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私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

未来を切り拓くグローバル教育

佼成学園女子中学校

タイ研修を見据えた
高大連携のワークショップ

フィールドワークに向けグローバルな視野を獲得
2019年度の青山学院大学GSC学連の学生とのワークショップ第3回は、地元でのフィールドワークの成果をグループワークによりプレゼンテーション。合計3回にわたる授業は、大学生によるテーマ立案と指導により、主体的に実施されました。

2019年度の青山学院大学GSC学連の学生とのワークショップ第3回は、
地元でのフィールドワークの成果をグループワークによりプレゼンテーション。
合計3回にわたる授業は、大学生によるテーマ立案と指導により、主体的に実施されました。

「国際文化」の授業で
行われる「高大連携学習」

 2014年、文部科学省よりスーパーグローバルハイスクール(SGH)に認定された同校は、グローバル教育のモデルクラスとなる高校「スーパーグローバル(SG)クラス」を中心に、“グローバルの佼成”として豊富な実績を積み重ねています。なかでも注目されるのが国際教養を身につけ、さまざまな課題探究・課題解決に取り組む「国際文化」の授業での高大連携学習です。

「国際文化の授業では、高1は青山学院大学、高2は恵泉女学園大学、高3は慶應義塾大学の学生と高大連携学習を実施し、グローバルな視野を持ちながらさまざまな社会問題への課題探究・解決の意識を高めていきます。
 大学の先生方による本格的な講義形式の授業も多く設けますが、生徒がよりイキイキと授業に取り組んでいるのは、現役大学生の指導によるワークショップです」

 そう話すのは、国際理解科主任を務める秋田聡大先生です。2019年度のSGクラス高1生は、青山学院大学地球社会共生学部(GSC)学生連合(※)の学生が課題立案した、3回のワークショップ特設授業を受講しました。

「GSC学連の学生の皆さんは生徒と年齢も近く、実際に海外でのワークショップ、現地でのフィールドワークも体験しており、タイの国立大学に留学した経験もあります。SGクラス生は高2でタイでのフィールドワークを経験しますので、事前学習としての意味合いも強く、現地の様子を伝えてくれる先輩方の話はとても身近で説得力があります。
 活発なやり取りのなかで、自分たちが高2で実際に体験するタイでの課題探究やプレゼンテーション手法を効果的に習得できる、ハイレベルな授業が実現しています」

※青山学院大学地球社会共生学部 (GSC) 学生連合…青山学院大学地球社会共生学部公式の学生団体。通称、GSC学連。約60名の学生が参加し、高校でのワークショップをはじめ、新入生歓迎ワークショップ、模擬国連、留学生のための国内ツアーなどを企画開催しています。

リベラルアーツの視点から
国際的問題に取り組む

 SGクラスにおける高大連携授業は学年ごとにレベルアップし、高2・高3ではより高度な学びへと発展します。2019年度は、恵泉女学園大学の高橋清貴教授による「主権者を置き去りにする開発援助の再考」を主題とする授業に取り組み、青山学院大学の林拓也教授による「アジア諸国との関係から見た日本の課題」や、上智大学総合グローバル学部の植木安弘教授による「グローバルな課題と国連の対応」の講義なども受け、未来につながる国際社会の重要課題にも目を向けます。

「高大連携授業は中高の学びだけでは得られない、幅広い視点からのインプットを自らの課題と結び付け、自分自身の考えをしっかりアウトプットできる力を育てます。ここで養われる力はAO入試などに強みを発揮するだけでなく、グローバル社会に羽ばたく将来にこそ役立つ貴重な財産へと育っていくことでしょう」

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「地域活性化」をテーマに多くの提案
青山学院大学とのワークショップ授業
海外研修につながるフィールドワークを学ぶ

 合計3回行われた青山学院大学GSC学生連合とのワークショップの1回目は、フィールドワークを行う上で重要な「観察」や「インタビュー」などの調査方法を学び、タイ・バンコク在住のGSC留学生によるSkypeを通じての遠隔授業も行われました。

