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私立中高進学通信

2020年10月号

未来を切り拓くグローバル教育

江戸川女子中学校

中高6年間の『国際コース』
2021年よりスタート

英検3級以上の取得者もチャレンジ可能!語学を中心に素養を高める

英語の原書をもとにして、ディスカッションやライティングなど高度な授業も行われます。

英語教育の蓄積を
活かした新コース

 34年前に高校に英語科を設置し、女子のグローバル教育に邁進してきた同校。2021年から、いよいよ中学に『国際コース』を設置します。

 英語科主任の熊川美帆子先生は、「これまでも英語力の高い生徒を対象に、中学校では『取り出し授業』を行ってきましたが、そこで培ってきた力をさらに伸ばそうと、6年ほど前から高校でも『取り出し授業』を導入していたのです。これにより、6年間一貫で指導することの効果の大きさに、改めて気付きました」と言います。

 そこで、新たに中学に国際コースを設置し、2021年度より6年間一貫で学べる新コースをスタートさせることになりました。

「小学生のうちから英検資格を取得するお子さんは少なくありませんが、英語力の使い道がないという悩みを保護者から受けることが多々ありました。小学生のうちに英検に合格していた生徒の入学後の成績を調査したところ、ほかの教科も伸びているケースが多かったのです。1教科にアドバンテージがあることで、ほかの教科にじっくり取り組めているのではないでしょうか」

 と入試対策委員の吉田秀徳先生は話します。

 国際コースは英検2級以上で選抜される『アドバンストクラス』と、英検3級程度で選抜される『スタンダードクラス』に分かれます。通常の2科・4科入試で合格した生徒でも、英検3級を取得している場合は、国際コースを希望することができます。さらに、英検3級取得者でなくても、2月下旬に予定されている『英語チャレンジテスト』で合格した場合は、国際コースに入学できます。より多くの生徒にコースへの門戸を開く同校の姿勢がうかがえます。

高2からは海外大学への
準備クラスを設置

 国際コースでは副担任をネイティブ教員が担当し、少人数での英語指導や、英語による探究授業が行われます。中3の終わりには全員参加のマレーシア海外研修も実施予定です。

「現在は英語が第一言語ではない人同士が、英語でやりとりをすることが国際社会の主流になっています。また、アジアの中での今後の日本の役割も重要です。そこで、研修先としてマレーシアを選びました」

 と熊川先生。さらに、高校では全員が最低でも1回は海外研修プログラムを体験することになっています。

 こうした学びを経て海外大学への進学希望が高まることを想定し、高2からは海外大学進学準備クラスも設置されます。中学の国際コースで学んだ後、高校からは一般コースに進んで理系を選ぶなどの変更も可能。幅広い選択肢があります。

「英語をきっかけに、幅広く、さまざまなことを学びたい受験生に、ぜひチャンレンジしてほしいですね」(熊川先生)

Action Report File001
『国際コース』中高6年間の学び
中高6年間で高度な英語力を育む
『国際コース』中高6年間の学び 中高6年間で高度な英語力を育む
Action Report File002
ネイティブ教員がていねいに指導
美術科・音楽科のイマージョン授業も実施
生徒の英語力を最大限に伸ばす授業生徒の英語力を最大限に伸ばす授業

 国際コースでは、習熟度に合わせた少人数での英語の授業を実施。美術科や音楽科では、英語で学ぶイマージョン授業を行い、身近な英語表現を身につけます。さらに、中1からネイティブ教員による探究の授業があり、英語によるプレゼンテーションなどの技能も磨いていきます。

Action Report File003
マレーシアでの研修を中3で実施
大学進学先としても注目が高まる
アジア急成長の国を中3で訪問アジア急成長の国を中3で訪問

 マレーシアは海外大学の進学先として人気が高く、経済成長も著しいアジアの中でも注目されている国です。『国際コース』の中3生は、全員が1週間のマレーシア海外研修を体験する予定です。ホームステイや現地校での学習も予定されています。

Action Report File004
茶道・華道・筝曲の授業
世界に飛び立つためにも、日本文化をしっかりと学ぶ
日本文化を学び真のグローバリズムを身につける日本文化を学び真のグローバリズムを身につける

 自国の文化を知ることこそ、真のグローバリズムを身につけるうえで必要であると考え、中学から茶道・華道・筝曲を授業の中で学びます。中2では京都・奈良で研修し、日本の歴史についても深く学んでいきます。

 他の教科で異文化理解を深めつつ、日本文化を学ぶことで、比較文化的な観点を身につけることも、これらの授業の狙いの一つです。

先生から一言
6年間の継続指導で高い英語力を育む
英語科主任/熊川美帆子先生英語科主任/熊川美帆子先生

 英語の取り出し授業を継続して行うなかで、6年間を通してしっかりと指導していけば、さらに生徒の力が伸ばせることを実感しました。中学から取り出し授業を受けてきた生徒が、高校で英検1級を突破するなど、学びの効果がはっきりと形になってきています。

 英語力に自信のある受験生、英語をしっかりと学びたい受験生は、ぜひ国際コースの受験に挑戦してみてください。

進学通信 2020年10月号
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