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スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

私学の英語最前線

聖学院中学校

英語は単なるスキルではなく
社会とつながるツール

細やかな指導と楽しい授業によって、英語の4技能を着実に身につけ、自己理解を深め、世界を知り、英語が果たす役割を考えながら学ぶ同校の英語教育について紹介します
あらゆる生徒が
満足できる授業を
英語科主任 井上渉先生英語科主任
井上渉先生

「中高一貫校なので、中学では高校受験にとらわれずに英語教育を実践できます。高校からは大学受験という目標がありますが、これからの社会で英語はコミュニケーションのツールとして必須であり、単に受験科目にとどまるべきものではないと考えています。だからこそ中学時代は、どのように英語を学ぶかというプロセスが重要になってきます」

 そう話すのは、英語科主任の井上渉先生。同校の教育エッセンスが凝縮された、中学段階での英語教育についてお話をうかがいました。

「本校には、ほぼ初めて英語を学ぶ生徒もいれば、英語圏で育った帰国生もいます。英語初心者の生徒が安心して学べ、英語を使い慣れた生徒が満足できる授業を展開するために、中学では習熟度別の指導体制(下表参照)を敷いています。
 これから英語を学ぶ生徒たちは、まず英語を好きになることが大切です。そのため、中1・中2では、映像や音楽を使って楽しく英語を学ぶことで “英語の習得は難しい”というイメージを払拭する、『DJイングリッシュ』の授業を行っています。また、それと同時に、着実に実力がついているかどうかをスモールステップで確認しています。定期テストの結果だけでなく、授業での様子や小テストの結果などから、成長のプロセスも細かく見ています。
 英語を使い慣れている生徒たちは、海外の政治家のツイッターやニュース記事などを教材として用い、英語圏の社会で実際に使われている英文に触れながら学んでいきます。そして、自分の意見をまとまった英文で表現するアウトプットの機会も増やしていきます。
 各クラス・コースに共通しているのは、なるべく多くの時間を生徒が話したり、考えたり、書いたりするワークに使っている点です。ワークの内容はコースやクラスによって違いますが、1回1回の授業に、読んで、書いて、聞いて、話すという4技能の要素が入るのが本校の英語の授業です」

習熟度別 英語のクラス配置・授業体制
            
中1 中2 中3
SSコース SSコース SSコース
英語経験者クラス Sコース
Advancedクラス
Regularクラス(※) Aコース
Bコース

※Regularクラスは中1の2学期よりA・Bコースに分かれます。その後も生徒の習熟度に合わせたクラス替えがあります。

生徒に問いかける
英語教育

 同校では海外研修や英語を使う探究学習の機会を多く設けています。これらは生徒自らに英語の必要性を実感させ、モチベーションを高め、英語力を伸ばすことにつながっていますが、同校の英語教育の目的はそれだけにとどまりません。

「スキルとしての英語力を伸ばすのと同様に、 “誰のために、何のために英語を用いるのか?”を自ら考え、発信する力を重視しているのが本校の英語教育です。
 生活に必要な英会話のスキルは、機械や人工知能に代替される時代がやってきています。自分の意見を持ち、勇気を持って発言したり行動したりする力、思考力や表現力が、これからはよりいっそう大切になります。
 本校では、思考力や表現力を培っていくために、すべての教科において生徒にたくさん問いかけをしています。教員は、 “どのように問えば、生徒たちに考えさせることができるのか。生徒に何ができるようになってほしいのか、そのためにはどのような問いを投げかければいいのか”を、常に研究しています。さらに付け加えるなら、毎朝の礼拝でも、生徒たちが自ら考えるきっかけとなる問いを投げかけています。
 知識そのものを教えることにとどまるのではなく、どう教え、そこで得たものを何に活かしていくのか。それを生徒とともに考えていくのが聖学院の英語の授業がめざすところです」

POINT1
英語を学ぶ喜びを実感する
『DJイングリッシュ』の授業
榊原研一先生榊原研一先生

 英語に初めて触れる中1・中2を対象とする『DJイングリッシュ』を指導する英語科の榊原研一先生は、同校のOBでもあります。

「『DJイングリッシュ』は、音楽と映像にネイティブの発音による単語や文章、文法事項などを載せて、身体でリズムをとりながら、声に出して楽しく英語を学んでいく授業です。すべてオリジナルの教材を使い、教員が自由に、試行錯誤しながら授業を組み立てています。

