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私立中高進学通信

2020年10月号

校長が語る 自立へのプロセス

神田女学園中学校

「ジブンのドラマをデザインできる
品格ある個人になるために

学外の一般ネイティブを招待して行われる「トリリンガルデー」は、生徒の貴重なアウトプットの場となっている。
写真は昨年行われた「フランス語」のワークショップ。

母語の運用能力を高める
多言語教育
宗像 諭(むなかた・さとし)校長先生宗像 諭(むなかた・さとし)
校長先生
東京都出身。大学院在学中に学習塾のマネジメントや講師の研修に携わる。卒業後、海外で教育学を学ぶ。広尾学園と開智日本橋学園で学校改革・共学化・IB教育の普及や次世代教育プログラムの導入を実現し、2019年、神田女学園中学校高等学校長に就任。

 1890年、東京都神田区(現在の西神田二丁目)に誕生した同校は、創立当時から世界に接点を持つモダンな女子を教育してきた学校です。以前より中国語と韓国語の教育を行い、近年はフランス語や日本語も開講し「言語で世界を理解する」の理念のもとに実践してきました。

 創立130年の今、神田女学園が目指すのはトリリンガル、あるいはマルチリンガルとして、将来の選択の幅を広げられる品格ある個人の育成です。中1、中2で母語と英語を徹底的に磨いて、中3で中・韓・仏の第二外国語を選択する多言語教育について、宗像校長先生が語ります。

「ヨーロッパからの留学生を受け入れて驚くのは、トリリンガルが当たり前であることです。マルチリンガルになりたいという動機を持って日本語を学びに来るため、それが世界標準の『留学』であり、語学への捉え方だと感じます。
 本校には、外国の方と苦労なくコミュニケーションできる生徒が多数います。しかし将来の選択の幅を広げることを考えれば、まずは母語をきちんと学び、圧倒的な英語力を身につけ、自分の考えを伝えられるようになった後、プラスアルファの言語を習得することが必要だと強く思います」

 神田女学園で実践している多言語教育はトリリンガルを目指しており、その教育に必要なのは、言語の習得だけではありません。自分で考え、自らの言葉で語ることのできる力を身につけるための教育を行っています。

授業ではグループワークが基本スタイル。ICTを活用した探究的学びも。

授業ではグループワークが基本スタイル。ICTを活用した探究的学びも。

リベラルアーツ教育は
次世代に求められる能力を高める
本校が考える
「品格ある個人としての女性」とは
  • 「ダレカ」「マワリ」そして「ジブン」のために
    知識と教養を身につけるひと
  • 自分の考えで選択し
    最適解を求めて行動できるひと

 神田女学園のリベラルアーツ教育は教科横断型の学びであり、物事を多角的に見て思考し、問題解決できる思考力と行動力を養うことを目指しています。

「たとえば国語の授業で扱うテーマは地球温暖化であったり、英語の長文は世界の貧困問題、音楽では日本の古典を解釈したりと、教科の枠を越えて学び、知識の枠を越えて活用する授業を行っています。それは本校の授業、どのコースでも実践しています。
 セカイは日々、さまざまな問題に直面し、人々はより良いシャカイを目指して『最適解』を探しながら、行動しています。学校教育は社会に出たときの行動規範を学ぶ場所でもありますから、授業だけでなく、学校生活のすべてを探究型のリベラルアーツになるよう主体的な活動を促しています」

 自らのドラマ(人生)の「最適解」を求めることは、キャリア教育とも重なります。「将来なりたい職業を、自信を持ってセンタクできる人になること」が、神田女学園の目指すキャリア教育です。

「女性は進学、就職、出産など人生の選択をするときに『女性だから……』『出産したら仕事は……?』『男子がいるから……』など、状況によって諦めることも多いと思います。でも、自分の幸せをデザイン(決める)するのは自分自身です。状況に選択権をゆだねるのではなく、自分の考えで選択できるのが、女性のシアワセだと思います。そのために中高時代を通じて、圧倒的な英語力や多言語を操る力、リベラルアーツ教育で教養や学力を身につけ主体的に行動する力を養ってほしいと考えます。それらの力を持つことは、自信を持ってジブンのドラマをデザインできる『アドバンテージ』となるはずです」

次世代を見据えた
MTクラスとLAクラス
高校からのコース制

国際教養コース

DDP(ダブルディプロマ)クラス
アイルランドをはじめとする4カ国の現地高校課程に18カ月以上在籍し、現地校の卒業資格を得る。

LSP(ロングステイ)クラス
6〜12カ月間の留学で、多様な価値観形成と圧倒的な英語力を養成する。

総合教養コース

FD(フューチャーデザイン)クラス
国公立・難関私立大進学を目指し圧倒的な基礎学力で文系・理系進学を実現する。

DP(ディプロマ)クラス
幅広い進路選択のために、学校生活を充実させながら自分の夢をかなえる。

新コース 高度教養コース

MT(メディカルテクノロジー)クラス
医学・薬学・看護・医療技術研究者などを目指し、専門的な学びを行い、高い倫理観や国際医療人たる語学力を養う。

LA(ランゲージアーツ)クラス
母語、英語、第二外国語を学び、言語運用能力を高め、マルチリンガルを目指す。

 これからの時代、より高度な教養や技能、人としての能力が求められることになるでしょう。その時に備えて、同校は新たに2つのクラスを設置します。

 その一つ「MT(メディカルテクノロジー)クラス」は、医学・薬学・看護・医療技術系学部や研究職を目指すクラスです。

「従来より、看護師や薬剤師など医療系学部への進学希望者は多くいました。社会でも医療現場における女性の力は期待されています。医療現場には進化したAIが導入される一方で、災害時の人の心のケアなど、幅広い分野で多彩な専門性が求められる時代です。MTクラスの目的は、単なる医学部合格ではなく、来るべき高度医療社会に向けて正しい倫理観や哲学を持って医療に携わる、真の医療人を育てることです」

 もう一つの新クラスは、第二外国語を2つ学ぶ「LA(ランゲージアーツ)クラス」です。

「言語運用能力を高めるために単に多言語を学ぶのではなく、ロジカルにクリティカルに考えて、多言語で文章を構築し、自分の考えを表現できる力を養います。もちろん英語の授業ではランゲージアーツを実践するために、CEFRのCIを目指します」

 自分の「ドラマ」を堂々と「デザイン」できるような2つのクラスが「次なる革新」を生むことでしょう。

(この記事は『私立中高進学通信2020年10月号』に掲載しました。)

神田女学園中学校  

〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-3-6
TEL:03-6383-3751

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