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私立中高進学通信

進学通信特集号WEB版『Hello! School』

東京成徳大学深谷中学校

学年を越えた友情で健やかに育つ
“スペシャリスト”たちが集う学園

福田雅貴先生

福田雅貴先生

 緑豊かな埼玉県深谷市にある東京成徳大学深谷へ。テスト期間中で校舎内は静かでしたが、その分、中3の担任でもある先生から、とっておきの良いお話を伺うことができました。

記者プロフィール

埼玉県南部在住。小学5年生の長男に中学受験の話をし始めたお父さん。伸び伸びと過ごすことができる6年間をキーワードに、自ら学校訪問に精を出している。

先生

入試広報担当の福田です。担当教科は英語で、中学・高校のパワーリフティング部の顧問も務めています。

記者

なるほど、パワーリフティングですか。さすがに強そうです(笑)。

先生

私は国内大会止まりでしたが、中学からの6年計画で、世界を狙える人材の育成にも努めています。

集会室
集会室

先生

こちらが集会室です。

記者

とてもきれいで広い空間ですね。

先生

学校生活の中心拠点になる多目的スペースです。本校はプレゼンテーションを用いたイベントがとても多く、巨大なスクリーンを使って、ここで学習成果の発表をする生徒もいます。ほかにも、ダンス部がここで練習したり、自学自習の場所として放課後にやってくる生徒もいます。そうそう、壁の奥から観覧席が出てくるので、ちょっとお待ちください。リモコンをこうやると…。

記者

?

観覧席

記者

おおーっ、観覧席が出てきました。

先生

はい。全部で130席あります。学校説明会やオープンスクールでもフル活用しています。

コミュニティラウンジ
コミュニティラウンジ

記者

集会室の目の前にもまた学習スペースがありますね。

先生

ここはコミュニティラウンジといいまして、職員室と隣接しているところがポイントです。

記者

ひょっとして、先生に声を掛けて、その日の授業でわからなかった箇所の確認をするとか…。

先生

そのとおりです。職員室はガラス張りで内部がよく見えますので、目的の先生を探すことが容易です。ホワイトボードも備わっているので、急きょ補講を兼ねた勉強会が始まることもあります。

記者

1階にあるので登下校時に利用しやすそうですね。窓も大きく開放的なところも魅力的です。

先生

今はテスト期間中なので生徒たちの姿はありませんが、テスト前には生徒たちでいっぱいになります。「どういうところがテストに出ますか?」と聞きに来る生徒もいます。教えませんけど(笑)。本棚には雑誌や書籍が約200冊ほど置いてあり、定期的に入れ替えもしていますので、本に親しむきっかけにもなっています。

カウンセリングルーム

先生

ここはカウンセリングルームです。東京成徳大学の「子ども学部」や「応用心理学部」と連携しながら、メンタル面のケアを行っています。月に3〜4回程度、専任のカウンセラーが来校し、予約制でカウンセリングを受け付けています。

記者

思春期を迎える生徒たちにとって、とても重要な施設であることはよくわかります。

先生

生徒だけでなく、保護者の皆様方にも利用してもらっています。いわゆる「3者面談」などとは違い、各家庭における不安とか、生活面での悩みとか、しっかりと話ができる場所を設けることが、多感な時期を過ごす学校として、なによりも大事なことだと考えているからです。

教室

先生

ここからはホームルーム教室をご案内します。

記者

中1の教室のすぐ隣が中2の教室で、その隣が中3の教室とつながっています。

先生

そうですね。本校は少人数の学校です。私が担任として受け持つ中3も1クラスしかなく、総勢13名に過ぎません。小さな家が3軒、隣同士で並んでいるような感じでしょうか。

記者

ということは、学年を越えて仲がいいとか。

先生

はい。それはもう本校の自慢です。3学年の教室が横並びになっているので、上級生が気軽に声を掛けてくれたり、中には勉強を教えに下級生の教室に入ってくる親切な先輩もいます。部活動単位の異学年交流も盛んですが、中学生全体がお互いの顔を知っているというのも、それぞれの成長に欠かせない重要なアイテムになると思っています。

記者

先生同士の交流も盛んですか?

先生

盛んです。例えば、「中1の誰々の苦手科目」といった情報も全教員が共有していますので、生徒一人ひとりに間違いなく目が行き届きます。学校選びの際、そこを評価してくださる保護者も少なくありません。なので、教員同士の絆の強さは、風通しの良さは、私たちの自慢の一つでもあります。

理科室
理科室

先生

次は理科室です。角が丸くなった特別仕様のテーブルが9台あります。1週間に最低でも一回は実験の時間を設けて、生徒たちの好奇心を刺激しています。

記者

壁には生徒たちの研究発表が掲示してありますね。ちょっと見ていいですか?

