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私立中高進学通信

進学通信特集号WEB版『Hello! School』

和洋九段女子中学校

活動的な乙女たちが過ごす学び舎には
世界標準で新しいSDGsの学びも満載!

小林華果さん(左)&二本木美香さん(右)

小林華果さん(左)&二本木美香さん(右)

北の丸公園に靖国神社。都内屈指の桜の名所もほど近い「This is TOKYO!」にある和洋九段女子。「女子校っていいですよ」としみじみ語る、生徒会のお2人が案内してくれました。

記者プロフィール

千葉県在住。小学6年生の長女の中学受験を検討中のママ。自身も“花の女子校”出身で、「その良さは入ってからしかわからない」がモットー。その目、肥えてます。

小林さん

こんにちは。和洋九段女子にようこそいらっしゃいました。

二本木さん

今日は私たちの学校のお気に入りの場所をご案内します。

記者

どうもありがとうございます。お2人は何年生ですか?

小林さん

高校1年生です。私も二本木さんも、グローバルコースで学んでいます。

二本木さん

2人とも生徒会で、英語部でも一緒です。

記者

仲が良いんですね。今日はどうぞよろしくお願いします。

講堂

小林さん

まずは講堂からです。学校説明会で一度は入ったことがある人が多いと思います。始業式や終業式のほか、生徒総会や文化祭でも使われています。

記者

2階席まであって、とても立派ですね。音響も良さそう。座席の色もとてもかわいいです。

二本木さん

最近はソーシャルディスタンスを保つため、一度あたりの収容人数を減らしています。つい先日はここで高3の送別会を開催しました。在校生の出演団体もなるべく絞りましたが、どの団体も感謝を込めたすばらしいパフォーマンスを披露しました。

温水プール

小林さん

1年を通して使える温水プールです。水泳部が水球も行うので、水深は1.6mと深くなっています。体育の授業で使うときは、水深を浅くするための台を入れて対応しています。

記者

それなら安心ですね。

二本木さん

水泳の授業が始まる前の夏休みには、泳ぐのが苦手な人を対象にした講習会もあります。

小林さん

2019年の文化祭では、水泳部がアーティスティックスイミングを披露してくれました。受験生の皆さんが感動して観ていたことを覚えています。

テニスコート

二本木さん

こちらはテニスコートです。新入生は毎年、入学式が終わるとこのコートに全員集合して、校舎の屋上から俯瞰した形で記念写真を撮ります。

記者

まさに仲間たちとのスタート地点ですね。「仲良く頑張ろう!」という感じでしょうか。ところで、二本木さんの後ろに見える緑は、どこの木々ですか?

二本木さん

フィリピン大使館公邸です。私たちの学校には、近隣の大使館と連携したSDGs関連の授業もあるんですよ。後ほど改めてご案内します。

体育館

小林さん

体育館に入っていきましょう。ちょうど中学のバドミントン部が練習しています。

記者

クラブ活動の加入率はどれくらいありますか?

小林さん

9割以上あると思います。1人で2つの団体に所属できることになっています。

記者

そうなんですか。アクティブな女子校ですね。

二本木さん

こちらの体育館は大きめで、もう1つ小さめの体育館もあります。

和室

二本木さん

がらりと雰囲気を変えて、和室にご案内します。

記者

広いですね。しかも、美しい!

小林さん

ですね。私たちもめったに入ることがない場所なので、今日はドキドキしています(笑)。

二本木さん

「礼法」の授業で利用できます。

小林さん

あと、中学の『百人一首大会』(1月)でもこの和室を使いました。

二本木さん

普段は、茶道部のほか、筝曲部、華道部などの生徒がここを使っています。

ホワイトボード

小林さん

次は、中学職員室前のホワイトボードです。

記者

ひょっとして、小林さんの一番のお気に入りの場所だったりしますか?

小林さん

当たりです。質問があって先生に声を掛けると、すぐにこの場所で補講が始まります。特に定期テストの前は賑やかで、いつの間にか授業になっていたりします。

二本木さん

そうそう、他の先生に用事があってきた人も、「なになに…」ってそこに加わるんですよね。

小林さん

高校生になった今はあまり来ることはなくなりましたが、とても懐かしい場所の一つです。

“手形”のクリスマスツリー

二本木さん

実はおもしろいものがあるんです。ジャーン! 手形のクリスマスツリーです。

記者

手形? あ、ホントだ。もみの木じゃなくて“手形の木”になってます(笑)。

小林さん

実はネイティブの先生が発案したもので、クリスマスの時期の伝統になっています。日本人も含めた先生方が、自分の手形通りに切り抜いた色紙を、葉っぱに見立てて飾ってくれるのです。気になる先生の手形を探すのも楽しいです。

記者

なるほど。1つひとつに先生方のお名前が書いてありますね。

ここも勉強スペース

小林さん

私たちの学校は廊下が広く、使い方が自由な学習スペースがたくさんあります。ここもその一つで、私は英検の前に、ネイティブの先生に面談してもらいました。

記者

教室以外に学べる場所が、いたるところにあっておもしろいですね。ところで、あの絵は『ヴィーナスの誕生』だと思うのだけれど…。

二本木さん

実はこの作品、約10年前に卒業された、美術部の先輩方6人の合作なんです。

記者

合作? 確かに、1つの絵画を6つに分割して、別々に描いたものをつなぎ合わせています。

小林さん

ほかにも校舎の中には、現役の生徒や卒業生の絵画や写真を数多く掲示しています。学校見学の際は、そんな作品を探してみるのもおもしろいと思います。

記者

そうですね。今度は娘を連れて来てみようと思い始めているところです。

スタディステーション

小林さん

私たちの放課後の居場所の一つがここです。スタディステーションです。通称「スタステ」です。

記者

「スタステ」は個別の学習スペースなんですね。

二本木さん

はい、そうです。事前に申請すれば、たっぷり20:00まで利用できます。

小林さん

その日の課題にスタステで取り組んでから、帰宅する生徒も多いです。九段下駅まで約3分、人通りが多い飯田橋駅まで約8分と近いので、ちょっと帰りが遅くなっても安心なのです。

