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私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

実践報告 私学の授業

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校

毎朝10分間のWebテストで
積み重ね学習を無理なく実現

振り返り学習で定期テストの点数もアップ
Webテストの結果を見ながら、わからないところを教え合う生徒たち。教員への質問も活発になりました。ちょっとしたやりとりが、教科の苦手解消につながっています。

Webテストの結果を見ながら、わからないところを教え合う生徒たち。
教員への質問も活発になりました。ちょっとしたやりとりが、教科の苦手解消につながっています。

Webテストで
単元をしっかり定着させる

“未来を「生きる力」を育てる”を教育方針とする同校。創立以来の到達度別授業や、少人数制によるきめ細かな学習活動など、手厚い指導に定評があります。 2019年度からは、中学校で朝のホームルーム後の朝学習にWebテストを導入。英・国・数の3教科を中心に、主要5教科の小テストを毎日実施しています。生徒はインターネットを利用した学習アプリ「Classi」から配信されるテストを各自のスマートフォンで受け取り、その場で入力して解答していきます。

「Webテストは、10分間に10問を解く小テストです。生徒個人が所有するスマートフォン(※)を使うので、取り組みやすいようです。テストで間違ったところは専用のノートを使って必ず復習し、担任に提出することが義務付けられています」

 と、中1のクラス担任で数学科の河口志穂先生は言います。

※スマートフォンは朝学習後に担任が預かり、帰りのホームルームで返却しています。

平均点が大幅アップ
英検の過去問配信にも利用

 Webテスト導入当初の目的は、朝の10分間を小テストに集中することで、学習のリズムを整えることでした。学習中の単元の問題を出題していたところ、予想以上に生徒に好影響を与えました。

「本校では、英・国・数の教科は到達度別の授業クラスに分かれて学んでいますが、朝のWebテストはホームルームのクラスで受けます。Webテストでは、時には到達度別クラスで下位のクラスメートのほうが良い点数を取ることもあり、それが生徒の刺激になるようです。
 勉強へのモチベーションが上がり、Webテスト開始後、定期テストの学年平均点が、以前より全体で大幅にアップしました。テスト終了後の面談でも前向きな発言が増え、勉強に対する意識の高まりを感じました」(河口先生)

「英検対策にも役立っています」と中学主任で広報の上原慎也先生は話します。

「英検前の冬休みに、過去の出題問題をClassiで配信したところ、生徒の取り組みがより前向きになり、結果的に英検の合格率アップにつながりました」

生徒一人ひとりへの
サポートがしやすくなる

 中学でのICT導入のもう一つの目的は、学年全体の情報共有です。Webテストの結果を共有することで、担任の教員が生徒一人ひとりの全教科の学力をきめ細かに把握できるようになりました。

「Webテストの振り返りをノートで提出させているので、担任が個々の生徒の学習状態を把握しやすくなりました。Webテストの結果を見て、教科担当の教員と担任が、生徒の苦手分野の克服について相談するなど、教員間の連携に役立っています」(河口先生)

 また、Webテストの結果で単元への理解度がつぶさにわかるため、授業でのきめ細かな対応が可能になりました。

「小問ごとの分析などもできるので、教科担当の教員は次回の定期テストの作問に活かすことができます。教員間で情報を共有する取り組みは、本校の“少人数できめ細かな指導を”という教育方針にマッチしています」(上原先生)

 今後は、教員間でのデータ共有がよりスムーズに進むように高度なICT化を進めて、生徒たちの学力アップを効果的に図っていく予定です。

「ICTはあくまでツールです。活用することで生徒一人ひとりの力を伸ばしていくことを目標としています」(上原先生)

10分間で10問を解くWebテストが細やかな学習サポートを実現
Web Test1
テスト結果がすぐにわかる
生徒が自分の苦手分野を把握
慣れた操作で、スマートフォン上に表示された問題を解いていく生徒たち。スマートフォンを持っていない生徒には端末の貸し出しもしています。慣れた操作で、スマートフォン上に表示された問題を解いていく生徒たち。スマートフォンを持っていない生徒には端末の貸し出しもしています。

 Webテストは、生徒が「解答完了」のボタンを押すと、自動で○×が表示され、合計点数も表示されます。教員が「○点だった人は?」と聞いて挙手させたり、「○点以上は取ってね」とアドバイスしたりするなど、個別の進捗もチェックします。結果がその場でわかることで生徒のやる気にもつながり、生徒自身が自分の苦手を理解しやすくなり、これが家庭学習や定期テスト対策にも活きているのです。

 担任が「今日のWebテストは隣のクラスより平均点が高かったよ」などと声掛けをして励ますことで、生徒たちは「隣のクラスに負けないようにがんばろう」と、より集中して取り組むようになったそうです。

「操作が簡単で、すぐ点数が出るのがいい」「プリントよりやる気が出る」と、生徒たちにも好評です。

10分間で10問を解くWebテストが細やかな学習サポートを実現
Web Test2
振り返りノートで
学習到達度がアップ

 Webテストは定期テストと違って友達同士で気軽に点数を言い合えるため、苦手分野を教え合ったり、教員に質問したりという行動につながっていると河口先生は言います。

「さらにノート学習と組み合わせることで、自学自習の習慣が身につきます。Webテストで間違えたところや、わからなかったところは、専用のノートで必ず復習し、担任に提出する決まりです。ていねいに復習し、振り返りノートを上手に活用している生徒は、確実に成績が上がっています」(河口先生)

 教員もWebテストの結果をチェックすることで、生徒の学習到達度や苦手分野が把握しやすくなり、授業はもちろんWebテストの復習プリントを宿題に出すなど、家庭学習にも活かしているそうです。

朝のWebテスト実施によって、気軽に生徒同士が相談しやすい雰囲気作りができるようになりました。朝のWebテスト実施によって、気軽に生徒同士が相談しやすい雰囲気作りができるようになりました。
Webテストの結果を踏まえ、教員がオリジナルの復習プリントを作成することも。こうした積み重ねが基礎学力アップにつながります。Webテストの結果を踏まえ、教員がオリジナルの復習プリントを作成することも。こうした積み重ねが基礎学力アップにつながります。
Web Test3
クラス担任⇔教科担当で
よりきめ細かな指導ができる

 Classiで集計されたWebテストの結果データは、教員が目的に合わせて活用することができます。学年全体の傾向もわかり、生徒一人ひとりがどの問題でつまずいて、どの問題が得意なのかなど、分析も可能です。

 クラス全体が苦手な部分について、教科担当の教員と相談して、宿題を出してもらうなど、より細かな学習サポートも行っています。

単元ごとのつまずきがわかるので、教員も指導しやすくなりました。
教科の教員と担任がタッグを組み、生徒の学力アップを支えます。

単元ごとのつまずきがわかるので、教員も指導しやすくなりました。
教科の教員と担任がタッグを組み、生徒の学力アップを支えます。

(この記事は『私立中高進学通信2020年4・5月合併号』に掲載しました。)

秀明大学学校教師学部附属秀明八千代中学校  

〒276-0007 千葉県八千代市桑橋803
TEL:047-450-7001

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