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私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

注目! News and Topics

芝浦工業大学柏中学校

一人ひとりを自立した探究者へ
全国中学高校Webコンテストへの出場

2月15日に東京で開催された、全国中学高校Webコンテストのファイナリストによるプレゼンテーションの模様。同校は、昨年に引き続き最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞しました。

2月15日に東京で開催された、全国中学高校Webコンテストのファイナリストによるプレゼンテーションの模様。
同校は、昨年に引き続き最優秀賞・文部科学大臣賞を受賞しました。

 文部科学省から2018年度にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の再指定を受けた同校。1999年の中学校開校以来、中学2年次から生徒全員が学校インターネット教育推進協会(※1)主催の「全国中学高校Webコンテスト」に参加しています。

 このコンテストは、全国の中高生が3~5人でチームを組み、社会的な課題などをテーマにWeb作品を制作し、そのプロセスと成果を競うものです。校内予選を勝ち抜いたチームが全国大会に出場。厳しい審査を経た上位10校が「ファイナリスト」に選ばれます。2019年度の全国大会では、同校の中学校から2チーム、高校から2チームがファイナリストに選ばれました。その取り組みについて古宇田大介先生にお話をうかがいました。

※1 学校におけるインターネット活用促進を進める特定非営利活動法人。政府、自治体、企業、市民の連携のもと、学校だけでは実現が難しい学びを行っています。

自分で探究することの
喜びや感動を知ってほしい
9月の増穂祭(文化祭)では、同コンテストに出展する作品について、保護者や来校者に向けて生徒全員がプレゼンテーションを行います。9月の増穂祭(文化祭)では、同コンテストに出展する作品について、保護者や来校者に向けて生徒全員がプレゼンテーションを行います。

 これまで何組ものファイナリストを送り出し、数多くの作品が入賞を果たしている同校。2018年度のコンテストでは中3生のチームが「LGBT〜個性を尊重しあえる社会~」(※2)で最優秀賞・文部科学大臣賞・プラチナ賞に輝きました。同コンテストの指導にあたる古宇田先生は、その狙いについて次のように話します。

「本校はSSH指定校として、今まで以上に主体的に学べる環境を用意していきたいと考えています。そこで、開校以来から力を入れてきたWebコンテストへの取り組みをブラッシュアップし、生徒全員がさらに自立した探究者になることをめざします。生徒たちは、情報収集力や分析力、協働する力など、さまざまな力をつけていきます。自分たちで探究することの喜びや感動を味わえるように、教員はなるべく手を貸さず、必要な時だけアドバイスをしています」

※2 http://contest.japias.jp/tqj21/210033T/index.htmlに公開されています。

抜群のチームワークで
探究することを楽しむ

 2019年度のファイナリストに選ばれた中2生のチーム、荒井陸さん、関唯斗さん、三村乙樹さんの3人は、「シゴトとニホンジン―真の働き方改革とは―」(※3)を作品のタイトルにしました。関さんがリーダーとしてプログラミングを担当し、三村さんがイラストを、荒井さんが企業への取材依頼や連絡を行ったそうです。3人は、中1の頃から討論を重ねて構成を考え、Web作品を創り上げてきました。

「ブラック企業や子どもの貧困など、今の日本が抱える問題について3人で話し合ううちに『働き方改革』にたどり着きました。制作を通じて学べたのは、自分の意見や思いをどうすれば多くの人に、わかりやすく伝えることができるかです」(三村さん)

「僕はユニークな働き方改革を実施している企業に取材を依頼するメールを送りました。取材を承諾いただいた企業を3人で訪問し、社員の方たちのお話を聞いて文章にまとめました。家族や先生以外の大人との接し方やメールの作法について学ぶことができました。この貴重な経験を将来に役立てたいと思っています」(荒井さん)

「真の働き方改革とは何なのか? それは働く時間を削減することではなく、自分に合った働き方や、効率の良い働き方を選択できることだという結論を導き出せました。日本の社会や企業の在り方について深く考えるきっかけになりました」(関さん)

 ファイナリストチームはファイナリストプレゼンテーションを行い、最終選考が行われます。今年も同校の中3生のチームが、最優秀賞・文部科学大臣賞・プラチナ賞を受賞しました。

※3 http://workfuture.jp/に公開されています。

作品について
「自分に合う働き方を選べることが働き方改革では」

「シゴトとニホンジン―真の働き方改革とは―」のWeb作品(金賞・オーディエンス賞受賞)。制作にあたって3人はまず同校の中学生にメールでアンケートを取りました。そこでわかったのは、3分の1の生徒が、働き方改革を労働時間の削減だと思っていることでした。一方、大学教授たちにもアンケートをとったところ、自分が好きで研究していることなので残業するのは苦に感じない人もいたといいます。また、特徴的な働き方改革をしている企業5社に取材。その結果、テレワークを推進したり、オフィスに近い家に引っ越しができるように支援したり、さまざまな社内制度を設けていることがわかったそうです。

ファイナリストに選ばれた三村乙樹さん、関唯斗さん、荒井陸さん(写真左から)。3人はクラスメートで、三村さんと荒井さんは科学部に、関さんは剣道部に所属しています。ファイナリストに選ばれた三村乙樹さん、関唯斗さん、荒井陸さん(写真左から)。3人はクラスメートで、三村さんと荒井さんは科学部に、関さんは剣道部に所属しています。
3人は中1の時にWebコンテストのことを知りました。以来、放課後には教室に残ってホワイトボードを文字でいっぱいにしてWeb作品のテーマについて、話し合っていたそうです。3人は中1の時にWebコンテストのことを知りました。以来、放課後には教室に残ってホワイトボードを文字でいっぱいにしてWeb作品のテーマについて、話し合っていたそうです。

探究の輪をどこまでも拡げていきたい
数学科 古宇田大介 先生
中1の時から今回取材した中2生3人のコーチを務める。中1の時から今回取材した中2生3人のコーチを務める。

「全国中学高校Webコンテスト」への参加を通じて、生徒全員が主体的に探究活動に打ち込めるようにすることが目標です。例えば、今回ファイナリストに進んだ3人が心を一つにして楽しそうに探究に励んでいる姿を見て、ほかの生徒は刺激を受けるでしょう。3人は、来年、別の生徒とチームを組んでコンテストに参加します。そこでもまた探究の輪が広がっていくでしょう。また卒業生とのつながりも大切にしています。過去に同コンテストで入賞した卒業生が来校し、その時の探究活動が今の生活にどう活かされているかを語る機会を設けています。

(この記事は『私立中高進学通信2020年4・5月合併号』に掲載しました。)

芝浦工業大学柏中学校  

〒277-0033 千葉県柏市増尾700
TEL:04-7174-3100

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