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私立中高進学通信

2020年12月号

クローズアップ!海外研修

工学院大学附属中学校

世界での社会貢献を実践する
「MoG in Cambodia」

カンボジアの社会起業家とコミュニケーションをとり、店舗の売り上げアップにつながる提案をします。

カンボジアの社会起業家とコミュニケーションをとり、店舗の売り上げアップにつながる提案をします。

カンボジアで経営課題の
解決をめざすプロジェクト

 変容するグローバル社会で活躍できる人材を育てることをめざす同校では、2013年度から「21世紀型教育」を標榜し、独自の進化を続けてきました。「21世紀型教育」として実践するグローバル教育3.0では、知識、想像力、創造性を備え、英語で自分の意思を伝えられる語学力を養うとともに、豊かな国際経験に基づく国際的コミュニケーション力をつけることを目標としており、そのためにさまざまな海外研修が実施されています。

 世界市民として社会貢献ができる人材の育成をめざすハイブリッドインターナショナルコースの生徒が高2で行う「MoG in Cambodia」もその一つです。MoGとは、「Mission on the Ground」の略で、SDGsを念頭に置き、アジアなどの新興国で社会起業家と協力して経営課題の解決に挑むプロジェクトです。「MoG in Cambodia」では、現地の女性の自立を目的に、天然石のアクセサリーや水草でつくったバッグや小物類を販売する店舗の売り上げを伸ばすために、チームで協力して実践しています。

 現地で過ごす期間は10日間ですが、約半年にわたって事前準備が行われます。生徒たちは、この期間を通じてMoGの目的や狙いをしっかり把握し、カンボジアの国情やマーケティングなどを学び、Skypeで現地の人と情報交換したうえで、どんな提案をするのかを検討します。1つのチームで100通りもの案を出し、議論と絞り込みを経て、いよいよ現地に向かいます。

実社会での本物の体験が
大きな成長につながる

 現地に到着すると生徒たちは、サービス向上班・アンケート行動班・プロモーション班・プロダクト班に分かれ、精力的に行動を開始します。事前準備はしてきたものの、どのような商品がどのくらいで売られているかなどは、現地で調査しなければわかりません。提案したプランが現地の実情に合わず、却下されることもありますが、何度もプランを練り直し、最善の案を模索していきます。

 現地での調査結果を基にしたデータを分析して軌道修正、ICTもフル活用して、商品開発や店のディスプレーやライティングの改善へと活かします。さらに、販売会に向けてポスターやパンフレットを作成するなど、入念に準備を進めます。こうして迎えた販売会では、店の売り上げを大幅に伸ばすことができました。

 これらの取り組みは、模擬的な体験ではなく、現実社会での実践です。生徒たちは厳しい試練の中で大きなものをつかみ、人間的に成長するだけでなく、社会貢献ができる世界市民へと飛躍していくのです。

現地の実情を把握したうえで、話し合いを重ねて、今後の方針を決めていきます。現地の実情を把握したうえで、話し合いを重ねて、今後の方針を決めていきます。
現地スタッフへの提案が、実情に合わず、却下されることもあります。タフなハートで何度もプランを練り直します。現地スタッフへの提案が、実情に合わず、却下されることもあります。タフなハートで何度もプランを練り直します。
どうしたらより多く売れるか、試行錯誤しながら商品の陳列も工夫します。どうしたらより多く売れるか、試行錯誤しながら商品の陳列も工夫します。
生徒にインタビュー
人生観に影響を受け人間的にも成長できました
「MoG in Cambodia」に参加した清水雅美さん(左)と進藤沙織さん(右)。「MoG in Cambodia」に参加した清水雅美さん(左)と進藤沙織さん(右)。

――「MoG in Cambodia」を経験してどんな成長がありましたか。

進藤さん
「私はチームリーダーとして、みんなが主体的に役割を果たせるように心がけました。その中で、リーダーに決まった形はなく、さまざまなやり方があるということを感じました。また、きれいな水が飲めたり、毎日食事ができたりすることが当たり前ではないということも知りました。そのことが人生観を変えるくらい衝撃的だったこともあり、将来は国際社会で教育格差の是正に貢献できるような道に進みたいという思いを強くしました」

清水さん
「以前の私は人に頼ることが多く、どちらかというと責任感が足りないほうでしたが、『MoG in Cambodia』の実践を通して、ハキハキと話せるようになり、ほかの人を引っ張ることができるようにもなりました。現地では人に頼ることができなかったので、何でも自分でできるようにならなければと思えたからだと思います。周りからも成長したと言われました」

コース全員参加
高2グローバルプロジェクト
「MoG in Cambodia」
期間 10日間
対象学年 高2(ハイブリッドインターナショナルコース)
目的 社会課題解決の実践
時期 12月
内容 「持続可能な経営」を目標に、女性の自立をめざす社会起業家と共に、店の売り上げを伸ばすため、集客方法や販売方法などを提案し、市場調査や販売促進を主体的に推進する
ポイント 半年間にわたってビジネスの手法とICTの活用法を学び、社会課題解決への仮説を練り上げ、現地ではその仮説と現実のギャップを埋めるべく尽力する

※コロナ禍の状況により、内容が変更・中止になることもあります。

進学通信 2020年12月号
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