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私立中高進学通信

2020年10月号

目標にLock On!! 私の成長Story

二松学舎大学附属柏中学校

豊富で魅力的な教育プログラムを
6年間の学校生活と大学進学に有効活用

筑波大学 人間学群(教育類) 1年
OG 三橋美音さん

中3の「探究論文」では
ストリングラフィ(※)を研究
現在は大学で教育学を学びながら、ストリングラフィ奏者としても活動中の三橋さん。現在は大学で教育学を学びながら、ストリングラフィ奏者としても活動中の三橋さん。

「主体的・対話的で深い学び」を実践する「自問自答プログラム」や、先達の知恵を学ぶ「論語教育」などを中心に、人間力の向上を教育の柱の一つに掲げる同校。卒業生の三橋美音さんは「教育プログラムが充実していることや、もともと論語が好きだったことから、この学校に興味を持ちました。学校説明会や文化祭の雰囲気も良かったです」と話します。

 中学では吹奏楽部、高校では書道部に所属し、書道部では部長を務めた三橋さん。勉強や学校行事にも手を抜かず、中高の6年間を過ごしました。

「好奇心旺盛だったため、やりたいことが多すぎて、常に手が回らない状態でした。でも、すべてを妥協しないでやり抜くことが自分のアイデンティティだと思い、がんばりました」

 中3の時には、中学3年間の集大成として、一人ひとりが好きなテーマについて1年間かけて研究し、8000字程度の論文制作とプレゼンテーションを行う「探究論文 自問自答」に取り組みました。三橋さんのテーマは「糸と紙コップで作る楽器『ストリングラフィ』を美しい音色で響かせるにはどうしたらいいか」。小1の時に観た音楽祭でストリングラフィに魅せられ、その楽器のしくみを自主的に研究していたという三橋さん。中3で自ら巨大なストリングラフィを制作し、研究に取り組みました。

「担任の宮下温子先生に背中を押してもらって、楽器の考案者の水嶋一江さんにもお会いできました。論文は、水嶋さんの協力を得て書き上げることができました。この『探究論文 自問自答』というプログラムには、とても感謝しています。ストリングラフィの研究は小学生の時から取り組んでいましたが、中3の研究を機にあらためてストリングラフィの可能性を感じ、さまざまなフィールドで応用できると確信できたので、取り組んで良かったです」

 高校入学後はさらに「ストリングラフィが国際協力や教育などの分野でどう活用できるか」について研究を進めていきました。高2の夏には外部のプレゼンテーション大会でその研究成果を発表し、優秀賞を受賞しました。

※1992年に作曲家の水嶋一江氏が考案した、糸電話の原理を応用した楽器。絹糸と紙コップを組み合わせ、演奏者が糸を手でこすったり弾いたりして演奏する。

この学校で学んだすべてを
大学受験に落とし込む
生徒たちが書いた論文を一冊にまとめた「探究論文 自問自答」(左)と、そこに収録された三橋さんの論文(右)。生徒たちが書いた論文を一冊にまとめた「探究論文 自問自答」(左)と、そこに収録された三橋さんの論文(右)。

 小学生の時には児童会長を務め、「もっと学校を良くしたい、改善したい」と学校側にさまざまな提案をしてきたという三橋さん。その頃から教育に関心が強く、「教育学を学ぶこと」を軸に大学・学部選びを始めました。

「1回のペーパーテストの結果だけではなく、自分がこれまでにやってきた研究や考えてきたことを含めた私自身を大学側に見ていただきたいと思いました。自分に合う入試の形式を調べて出願校を絞り込み、どの大学もAO入試か推薦入試で受験しました」

 入試の面接でも、これまで研究してきたストリングラフィを「教育」と絡め、「教育学にストリングラフィを活用したい」とアピールしました。

「ストリングラフィは複合的な楽器で、教育の分野でも可能性を感じられるものです。音楽教育の要素はもちろん、楽器のフォルムや奏者の華やかな衣装には美術の要素があり、奏者が演奏しながら回ったり跳んだりする身体の動きは体育にも関連します。また『ピタゴラス音律』という音階の理論は、数学にも関わってきます」

 あらゆる学問は互いに密接につながっている。それを効果的に教えられるのがストリングラフィであると話す三橋さん。大学受験では筑波大学、慶應義塾大学、法政大学に合格。その中から筑波大学人間学群に進学しました。

「高校では大学・学部調べをしっかり行いましたし、担任の先生には評価書を書いていただきました。結果的に、この学校で学んだすべてのことを出願資料に集約することができました。すべてのプログラムを活用して臨めた大学入試だったと思います」

自分の活かし方次第で
さまざまな活動ができる

 同校のプログラムの一つに「新聞ノート」があります。自分の気になる新聞記事をノートに切り貼りし、その要約と感想を書いて提出するというものです。

「当時、教育関係の記事をたくさん選んでいたので、そうした活動が進路の決定にも活きたのかなと思います。また宮下先生が『学級通信』を作って、クラスメートの意見を紹介してくれたことも大変参考になりました」

 と、物事を考える基礎を作ってくれた宮下先生に謝意を表す三橋さん。

「この学校には魅力的なプログラムがたくさん用意されていて、さまざまな活動をさせてくれる土壌があります。こちらの求めに応じてくださる先生がたくさんいらっしゃるので、環境の活かし方次第でさまざまな活動ができる学校だと思います。中でも『探究論文 自問自答』には最も感謝しています。最初は8000字の論文を書くのは難しいと思いました。でも、中3の時点で自分の考えを論文にまとめる作業は大事ですし、とても意味があるものです。実際に取り組んでみて自分の興味を深められた人もたくさんいたと思うし、とても魅力的なプログラムだと思います」

 最後に、これから入学する後輩たちにこんなメッセージをくれました。

「私はもともと好奇心があるタイプでしたが、この学校で学んで、さらに好奇心が旺盛になりました。また、いろいろな仲間たちからも影響を受けました。台湾の大学に進学した先輩を見て『将来への道は一つではない』と感じたこともありました。海外研修もあり、私の下の学年から行ける国も増えたので、これから入学する皆さんにもどんどん活用してほしい。この学校のプログラムをすべて活用する気持ちで学んでほしいと思います」

恩師からの応援メッセージ
好奇心旺盛で、何にでも挑戦して
楽しむことができる生徒でした
中3の時の担任・宮下温子先生と。中3の時の担任・宮下温子先生と。

 HRの時に1分間スピーチを1人ずつ行っていたのですが、三橋さんの「赤毛のアン」のスピーチは忘れられないほど素敵なものでした。また柏市でビブリオバトル大会があった時に、出場を勧めたところ、「やりたいです」と即答してくれました。とにかく好奇心が旺盛で、何にでも挑戦して楽しむことができる生徒でしたね。中3の「探究論文」の時も巨大なストリングラフィを自宅の二階に自作するなど、精力的に取り組んでいました。

 常に意欲的に取り組み、未来を切り拓いていける人なので、今後もさらに飛躍してほしいです。例えば、これまでストリングラフィについて学んだことをさらに広げて、世界に伝えていく活動もできるのではないかと期待しています。(宮下温子先生)

(この記事は『私立中高進学通信2020年10月号』に掲載しました。)

二松学舎大学附属柏中学校  

〒277-0902 千葉県柏市大井2590
TEL:04-7191-3180

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