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私立中高進学通信

進学通信特集号WEB版『Hello! School』

八千代松陰中学校

施設・設備以外に授業もおもしろい
見どころ満載の八千代松陰へGO!

中田 隆先生

入口

中田 隆先生

 スクールカラーは「さわやか はつらつ ひたむき」。広大なキャンパスに広がる施設・設備の一つひとつに、生徒の持ち味を最大限に生かすことに的を絞った工夫が詰まっていました。

記者プロフィール

千葉県在住。小学5年生の一人息子を、中高一貫校で伸び伸びと学ばせたいと思案中。サッカーと勉強の両立でたくましく育ってほしいと願っている。

先生

ようこそ八千代松陰にお越しくださいました。

記者

今日はよろしくお願いします。それにしても、広大なキャンパスですね。

先生

東京ドーム3つ分、15万㎡超の広さがあります。ちなみに、千葉県最大規模、教育施設としては日本最大級の太陽光発電システムを導入しており、キャンパス内の照明や空調などに使用されています。

カフェテリア
カフェテリア

先生

まずはカフェテリアからご案内します。

記者

三方の大きな窓から、優しい自然光が差し込んでいますね。

先生

中高共有で座席数500の大型仕様になっています…、といっても、コロナ禍の今はお弁当のみの販売となっていますが。

記者

そうですか、でもそれは仕方がないことですね。でもなんか、おいしそうです。

先生

育ち盛りの生徒のために、栄養バランスを第一に考えてもらっています。

購買
購買

記者

あれ⁉ 学校の中にイオンがあります。

先生

購買です。生徒が日常的に利用しています。文房具から制服まで、松陰生の必需品が揃っています。もちろんWAONカードも使えます。

記者

ちゃんとポイントも貯まるのですね(笑)。「パン」という文字もありますが…。

先生

通常はここでパンの予約販売をしているからです。今は新型コロナウイルスの感染防止対策の一環として、希望のパンを選んでからカウンターに持ってくるシステムに変更しました。

「本日高校は模試」
「本日高校は模試」

記者

「本日高校は模試」って、何ですか?

先生

これより先が中学校舎なのですが、今日は高校生が模試に取り組んでいるので、中学生は静かにしなさいとのメッセージです。

記者

「教室をのぞきこんだりしないこと」って、注意書きがいいですね(笑)。

先生

そこは素直な生徒たちばかりなので、ちゃんと守ってくれています。ところで、本校にはこのような渡り廊下が2カ所あり、それぞれ「イースト・コムモール」「ウエスト・コムモール」と呼んでいます。総ガラス張りの渡り廊下として、本校の人気スポットにもなっています。

ALTの授業を見学
ALTの授業を見学

先生

ここで中3のALTの授業をご覧いただきたいと思います。

記者

あのう、ALTって…何ですか?

先生

Assistant Language Teacherの略で、外国語を母国語とする外国語指導助手のことです。本校では中1より、日本人教員とALTのティームティーチングによる英会話の授業を取り入れています。

記者

歌を歌って賑やかですね。さすがに中3ともなると堂々としています。

先生

そうですね。いわゆる机についている授業ではなく、コミュニケーション重視の授業なので、しゃべれるようになるのが楽しいと生徒たちはいっています。

記者

皆さんの表情からも、楽しい授業であることがよくわかります。

先生

本校では中1から5教科(英語・国語・数学・理科・社会)すべてに、「レッスンルーム(LR)」と呼ぶ習熟度別クラス制授業を採用しています。特に英語は他教科よりも早くLRによるクラスを編成し、生徒一人ひとりのモチベーションアップにつなげています。

注目スポット
注目スポット

先生

ここからは校舎内の注目スポットをご案内していきます。まずは天井をご覧ください。

記者

明るい日差しが注ぎ込む吹き抜けの天井ですね。

先生

天井全体がガラス張りになっています。四方を中学生の教室がぐるりと囲むようなレイアウトになっていて、上の階と下の階で、生徒同士が声を掛け合う光景も見ることができます。

先生

こちらが中学生専用の昇降口です。整理整頓は基本中の基本で、今日みたいな雨模様の日は、傘もご覧のとおりきちんと並べてあります。

記者

昇降口の目の前にあるのが、中学の職員室ですね。壁に掲げてある文字はなんでしょうか?

