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私立中高進学通信

2020年2・3月合併号

ビジョン

十文字中学校

AIに負けない人財を育てる

主体的な学びを育む教育
ヒューマノイドロボット『ペッパー』に、学校紹介をさせるプログラムを組む授業を中1で実施。紹介する内容もすべて生徒が考えます。

ヒューマノイドロボット『ペッパー』に、学校紹介をさせるプログラムを組む授業を中1で実施。
紹介する内容もすべて生徒が考えます。

2016年からスタートした『Move on プロジェクト』。
生徒が主体的に活動する様子からは、改革の確かな手応えが感じられました。

自ら学ぶ力を身につけるため
『DDP』で授業改革
高等学校教頭/横尾康治先生(左)中学校教頭/浅見武先生(右)高等学校教頭/横尾康治先生(左)中学校教頭/浅見武先生(右)

 2016年から、生徒の自主性を大きく育むための改革『Move on プロジェクト』を進めてきた同校。そのきっかけになったのは、社会において求められる生徒像が変わってきたことだと高等学校教頭の横尾康治先生は言います。

「決められたことをきちんとできる生徒像は、これまでは女子校の良さの一つであったと思います。しかし、『これからの社会においては主体的な力をつけなければ、生徒たちは社会の中に埋没してしまうのではないか』と危機感を持つようになりました。これをきっかけに、生徒たちに自ら進んで学ぶ力をつけるため、さまざまな取り組みを始めました」

 改革の一環として、ICT活用や探究学習による授業改革、理数教育、キャリアプログラムの充実など、さまざまな取り組みが行われてきました。大きな成果を見せているのが探究学習です。2007年から、ディスカッション(D)、ディベート(D)、プレゼンテーション(P)の3つの活動を授業に積極的に取り入れる『DDP』を導入。スタート時は保健体育の授業から取り入れ、現在では多くの授業や行事に導入されています。

カリキュラムの中で育まれる
創造性や主体性、探究心

『DDP』を取り入れた授業では、さまざまな探究学習を展開しています。中1では動物を観察・研究してプレゼンテーションをする『上野動物園見学会』を実施。中2では、グループでディスカッションしながら、外国人の方に日本について案内することを想定した英語の新聞作りを行います。さらに中3では、数学の授業でデータ分析やグループ研究の成果をまとめ、ポスターセッションで発表。その後、個人研究を進め、1人でプレゼンテーションをするところまで行っています。

『DDP』のベースは、視野を広げ、発信する人の意見に耳を傾ける姿勢を養うことにあります。

「こうした自主性を重んじる取り組みを経て、生徒たちは自己表現が上手になっていきました」

 と、中学校教頭の浅見武先生は話します。

大学や企業と連携
生徒の視野を広げる

 4年目を迎えた2019年は、 『Move on プロジェクト next stage』としてさらにその幅を広げ、さまざまな新しい試みをスタートさせています。

 日頃から大学や企業、公共団体などが主催する講演会や体験会、見学会などへの参加を積極的に働きかけることで、参加する生徒を年々増やしています。参加希望者が多い東京大学の特別講座などは、教員が引率も行っているそうです。また、大学での研究プログラムに参加する生徒もおり、東北大学主催の飛翔型『科学者の卵養成講座』へ参加した高2生は、2018年に優秀賞を受賞しました。

 最近ではSDGs(※)の学習に興味を持った生徒が、「企業でのSDGsへの取り組みについて見学したい」と提案。自ら企業に交渉をして見学を実現させたそうです。

 同校はキャリアプログラムの質の高さに定評があり、2017年にキャリア教育優良学校として文部科学大臣から表彰された実績があります。時代や生徒のニーズに合った取り組みを、柔軟に取り入れる姿勢が、生徒の自主性や創造力を伸ばしているのでしょう。

※SDGs…2015年に国連で採択された、2030年までに達成すべき17の国際社会共通の目標。SDGsは「Sustainable Development Goals」の略称。

