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私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

注目! News and Topics

京華中学校

自ら課題を見出し解決する
探究科で、『学び方』を身につける

それぞれが調べたことについてグループのメンバーと議論したり、情報共有したりします。

それぞれが調べたことについてグループのメンバーと議論したり、情報共有したりします。

「天下の英才を得て之を教育す」を建学の精神に掲げ、グローバル社会のリーダーとして必要な実行力をもって世界で活躍する人物を育てている同校。

 

 将来の夢や希望に向けて自己啓発を促し、多様化するグローバル社会に前向きに対応できるコミュニケーション能力、自己表現力、協働性、思考性を身につける教育を実践しています。

仮説を立てて検証し
わかりやすく発表する
書籍で調べたり、インターネットを通じて資料を集めたりして、情報を収集し、探究を深めます。書籍で調べたり、インターネットを通じて資料を集めたりして、情報を収集し、探究を深めます。

 中学の各学年で行う「探究科」は、同校独自の取り組みで、週1回、水曜日の5時間目に実施される授業です。

「探究科では、生徒が自分の興味のあるテーマを掘り下げ、自分で課題を見出し、解決していきます。仮説を立てて検証し、わかりやすく発表するという、いわば『学び方』を学ぶという狙いがあります」
(入試広報部長/池本和樹先生)

 探究科は、普段のクラスの枠を越え、学年全体から4、5人のグループをつくって、協働で進めていきます。これは、日常的に接点のない人と話すことで、多様な考え方があることに気付き、自らを振り返るためです。テーマは、環境問題や伝統文化など、さまざまなジャンルから生徒自身が興味のあるものを選び、深めていきます。生徒たちが取り組むテーマは「外来カブトムシが及ぼす影響」や「海に捨てられたゴミの影響」など、バラエティ豊かです。

 生徒は1人1台支給されているタブレット端末を使い、インターネット上に発表されている論文を参照したり、書籍を探したりして調べます。なかには、現地調査を行うグループもあります。調べ方について生徒の自主性に任せているのは、どのように調べるのがテーマとしてベストなのかを考え、実行することが探究科での学びの一つだからです。

 インターネットでの調査は便利な半面、正確でない情報も含まれており、取捨選択しなければなりません。この過程で、メディアリテラシーを含めた指導を行います。教員はそのサポートを含め、生徒の調査方法が適切か、方向性が間違っていないかなどに目を配り、相談を受けた時にはアドバイスをします。

将来の進路選択に
つながる“学び”

 探究科での活動の成果は、2月に行われる探究発表会で、学年ごとに分かれてほかの生徒に向けて発信されます。各グループは、分担して調べたことをパワーポイントを使ってまとめ、プロジェクターに映しながら発表します。どうしたらわかりやすく伝えられるかを考えることも大切で、クイズを取り入れて問いかけるなど、工夫を凝らした発表が見られます。また、中2から設けられている国際先進クラスの生徒は発表を英語で行うなど、同校ならではの発表形式も見られます。

「自ら課題を見つけ、仮説を立てて検証していく一連の学びを通して、調べ学習から探究へとステップアップすることをめざしています。この力は社会に出てからも必要になります」(池本先生)

 探究科の授業を通じて、生徒たちは「学び方」を身につけ、自己表現が上手になります。さらに、興味のある分野を掘り下げることで、将来の進路選択にもつながっていきます。

発表を聞く生徒たちのまなざしは真剣そのもの。発表を聞く生徒たちのまなざしは真剣そのもの。
国際先進クラスの生徒は、発表を英語で行います。国際先進クラスの生徒は、発表を英語で行います。
調べ方や、調べた内容について、教員にも相談しながら進めていきます。調べ方や、調べた内容について、教員にも相談しながら進めていきます。
グループでは、主に「調べる」、「まとめる」、「発表する」といった役割分担をし、協働でテーマを掘り下げていきます。グループでは、主に「調べる」、「まとめる」、「発表する」といった役割分担をし、協働でテーマを掘り下げていきます。
自己肯定感を得て勉強にも意欲的に
入試広報部長 池本和樹先生
入試広報部長 池本和樹先生

 探究科の取り組みは、別の名称で実施していた時期も含め10年以上前に始まっています。

 教科の授業とやり方が違うので、生徒たちには最初は抵抗や戸惑いがありますが、興味のあるテーマを掘り下げることは楽しいようで、すぐに積極的に取り組むようになります。

 生徒たちが取り組んでいるテーマには正解もゴールもありません。ですが、取り組むうちにテーマから自分で課題を見出し解決することが本当の意味での勉強なんだということに気付きます。そして、そこから得た学びを発言することが当たり前になり、自己表現ができるようになります。こうした学びの姿勢はほかの教科にも良い影響を与えます。どの教科でも教員からの一方通行の指導でなく、自ら掘り下げ、発言し、自分を表現するようになっています。また、発表を評価されることで自信がつき、自己肯定感を得ることで勉強に意欲的に取り組むようになります。

(この記事は『私立中高進学通信2020年4・5月合併号』に掲載しました。)

京華中学校  

〒112-8612 東京都文京区白山5-6-6
TEL:03-3946-4451

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