 新しい言葉を学ぶという新鮮な体験や高揚感、仲間と一緒に学ぶ喜び、楽しさを大切にしています。本校は入学してくる生徒たちを、6年かけて伸ばしていく学校です。そのスタートである中1〜中2の時期に英語を好きになることによって、中高での学びを楽しめるようになり、自信をつけ、ほかの教科を伸ばしていくことにもつなげていきたいと考えています」

POINT2
英語を通して世界を知る
『ソーシャルイシュー』
塩田テレサ先生塩田テレサ先生

 主に英語経験のある生徒の指導にあたるネイティブ教員の塩田テレサ先生にうかがいました。

「私の授業では、『ソーシャルイシュー』(社会問題)を学ぶことをポイントの一つとしています。英字新聞などを使い、世界の社会問題に触れながら、そこで用いられている実践的な単語や表現方法を学び、次に、自分の考えをまとめて意見を述べたり、ディスカッションしたりします。

 ソーシャルイシューを取り入れることで、内容の濃い議論ができ、単に英語の表現を学ぶことにとどまらない充実した授業となっています。そのような授業を展開することで、SSコースには『もっとたくさんのことを学んでレベルアップしたい』という生徒たちも集まるようになりました。ほかのクラスの生徒にも良い目標となっています」

POINT3
海外大学進学や国際社会に
強い生徒を育てる
児浦良裕先生児浦良裕先生

 同校の国際教育について、広報部・21教育企画部と国際教育部の部長を兼任する児浦良裕先生にうかがいました。

「本校では、オーストラリア、アメリカ、イギリスなどの短期・中期留学やターム留学、社会貢献やプロジェクト学習を行うタイ研修・カンボジア研修などの研修プログラムを、希望制で複数用意しています。
 生徒が自分で目的を考え、複数のプログラムから選択して参加することが非常に重要です。なぜなら、本校では従来の日本型の優等生ではなく、海外の大学で求められるような”自分で何を成し遂げたのか”という点に強い生徒を育てているからです。例年海外大学に進学する生徒がおり、台湾の大学に進学する道も開けています。世界を志す生徒たちにとって、本校の学びはアドバンテージを発揮します」

生徒の声
経験値の豊富な仲間と
切磋琢磨できる学習環境
佐藤寛也さん(中2)佐藤寛也さん(中2)

 アメリカ・テキサスで過ごした経験を持つ帰国生の佐藤寛也さん(中2)に聞きました。

「ソーシャルイシュー(社会問題)では、海外の文化や国際社会の課題をテーマにして学ぶため、教科書には載っていない語彙も増えていきます。クラスでの議論を通して視野が広がっていくのもとても面白く、もっと知りたい、もっと発展的で実践的な英語を身につけたいと思うようになりました。SSコースには自分とは違う文化圏で育った生徒がいて、彼らの経験や英語力に圧倒されることもあります。ライバルがいて、切磋琢磨できる環境がさらにモチベーションを高めてくれます」


個性を認め活かす環境で
学びたい気持ちが育つ
鈴木康生さん(中2)鈴木康生さん(中2)

 鈴木康生さん(中2)はドイツ・ミュンヘンで過ごした経験を持つ帰国生です。

「帰国して間もない頃に学んだ日本の公立学校では、生徒を一律に扱ったり、効率を優先したりする教育に居心地の悪さを感じていました。それと反対に、聖学院はあらゆる個性を認めてくれ、その良さを活かしながら、とてもていねいに、じっくりと、導いてくれる学校です。
 授業を通じて、英語をもっと豊かに話したい、自分の意見を正確に言えるようになりたいと思うようになりました。語彙力や文法はもちろん、ほかの教科もしっかり学びたいという気持ちを芽生えさせてくれます」

(この記事は『私立中高進学通信2020年4・5月合併号』に掲載しました。)

聖学院中学校  

〒114-8502 東京都北区中里3-12-1
TEL:03-3917-1121

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