 2回目の授業では、同校最寄りの千歳烏山の商店街で、実際に地域活性化を探究するために必要な情報を集めるフィールドワークをグループ単位で実施。その成果をもとにした3回目は、地元地域コミュニティの現状および問題点と、そこから導かれる地域活性化に必要な提案を、付箋と模造紙を使って整理してプレゼンテーションを行いました。

 教室ではGSC学連の学生のアドバイスにより活発なグループ討議が行われ、プレゼンテーションでは生徒同士が熱心に質疑応答。「地域で普及している商店街のポイントカードを、独り暮らしのお年寄りの安否確認に活用する」「バリアフリーのインフラ整備のために駅前から放置自転車をなくすことが不可欠。まずは日本語と英語を併記した違法駐輪ステッカーを作成」など、地域の持続可能性を考慮した課題解決策が次々と生まれ、実りの多いワークショップとなりました。

地元の地域活性化方法を大学生の指導で話し合う地元の地域活性化方法を大学生の指導で話し合う
ポイントを整理してプレゼン資料を作成ポイントを整理してプレゼン資料を作成
フィールドワークの知見を付箋に書き出すフィールドワークの知見を付箋に書き出す
Interview
青山学院生とのワークショップで学んだこと
吉見 早莉奈さん(SGクラス 高1)

――今回のワークショップで印象的だった学びは?

吉見早莉奈さん
とくに思い出深いのは、千歳烏山駅前の商店街で、地域活性化を考えるための情報収集をしたことです。当日は雨で、街の人へのインタビューも難しい状況でしたが、大学生の皆さんが「インタビューは時と場合によってやり方を変え、どんな状況でも実行できなければならない。それこそがフィールドワークの本質」とおっしゃったのが印象的です。高2で体験する「タイ・フィールドワーク」に対する、大切な心構えを学びました。

――ワークショップは楽しんで勉強できましたか?

吉見さん
とても楽しかったです。先輩方が海外でのフィールドワークの実体験を授業に盛り込んでくださるので、興味深く取り組めました。

――今回のワークショップを糧に、高2の「タイ・フィールドワーク」で学びたい目標は?

吉見さん
私たちはタイで少数民族のカレン族の村と都市部の両方に行きます。民族による違いだけではなく、両方の共通点から、良いことと、より改善できることを理解して、今の社会問題の解決につなげられる研究ができればと思います。

Interview
SGクラスとのワークショップを終えて
間篠 花音さん(青山学院大学 地球社会共生学部2年)

――連携授業のテーマに「地域活性化」を選んだ理由は?

間篠花音さん
「地域活性化」をテーマに調査・研究する際、その根源となる「なぜ地域活性化が必要なのか?」について掘り下げた発表は少ないのです。なので今回は身近な商店街での情報収集から、「地域活性化とは何か?」を根本から考え、解決を導いていく内容をめざしました。

――ワークショップを終えて、感じたことは?

間篠さん
SGクラスの皆さんは、授業にとても熱心で発表も上手です。とくに今回は、「人が多いからこそ、地域住民同士のコミュニケーションが減る」という都市部ならではの問題点への気付きがあり、災害対策にも結びつくようなコミュニティ作りが必要だという話まで内容を掘り下げられました。とても良い成果が得られたと思います。

先生から一言
将来の進路へとつながる
高大連携学習
(国際理解科主任/秋田聡大先生)

 高大連携学習でのワークショップ授業の目的は、大学生から一方的に知識をもらうのではなく、本当の意味での主体的な探究学習の方法を学ぶことにあります。青山学院大学GSC学連の学生との授業は2年ぶり2度目でしたが、より協働型で進められて、お互いに学びが多かったと思います。

 SGクラス生の多くは、「国際文化」の授業での学びや研究テーマに強い思い入れを持っています。大学も単に偏差値で受験校を決めるのではなく、自分の研究を深められる大学を厳選して推薦入試や一般入試に挑戦しています。(国際理解科主任/秋田聡大先生)

(この記事は『私立中高進学通信2020年4・5月合併号』に掲載しました。)

佼成学園女子中学校  

〒157-0064 東京都世田谷区給田2-1-1
TEL:03-3300-2351

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