Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト スクールポット中学受験版 - 首都圏版学校情報検索サイト

X フェイスブック

私立中高進学通信

2020年9月号

中学入試のポイント

日本大学豊山女子中学校

新入試プレゼンテーション
(課題発見)型を実施

「英語インタビュー型」「2科選択型」「帰国子女」入試を2020年から導入した同校が、さらにプレゼン能力を重視した入試を2021年より新設します。

自由なテーマで事前に発表を準備

「国際交流教育」と「キャリア教育」を2本柱に、学力とともに世界規模の広い視野と将来の多彩な職業観を養う教育を実施している同校。

 伝統的な学びを重んじながら、新しい取り組みを積極的に取り入れています。

「『私は女子にしばられない』をキャッチフレーズに、世界へ向けて、夢へ向かって、ポジティブにチャレンジする6年間の入り口となる、多彩な入試を実施しています」と話すのは、中学校教頭の黛俊行先生です。

「2021年度入試では、想像力と表現力を評価する『プレゼンテーション(課題発見)型』を新設します。
 テーマは自由、プレゼンテーションする方法も自由です。パソコンを使ってもいいし、ポスター形式でも、工作をしてもかまいません。発表の資料を作らず、すべて口頭での発表もいいでしょう。試験日は2月2日の午後を予定しています」

 授業や校外学習などで、自分の考えや調べ学習の成果を発表する機会が多い同校ならではの入試で、プレゼンテーションに意欲的で熱心に取り組む受験生を評価します。

得意分野を活かす多彩な入試型

 2020年度入試からスタートした「2科選択型」「帰国子女」「英語インタビュー型」入試は、いろいろな得意分野を持つ生徒が集まり、より多様性ある学びの環境となることを目標に導入しました。

「『2科選択型』入試は、国語・算数・理科・社会科の4教科が1冊の問題冊子になっています。試験開始後に、すべての問題を見てから、2教科を選択します。試験時間は2科目合わせて90分。休み時間はありません」

 と広報部主任の我妻等先生。

 4教科分の問題に目を通してから、受験する2教科が選べるのは画期的です。

「高校に理数分野のスペシャリストを育成する『理数Sクラス』を設けるなど、伝統的に理数教育に力を入れています。算数・理科が得意な受験生に挑戦してほしいからです。また、理科・社会科が得意な生徒は、探究学習で力を発揮する場面が多いようです。受験生それぞれが得意分野を活かし、入学後の充実した学校生活へつなげてほしいと考えています」

「英語インタビュー型」入試は英語による面接のみで、筆記試験は行いません。

「帰国子女だけではなく、インターナショナルスクールへ通学したり、英会話教室で勉強したりしている受験生も挑戦してくれました。英検3級以上の取得が受験の目安となります。英語への興味・関心はもちろん、学習意欲、コミュニケーション能力も合わせて評価します」

 同校は中1・中2の希望者を対象とするニュージーランド春季短期留学(15日間)や、中2・中3の希望者を対象としたターム(学期)留学など、早い段階での国際交流プログラムが充実しています。

「入学後は、さまざまな国際交流の場でリーダーとして活躍してほしいです。周囲の生徒も良い影響を受けるでしょう。伝統行事である英語スピーチコンテストや、国際絵本翻訳コンテストへの参加など、楽しいイベントがたくさんあります」

「2科」「4科」「適性検査型」「思考力(プレゼン)型」入試も引き続き実施されます。

「『思考力(プレゼン)型』入試は、2月11日に行います。複数のテーマの中から1つを選び、書籍やパソコン(インターネット)で情報を集め、資料を作成して発表します。自由研究や校外活動に力を入れてきた受験生に、ぜひ注目してほしいです」(黛先生)

 入学後は、各教科で学習面のフォロー体制が整っているので、心配はいらないとのこと。

「そのためにBJタイム(放課後学習)が充実しています。通常授業で小テストを行い、BJタイムでは習熟度に応じてフォローアップを行います。応用力をつけるハイレベル講習会や、英検の受検級別のフォロー講座もあります。学年の枠を越えた指導も行い、生徒同士が教え合う環境の土台になっています」

進学通信 2020年9月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