Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2020年4・5月合併号

SCHOOL UPDATE

横浜富士見丘学園中学校

図書室を活用した学び
創造力や探究心
協働性を豊かに育む

 『高校生直木賞』は、全国の高校生が文藝春秋に集まって直近1年間の直木賞候補作品の中から「今年の一作」を選びます。昨年に続いて、この大会に図書委員たちが参加。取材した日、図書室では、そのためのディスカッションが行われていました。

 『高校生直木賞』は、全国の高校生が文藝春秋に集まって直近1年間の直木賞候補作品の中から「今年の一作」を選びます。
昨年に続いて、この大会に図書委員たちが参加。取材した日、図書室では、そのためのディスカッションが行われていました。

 2019年の『高校生直木賞』には、全国から28校の生徒が参加。お互いの意見をぶつけ合いました。代表者・庄司梨颯さん(高2)は、他校の生徒の声に耳を傾けることで、作品の新しい解釈が生まれ、読書の楽しさが深まっていくことを実感したそうです。 2019年の『高校生直木賞』には、全国から28校の生徒が参加。お互いの意見をぶつけ合いました。代表者・庄司梨颯さん(高2)は、他校の生徒の声に耳を傾けることで、作品の新しい解釈が生まれ、読書の楽しさが深まっていくことを実感したそうです。

 新たな一歩として、2019年に男女共学制をスタートさせた同校。美しいれんが造りの校舎ではICTを駆使した最先端の教育が行われています。校舎の中心に位置するのが、約3万冊の蔵書を誇る図書室。ここでは生徒が幅広い分野の本に親しめるようにさまざまな創意工夫がなされています。

「毎月テーマを変えてコーナーづくりをしています。例えば2月ならバレンタインデーがあるので、古今東西の恋愛小説だけでなく、チョコレートの歴史に関する本や、カカオ農家の貧困問題に関する本なども展示しています」(司書教諭/榎戸好美先生)

 また『読書週間』や『POPコンテスト』といった校内イベントを企画。さらに『高校生直木賞』をはじめとする校外イベントにも図書委員たちが中心となって積極的に参加しています。2019年の『新潮文庫ワタシの一行大賞』では同校の福本桃子さん(高2)が優秀賞に輝きました。これは好きな1冊から、気になった一行を選び、その一行に関する想いなどを記述するコンクール。福本さんが選んだのは『青の数学』(王城夕紀著)の一行で「同じ問題を見ていても、誰もが同じものを見ているわけじゃない」です。読書の自由さを表現し、高く評価されました。

 一方、おすすめの1冊を5分間で紹介し合う『旭区中学生ビブリオバトル大会』(横浜市旭図書館主催)に参加した中3生は次のように話します。

「私が取り上げたのは、砥上裕將さんの『線は、僕を描く』です。この本を読んで、私たちの周りには意識していないだけで、大切なことがたくさんあることに気付くようになりました。その喜びを発表したところ、多くの共感を得られ、自信につながりました」

 読書やイベント参加を通して、自らの可能性を拓くきっかけにしてほしい、と榎戸先生は言います。

 さらに図書室は探究学習『クエストエデュケーション』にも活用されています。これは企業の課題に対して、その解決策を全国の中高生がプレゼンテーションして競うプログラム。同校はこの全国大会の常連校。今年度も2チームが5年連続の全国大会に進出しました。