先生

もちろんです。こちらは私のクラスの生徒のもので、サクラについて熱心に研究しています。本校には「何々のスペシャリスト」と言われるような生徒がけっこうおりまして、彼女はさしづめ“サクラのスペシャリスト”でしょうか。

記者

それぞれが自己肯定感を高めるためにも、とても良いことだと思います。

先生

私自身、中学の3年間は、生徒が自分の得意なところを伸ばしてもらうことが、なによりも大事になると考えて生徒たちと向き合っています。中1の時はけっこううるさかったクラスでしたが(笑)、中3になった今、それぞれ自分からしっかり勉強してくれるように成長してくれたので、大成功だったかなと思っています。クラスの中に自然と育まれた、学び合いの雰囲気にも大きな手ごたえを感じています。

タイ原産の熱帯魚「ベタ」
タイ原産の熱帯魚「ベタ」

先生

ちょっとこちらにどうぞ。このサカナはなんだかわかりますか?

記者

しっぽが長いですね。うーん、なんでしょう…。

先生

タイ原産の熱帯魚「ベタ」です。どうすれば観賞用のきれいな色になるのか、理科部の生徒たちが交配をさせながら、研究をしています。

記者

「ベタのスペシャリスト」もいるわけですね。

先生

そうですね。「オオクワガタのスペシャリスト」もいます。これから先、生徒一人ひとりがどのように成長していくのか、とても楽しみです。

イングリッシュラブ
イングリッシュラブ

先生

次は、イングリッシュラブです。

記者

「ラボ」ではなく「ラブ」なのですね。

先生

英語で研究室(Laboratory)をLabと略すので「ラブ」です。ネイティブの先生にアドバイスを頂戴し、伝統的な日本の教室ではなく、海外の教室のような開放感のあるイングリッシュ専用のルームにしました。

記者

イングリッシュラブではどのような授業が行われているのですか?

先生

簡単に言えば、“英語を習う”のではなく“英語を使う”楽しい授業です。ここでは中学生の時期にありがちな、きちんと発音する際の恥ずかしさは一切なく、逆に「話したくなる」仕掛けがたくさんあるのです。ちなみに、中学生は全員、英語で日記を書いています。自分の言いたいことを英語で表現することができると、今度は英検に挑戦したくなります。私は英語の教師ですが、自分の中学生時代と比べると、はるかに成績の良い生徒たちがうらやましくなることがたまにあります(笑)。

人工芝グラウンド
人工芝グラウンド

先生

ここからは外に出てみましょう。

記者

立派なグラウンドがあります。

先生

今年、新しく整備された人工芝グラウンドです。サッカー部と陸上競技部の練習の拠点ですが、保健体育の授業でも使用しています。

記者

人工芝ならではのメリットがありそうですね。

先生

優れた浸水性を誇る人工芝を使用したことで、大雨が降ってもすぐに運動ができる状態になるので、面倒なグラウンド整備も要らなくなりました。ほかにも、4面のテニスコートや、2棟ある体育館など、運動環境の整備にも取り組んでいます。

生徒たちが育てる菊の花
生徒たちが育てる菊の花

先生

これでだいたい施設の紹介が終わったのですが、最後に「菊」を鑑賞してみませんか?

記者

菊の鑑賞ですか。そういえばもう秋ですね。

先生

これは1学期から、生徒たちが丹精込めて育てている菊です。夏休み中も交替で学校に来て、水やりを絶やすことなく続けてくれました。

記者

菊の花が満開になった頃に、もう一度来てみたくなりました。

先生

今度はぜひ、お子さまとご一緒にご来校ください。

スクールバス

記者

はい、そうします…、と、忘れるところでした。生徒の皆さんの通学の足はスクールバスですか? わが家は埼玉県内でも東京に近い南部にあるので、なるべくストレスなく通わせたいと思っているのです。

先生

そうでしょうね。でも心配はいりません。深谷駅をはじめ、全部で9つの路線別に登下校用のスクールバスを運行しています。停留所も細かく設定しているのでとても利用しやすく、また、生徒専用バスのため、安心して利用することができます。もちろん無料です。

記者

わかりました。どうもありがとうございました。

先生

またのご来校をお待ちしています。

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