先生

本校のスクールカラーです。「さわやか はつらつ ひたむき」と書いてあります。

記者

なになに…、この文字は書家の紫舟さんが書かれたものと記されています。なんか、すごい。

先生

そうですね。10年くらい前でしょうか、ご本人にご来校いただいた折に、書いていただいたものです。

コンピュータ室
コンピュータ室

先生

こちらはコンピュータ室です。中学生が技術家庭の授業でプログラミングに取り組んでいるところです。

記者

男女共にものづくり体験を通して学ぶことは多そうですね。

先生

そうですね。本校には生徒が自主的に参加することができる『松陰セミナー』という講座もあり、自分で作ったロボットで対戦するロボコンは、抽選必至の人気講座にもなっています。

記者

ところで、コロナ禍によって厳しい現実を突きつけられたのも事実ですが、逆にコロナ禍にあって新たに生まれたデジタルならではの“学び”もあるのではないでしょうか。プログラミングに取り組む生徒さんたちの姿を通して、新たな学びがどんどん登場しているのではないかと今、思ったりしています。

先生

なるほど。例えば、先ほどALTの授業をご覧いただきましたが、ある女性のALTは得意な料理の腕を生かして、オールイングリッシュの料理講座を動画で発信してくれました。また、マスク作りを英語で紹介したALTもいました。対面に勝る教育はないとは思いますが、デジタルによる新たな学びの世界が、結果として大きく広がったことは、プラスに考えるべきではないかと思っています。

メディアセンター
メディアセンター

先生

次はメディアセンターです。蔵書数6万冊の大型図書館室です。

記者

明るい空間に学習スペースがたくさん設けられていますね。

先生

閲覧席は約100席あり、30数種類の雑誌や新聞を取り揃えたコーナーもあります。昼休みは本を借りる中学生が多いですが、放課後は高校生を中心に自学自習をする生徒で一杯になります。

松陰ギャラリー
松陰ギャラリー

記者

先生、先ほどから気になっていたのですが、校内には数多くの絵画が展示されていますね。

先生

ひと呼んで「松陰ギャラリー」といいます。こちらは画家として活躍する卒業生の作品です。ほかにも文化系クラブの生徒の作品や、縁があって本校に寄贈された著名アーティストの作品も数多く展示されています。

体育館
体育館

先生

体育館です。本校には体育館が2つあり、どちらも各スポーツ系クラブが、伸び伸びと活動できる広さを誇っています。

記者

八千代松陰には、各競技の公式試合も開催できるほどの規格を備えた、運動施設が点在しているというイメージがあります。

先生

そこはもう体育教師でもあった創立者・山口久太先生の、スポーツでも勉強でも、日本一を目指すとの教育の原点があるからです。

記者

そういうことだったのですね。

ピーナッツ広場
ピーナッツ広場

記者

先生、またまた面白そうな場所を見つけました。

先生

「ピーナッツ広場」ですね。

記者

たしかに、テーブルのカタチがピーナッツです。

先生

中学棟の各階にある使い勝手のよい多目的スペースです。ここでは勉強するのもよし、友だちとおしゃべりするのもよしです。

ICTを使った授業
ICTを使った授業

先生

最後にもう一つ、授業を見ていただきます。

記者

皆さんPCを使っていますが、先ほどの技術家庭の授業とは違うような…。

先生

『九州地方の環境問題とその解決策について、スライドでまとめよう!』という社会科の授業です。

記者

これが社会科の授業ですか。

先生

はい。本校ではすべての生徒がChromeBookを持っているので、このような探究学習も非常にやりやすくなっています。どんなスライドが完成するのか、私も楽しみにしています。

山口記念館
山口記念館

先生

以上で一通りのご案内が終了です。何かご質問はありますか?

記者

正門近くに建つあの建物は何ですか?

先生

創立者の名を冠した『山口記念館』といいます。創立者の業績や、学校の沿革・歴史を伝える品々や資料を展示しています。

記者

そうですか。また次に来た時に、ゆっくりと見学させてください。今日はどうもありがとうございました…って、なんだか気になる看板がありますが…。

先生

『ここからはあなたが「松陰の顔」となる』と書いてあります。学校の外に出てからも、松陰生としての誇りを忘れてはならないという、生徒たちへのメッセージです。

記者

良い言葉ですね。今日は本当にありがとうございました。

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