね、ダチョウの抗体を出すコロナ対策機器なんです。10分に1回、ダチョウの抗体が「プシュッ!」と噴霧されます。

記者

え?

先生

ダチョウが作り出す抗体は、ウイルスやバクテリアなどの病原体を、不活性化する能力が高いそうなんです。PTA組織『藤村会』のご援助により、全教室に2台ずつ設置されました。

第二体育館

先生

こちらが第二体育館です。突然ですが、記者さんは「南ちゃん」をご存じですか?

記者

南ちゃんって、ひょっとしてアニメ『タッチ』の朝倉南ちゃん?

先生

そうです。実は新体操部の南ちゃんがいつも練習している体育館は、藤村の体育館がモデルになっているそうなんです。

記者

タッチ♪ タッチ♪ ここにタッチ♬ですね(笑)。また一つ、藤村あるあるが加わりました。

クッキング部

先生

こちらは食物実習室です。私が顧問を務めるクッキング部もここで活動しています。ちなみに、私は家庭科教員で、高2になったら家庭料理技能検定試験に挑戦してもらっています。

記者

そうだったんですね。先ほど先生から名刺をいただいたのですが、「アスリートフードマイスター」と書かれていたのですが。

先生

はい、藤村に来てから資格を取りました。運動部の生徒の中でも、例えば体操系の生徒の場合、体型を気にするあまり、間違った食事をしてしまうきらいがあるからです。アスリートフードマイスターとして、生徒たちに食事面の大切さを教えるようにしています。

記者

先生は藤村生の強力なサポーターの一人でもあるのですね。

先生

ありがとうございます。

カフェテリア

先生

ここはカフェテリアです。職員室の隣にあるので、生徒たちの質問の場にもなっています。

記者

食堂ではないのですね。

先生

はい。藤村には食堂がなく、教室で皆と昼食を摂りながら親睦を深めています。カフェテリアは食事以外のおしゃべりの場であり、文化祭では合唱部などのコンサート会場にもなります。

図書室

先生

蔵書数約3万冊の図書室です。学習スペースもあるので、学習センターに登録してない生徒たちが、こちらを使うという感じです。

記者

『藤村100選』というコーナーがあるんですね。

先生

各教師が生徒に読んでもらいたい本を推奨しています。私はこれ、『女子部活食』です。

記者

ですよね、絶対(笑)。

包んでお別れ?

先生

ご案内は以上です。何かご質問はありますでしょうか?

記者

『藤村オリジナルふろしき』ってなんですか?

先生

藤村では昔、保健体育の際、着替えたものをたたんで風呂敷に包み、椅子の上に置く素敵な習慣があったそうなんです。それをもう1回やろうということになり、どうせなら生徒が描いたデザインでオリジナルふろしきを作成するところから始めました。今は新入生に、着替えはふろしきに包んで椅子の上に置くよう指導しています。

記者

藤村は“包む”のですね。最後まで良いお話を伺って楽しかったです。今度は娘を連れてまいります。

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