一生大切にできる1冊と巡り合うために
調べて話し合い、アイデアが生まれる知の宝庫
図書委員は各クラスに2名いて、昼休みにカウンターで貸し出し業務を担当しています。図書委員は各クラスに2名いて、昼休みにカウンターで貸し出し業務を担当しています。
「本の表紙が見えるようにして並べています。背表紙だけでは、その本の魅力に気付かないこともあるからです。定期的に入れ替えをして、生徒の目に入りやすいようにしています」(榎戸先生)「本の表紙が見えるようにして並べています。背表紙だけでは、その本の魅力に気付かないこともあるからです。定期的に入れ替えをして、生徒の目に入りやすいようにしています」(榎戸先生)
『クエストエデュケーション』のブレーンストーミングをする生徒たち。高1の総合と社会科と情報の授業で図書室を活用しながら、この探究学習に取り組んでいます。「図書室はフェースツーフェースの話し合いができ、アクティブラーニングに最適な環境です。しかも、本校の図書室は広いため、生徒たちが大きな紙を広げてブレーンストーミングでき、調べたいことがあれば、すぐに本棚へ行って本を探せます」(教務部長・数学科・情報科/陶 暁子先生)『クエストエデュケーション』のブレーンストーミングをする生徒たち。高1の総合と社会科と情報の授業で図書室を活用しながら、この探究学習に取り組んでいます。「図書室はフェースツーフェースの話し合いができ、アクティブラーニングに最適な環境です。しかも、本校の図書室は広いため、生徒たちが大きな紙を広げてブレーンストーミングでき、調べたいことがあれば、すぐに本棚へ行って本を探せます」(教務部長・数学科・情報科/陶 暁子先生)
『POPコンテスト』の作品。中2生が新入生に向けて、図書室にあるおすすめの本を紹介したPOP広告を制作し、その中から読みたい本を中1生に投票してもらいます。『POPコンテスト』の作品。中2生が新入生に向けて、図書室にあるおすすめの本を紹介したPOP広告を制作し、その中から読みたい本を中1生に投票してもらいます。
 正門から続く並木道は、春に桜が満開になります。毎年3月末には地域の方々を招いた『お花見会』を開催。この日は図書委員による絵本の読み聞かせ会も行われます。 正門から続く並木道は、春に桜が満開になります。毎年3月末には地域の方々を招いた『お花見会』を開催。この日は図書委員による絵本の読み聞かせ会も行われます。
 図書室イベントの一環として、神奈川近代文学館から資料を借り、『文豪パネル展』などが開催されています。写真は『森鷗外展』の様子です。 図書室イベントの一環として、神奈川近代文学館から資料を借り、『文豪パネル展』などが開催されています。写真は『森鷗外展』の様子です。

「図書室に来ると『あっ、こんな本があったんだ!』と突然、目に飛びこんでくる本があります。こうして偶然に見つけて読んだ1冊や、その本に書かれた一行が一生の財産となることがあるのです。本校の6年間の中で、そのような本との出会いをしてほしいですね」
(司書教諭/榎戸好美先生)

(この記事は『私立中高進学通信2020年4・5月合併号』に掲載しました。)

横浜富士見丘学園中学校  

〒241-8502 神奈川県横浜市旭区中沢1-24-1
TEL:045-367-4380

進学通信掲載情報

【SCHOOL UPDATE】図書室を活用した学び 創造力や探究心協働性を豊かに育む
【その先に備えるキャリア教育】交流 将来のキャリアに必要な“ジェネリックスキル”を育成
【注目! News and Topics】男女別クラスによる共学化がスタートオンライン英会話が必修化
【未来を切り拓くグローバル教育】世界を身近に感じて自らつかむ未来像
【6年間の指導メソッド】男女別クラスによる共学化がスタート
【注目のPICK UP TOPIC!】2019年度からの共学化を見据え理数教育と英語教育をさらに充実させる
【生徒の未来対応型学校へバージョンアップ】2019年度より共学化横浜富士見丘学園の未来ビジョンが始動!
【SCHOOL UPDATE】海外研修 活きた英語力を高める体験型の海外研修
【グローバル時代の学び方】体系的な授業と多彩な講座で活きた英語力を磨く
【グローバル時代の学び方】体験から学びとる異文化コミュニケーション
【大学合格力強化計画】未来を幸せに生き抜くために 部活と勉強を両立し、志望校合格へ
【SCHOOL UPDATE】地域社会に貢献する体験型授業
【カリキュラムを読み解く】社会変化に対応できるキャリア教育
【10年後のグローバル社会へのミッション】価値観が多様化する社会で必要となる自ら選択する力を育む
【学校生活ハイライト】6年にわたる多彩な取り組みで 豊かな心と学力を育み 自立し、自律した女性をめざす
【未来を生き抜く学力のつけかた】なぜ学ぶのかを理解させ社会でのスキルを学び選択肢に広がりを
【Students' Chat Spot】学習指導・人格形成・キャリア教育を三本柱としたプログラムを展開
【キャンパス歩き】大切な6年間の成長をやさしく見守る 美しくゆとりあるキャンパス
【めざせ 次代のグローバルリーダー】6カ年一貫の女子教育を軸に 社会の中心で活躍できる女性を育てる
進学通信 2020年4・5月合併号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