探究の成果!
生徒の提案でリュックサックを作成
 生徒の要望を形にした同校のリュックサックの試作品。デザインを決め、全校生徒に発表しました。 生徒の要望を形にした同校のリュックサックの試作品。デザインを決め、全校生徒に発表しました。

 こうした活動で得た主体的な力は、生徒たちをより積極的にし、自分でものを考えて自主的に動く姿勢へと変えていきました。

 2018年には、生徒会が生徒たちの要望をまとめ、指定バッグの一つとして、リュックサックの採用を学校に提案。先生方も納得できるよう、身体への負担軽減などの根拠をアピールしました。全校生徒に「使い方のマナー」講座も実施したそうです。

 リュックサックの採用が許可された後は、生徒会がメーカーと直接交渉。ポケットの位置や大きさ、ベルトの太さなど、生徒たちのアイデアを盛り込み、試作品の使い勝手をみんなで確認するなど、試行錯誤して完成させました。

 生徒が自主的に動いたことで誕生したリュックサックは、改革のすばらしい成果の一つです。先生方の生徒への信頼も、自主性を育む大きな鍵と言えるでしょう。

「生徒がより主体的に学べるように、授業そのものを変えていこうと教員一丸となって取り組んでいます。これから本校はもっと変わっていきます」(横尾先生)

 同校の改革は、未来へ向け、まだまだ続いていくことでしょう。

 「たくさんの教科書やノートが入るリュックサックがほしい」という生徒たちの要望を生徒会がまとめ、学校に提案。制作の許可を取りつけました。使いやすいデザインについて話し合いを重ね、メーカーに提案するところまで生徒が関わって制作されました。 「たくさんの教科書やノートが入るリュックサックがほしい」という生徒たちの要望を生徒会がまとめ、学校に提案。制作の許可を取りつけました。使いやすいデザインについて話し合いを重ね、メーカーに提案するところまで生徒が関わって制作されました。
生徒たちのさまざまなアイデアや工夫が詰まったリュックサック(完成品)。生徒たちのさまざまなアイデアや工夫が詰まったリュックサック(完成品)。
自主性を育て創造性と提案力を活性化する
『Move onプロジェクト next stage』

中学

『DDP』とICT教育で
探究力の基礎を育て、伸ばす
ICTを授業に積極的に取り入れ、PCスキルを育成。高1からは全員がノートPCを使用します。ICTを授業に積極的に取り入れ、PCスキルを育成。高1からは全員がノートPCを使用します。

 中学からディスカッション、ディベート、プレゼンテーションを系統的に身につける教育を行うことで、思いついたアイデアについて調べ、論理的な根拠や理由づけを行うことや、聞き手を引き付ける工夫を学び、探究学習の基礎となる力をつくります。

 中1からプログラミングの基礎に触れるなどICT教育も積極的に取り入れ、多面的に考える力を伸ばしています。また、校内に『サイエンスパーク』を設置することで自由に理数教材に触れる環境を整備。理数の世界に楽しんで触れられるように工夫を凝らしています。

高校

身につけた自主性と創造性で
社会とつながる

生徒自らの提案で企業訪問を実現

 国連が掲げる持続可能な開発目標『SDGs』。興味を持って調べた高2の生徒たちが、日本電気株式会社(以下NEC)によるICTを活用した取り組みを知り、自分たちでアポイントメントをとって企業訪問を実現させました。生徒自らの企業への問い合わせは非常に珍しいとのことで、訪問のニュースはNECの公式facebookにも掲載されました。

高大連携を活かしたキャリア教育

 社会で働く同校の先輩方にインタビューをする『仕事探訪』(高1)を実施するほか、さまざまなキャリア教育を展開。『高大連携キャリア講座』(高1)では、系列大学である十文字学園女子大学にて、希望の講座を選んで、大学での学びを体験することもできます。

(この記事は『私立中高進学通信2020年2・3月合併号』に掲載しました。)

十文字中学校  

〒170-0004 東京都豊島区北大塚1-10-33
TEL:03-3918-0511

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