フューチャールーム

二本木さん

今度は変わったタイプの教室をご案内します。フューチャールームです。

記者

天井の造りや照明もかっこいいですね。

二本木さん

ICTを活用した授業を行うための教室で、2.4m×6mの大きなスクリーンや、3Dプリンターなども揃っています。机も大型で組み合わせも自由なので、グループ学習にも適しています。

記者

ICTの授業は、何か特定の教科に関わりなく、行われているということですか?

小林さん

そうです。私は最近、日本史と世界史の授業でここを使いました。壁4面がホワイトボード仕様になっているので、360度をフル活用した映像で、私たちを楽しませてくれる先生もいらっしゃいます。

記者

授業もどんどん進化しているのですね。

二本木さん

2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響に配慮して、体育祭の花形である高3の『扇の舞』を、私たちはフューチャールームの大画面で鑑賞しました。思い出に残る保健体育の授業でした。

CIESFの自販機

小林さん

こちらの自動販売機をご覧ください。これは、公益財団法人「CIESF」(シーセフ)と、キリンホールディングスさんとのコラボで導入が実現した特別な自販機です。

記者

どんなメリットがあるのですか?

小林さん

この自販機で飲み物を買うと、その売上の一部がCIESFを通じて、カンボジアをはじめとした発展途上国での教育支援に役立てられます。私も中2のとき、SDGsの学びの一環でCIESFに行き、この自販機の存在を知り、導入プロジェクトに参加しました。

記者

小林さんたちの活動を通して、先生方の許可が下りたわけですね。

小林さん

はい。今までペットボトルの自販機が校内になかったこともあり、導入以降の売上も良いようです。私たちの学校生活の一部が、発展途上国の子どもたちの役に立つことはとても嬉しいです。

カフェテリア

二本木さん

続いて、カフェテリアにご案内します。

小林さん

カフェテリア自体が2階建て構造になっています。今はお弁当を持ってくることが多いですが、どうしても食べたいメニューがあるときは、お友だちを誘ってここに来ます。

記者

お2人のお気に入りのメニューは何ですか?

二本木さん

七夕とかハロウィンとか、季節ごとのイベントメニューが楽しいです。

小林さん

私はトマトラーメンですね。最近あるのかな? 月末には「世界の料理」というイベントがあって、今月は韓国、来月は中国といったお楽しみもあります。

二本木さん

中学生も利用できるカフェテリアなので、お母さんが寝坊しても、お弁当の心配をすることもありません(笑)。

記者

それは助かる!(笑)。

購買

小林さん

こちらは購買です。パンはここで買えます。登校してからあわてて靴下を買う人もいます(笑)。

二本木さん

あるある(笑)。文房具の購入も体操着の注文もできるので、けっこうみんなヘビーユーザーですね。

SDGsの学び

記者

渡り廊下に貼ってあるこの紙は何でしょうか? 何かの発表でしょうか。

小林さん

こちらがSDGsの学びで取り組んだプレゼン資料です。10を超える近隣の各国大使館や、30を超える企業との連携で取り組んでいます。また、NPO法人や大学の研究室に行くこともあります。ちなみに、貼ってあるカラフルなシールの数は、企業の方々からいただいたコメントです。

記者

なるほど。何年生から取り組むのですか?

二本木さん

中1から取り組みます。中2になると自分たちで企業訪問のアポ取りをします。私は中2のとき、日本のダイキンさんを訪問し、その縁で中3の研修旅行でシンガポールのダイキンさんを訪問しました。

小林さん

中2で日本の企業を訪問し、中3の研修旅行でシンガポールに行くので、現地支社を訪れ学んでいます。ちなみに、私はシンガポールのキリンホールディングスさんに行きました。

記者

先ほどの自販機との関連がわかりました。各国の大使館がご近所にあるというのも強みですね。

小林さん

SDGsの学びを通して、学校の外に出かけていく機会もたくさんあります。ちなみに、中3のときに私たちが開発した「SDGsすごろく」が、『SDGs探究AWARDS2019 中高生部門』で、優秀賞をいただきました。

記者

すごいですね! 拍手!!

特別なウエディングドレス

小林さん

どうしても見せたいものがあります。ウエディングドレスです!

記者

言わせてください。「なんということでしょう!」。

二本木さん

家庭部の高3が毎年、卒業制作したウエディングドレスが、この場所に飾られるのです。例年は白が多いので、今年はとても斬新な色使いですね。

ダンス室

二本木さん

最後にご覧いただくのがダンス室です。

記者

お2人とも、ダンスは?

小林さん&二本木さん

大好きです!

小林さん

高2までは創作ダンス、高3は伝統の『扇の舞』を披露するのが、私たちの学校の体育祭です。

二本木さん

以上でご案内を終了いたします。いかがでしたか?

記者

とても楽しかったです。今度はぜひ娘と一緒に参ります。今日はどうもありがとうございました。

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