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私立中高進学通信

2020年11月号

実践!未来の学び「IT&GC」

芝浦工業大学附属中学校

未来を切り拓く創造力を養う
2つの探究型授業

「IT」ではドローンを制御するプログラムを利用して、問題解決を探る授業も予定しています。

身につけた知識を運用する
新たな取り組みがスタート

「Science」「Technology」「Engi-neering」「Arts」「Mathematics」の5つの実践的な学びを行う「STEAM教育」で、これからの社会に新たな技術革新を巻き起こす人材の育成をめざす同校。2021年度からは、さらに思考力を養い、創造性を促すために、「IT」(Information Technology)と「GC」(Global Communication)という2つの探究型授業をスタートします。

「本校は『STEAM教育』『理工系教育』『大学との連携教育』を柱に据えて教育を行ってきました。これまでの教育でも知識を与えることはできていたと思いますが、その知識を新しい形で運用できる生徒を育成していきたいと考え、新たな取り組みをスタートします」(広報担当/斎藤貢市先生)

 新たな取り組みにあたり、同校は「公益財団法人 パナソニック教育財団」の「2020年度 実践研究助成」において、特別研究指定校に認定されました。これはICTを効果的に活用し、教育方法の改善に取り組む実践的研究を助成する事業です。

「これにより、私たち教員も『探究の基礎』から深く学び直しながら、大学の先生方や第三者の指導・助言を受け、本校独自のプログラムを理論づけて立ち上げる環境が整いました」(数学科/金森千春先生)

2021年度よりスタートする 新たな教育
  IT(Information Technology) GC(Global Communication)
中1 創造性の育成
発想力を養うため、時間や予算などの制限を取り払った上で自由に課題に取り組む。
ワクワク感の育成
豊洲エリアを歩き水陸両用バスに乗り、深く知ることで、SDGsの観点から問題解決を考える。地元の企業や伝統工芸との連携も行われる予定。
中2 主体性の育成
一定の制限を設けた中で、ITを活用しながら課題を解決するための方法を探る。
協働性の育成
長野県芋井での農村合宿をさらに発展させ、地域や日本の社会課題に目を向け、解決を考える。また、多様性も学んでいく。
中3 客観性の育成
社会が抱える課題に向き合い、解決への方法を探ることで創造性を養う。
発信力の育成
これまでの知見からアメリカ海外教育旅行などを通して、社会課題を“自分ごと”ととらえ、解決のためのアクションをおこす。
2つの視点から
探究型授業を展開

 探究型授業は、「IT」「GC」のそれぞれに週1単位が充てられます。

「ITでは、『ITリテラシーを活用し、アイデアを実体化できるエンジニアを育成し、誰かのために新しい何かを作る能力を養う』ことを目的にしています。そして、課題に対してアプローチするために、コンピュータやタブレット端末でプログラミング、ソフトやアプリを作るといった、さまざまな方法を中学3年間で身につけます」(技術・情報科/岩田亮先生)

 同校には情報科、技術科の専任教員に加え、SEと非常勤講師も1名ずつ在籍しています。そのほとんどが民間企業から来ている講師のため、より新しい技術に直に触れることができ、「社会との接点」という実学を学ぶことができます。

 一方、GCでは「グローバル社会で活躍するエンジニア育成」のため、国際性のみならず、多様性を前提に思考できる生徒を育てます。

「これまでのSTEAM教育では、ものを作ることにフォーカスしてきました。GCでは、その奥にある使う人の気持ちや状況を考え、社会と自分たちがつながっている感覚を重視していきます」(金森先生)

 こうしてITとGCのプログラムで探究型の技術やデザイン思考、表現方法を身につけます。さらに中3では「総合探究」として、理工系の知識で社会問題を解決に導くプロジェクトを行います。このように生徒たちは、未来を切り拓く創造力を育んでいきます。

これが授業だ!
IT技術を駆使し問題解決「IT」
ドローンの制御プログラムは生徒にも人気のある講座です。ドローンの制御プログラムは生徒にも人気のある講座です。

 実学としての工学教育の基礎を学ぶとともに、思考プロセスから実体化までを体験し、必要な知識と技術を身につけるIT。実体験を通し、創造性と社会性、さらに技術者倫理を備えた将来のエンジニアを育てます。

「デザイン思考を取り入れたプロジェクト学習も展開します。例えば、1つのアイデアから図面を描いて、3Dプリンターで実際に形あるものとして発表する。それは実社会のものづくりと同じプロセスです。具体的かつ実践的な活動を通して自然とスキルを身につけていってもらいたいと考えています」(岩田先生)

これが授業だ!
イノベーション人材の育成をめざす「GC」
問いの設定から調査・検証などをグループで行います。問いの設定から調査・検証などをグループで行います。

 身の回りや社会、世界の課題を“自分ごと”として捉え、興味・関心・情熱を持って他者と協働し、生徒間での分析と批評を重ね、発表を行うPBL(Project Based Learning)学習。これらの学習を通して、国際性のみならず、多様性を前提とした思考ができる生徒を育てます。

「GCで大切にしているのはワクワク感。自分で考え、感じ、そしてそれを他者と共有するために発信することが重要になってきます。発信するためのツールは、ポスターやジャーナルの作成、動画作成など3年間でさまざまな形式を体験してもらうことで、高校入学後の選択肢を増やします」(金森先生)


IT×GCを融合させた取り組み
未来創造力を養う総合探究

 ITとGCという2つのプログラムを経て、中3では「総合探究」を行います。

「総合探究ではプロジェクトごとに発表を行い、年度末に『探究発表会』を行います。表現の形は問いません。3年間で培ったスキルや表現方法の中で、その生徒が考えた解決策の提示としてベストなものがあれば、プログラミングでも、動画でも、論文でも構いません。彼らが自由に手段を講じます。そして、教員は彼らの選択をしっかりと尊重します。長年STEAM教育を行ってきた本校だからこそ、生徒たちは多様なスキルを3年間で獲得できるのだと思います」(金森先生)

 発表することで、さまざまな立場の人の意見を聞き、社会とのつながりを改めて実感できます。3年間にわたる探究型授業により、21世紀の社会で未来を創造する生徒へと成長していきます。

(左から)金森先生、斎藤先生、岩田先生(左から)金森先生、斎藤先生、岩田先生

(この記事は『私立中高進学通信2020年11月号』に掲載しました。)

芝浦工業大学附属中学校  

〒135-8139 東京都江東区豊洲6-2-7
TEL:03-3520-8501

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