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私立中高進学通信

2020年2・3月合併号

ビジョン

共立女子第二中学校

体験重視で多彩な進路を実現

東京ドーム5個分の敷地に充実の学習環境
広い敷地内にある充実した教育環境で学ぶ生徒たち。書道の時間も専用の教室で、心地よく授業に臨むことができます。

広い敷地内にある充実した教育環境で学ぶ生徒たち。
書道の時間も専用の教室で、心地よく授業に臨むことができます。

体験重視の教育から個々の進路希望を実現し、高い現役進学率を誇る同校。
その実績を支えるのは、時代に流されない女子教育の伝統でした。

恵まれた学習環境を活かした
体験重視の教育

 134年前、日本で初めて学校名に「女子」の冠を付けた共立女子学園を母体に持つ同校。『女性の自主性と社会的自立の育成』を理念に掲げ、10年後、20年後に活躍できる女性を育てています。

 同校には東京ドーム5個分の広さを持つキャンパスと、充実した教育環境が整備されています。大学の併設校ならではの高大連携も進みつつあり、高校生のうちから、大学での学びの一端をまじかに感じることができます。

 中高専用の図書館は6万冊の蔵書を誇り、400mトラックを持つ総合グラウンド、約1500人を収容でき音響性能にも優れた大講堂など、施設の充実ぶりは目を見張るばかりです。オンライン英会話が行えるAL教室や46台のパソコンを備えるPC教室など、ICT設備も完備し、美術室や工芸室のほかに専用の書道室を備え、本格的な書道に取り組むことができます。

 この環境を活かし、大切にしているのが体験重視の教育です。校内のファーム(農園)で苗から野菜を育てて収穫したり、4つの実験室と1つの演習室を使って、中学3年間で100の実験に取り組みます。恵まれた環境を活かした体験学習が同校の強みです。

 スマートフォンやパソコンが普及した社会だからこそ「読む・書く」力を伸ばしたいと、中学3年間で100冊の本を読み、中2の書写で211字もの「漁夫辞」を毛筆で書く取り組みも行っています。

 広い敷地でのびのびと取り組める部活動や、体育祭や文化祭(白亜祭)、合唱コンクールなどの学校行事を通じて、生徒たちはたくさんの経験をし、日々、成長していきます。

5教科では学び切れない
総合力を伸ばす

「充実した教育環境と、中高一貫6年間の長いスパンでカリキュラムを組めるからこそ、5教科では学びきれない総合的な知識や教養を身につけられるのが本校の強みです。
 人生100年時代と言われる現代。大学を卒業してからも長い人生が続きます。生涯にわたって学び、活躍する、社会的に自立した女性になれるよう、さまざまな体験を通して自分の “核”となるものを見つけてもらいたいと思います」

 体験を通してそれぞれが好きなことを見つけ、打ち込むことができ、「どのような生徒であっても自分の居場所を見つけられる学校である」と入試広報部の戸口義也先生は強調します。

グローバル体験と日本文化の
両方を体験する

 体験型の学習は、力を入れているグローバル教育にも取り入れられています。同校では、英語の「4技能統合型授業」を展開。授業時間の大半をペアワークやグループワークなどに充て、生徒たちが能動的に英語を使う時間を多く設ける一方、範囲を決めて英語の教科書を何度も繰り返し復習する「レイヤードメソッド」など、文法の基礎を徹底して定着させる学習も行われています。

 現代社会を生きるうえで、必ず必要になる異文化理解力も、歴史ある同校ならではの国際交流で育成。ニュージーランドにある姉妹校とは、互いにホームステイを行うなど、長年にわたり、交流を深めています。

 一方で、グローバル時代だからこそ日本の伝統文化を知り、世界に発信する力を身につけることも大事にしています。

「本校では道徳の授業の一環として礼法を学び、日本の伝統的な美しい所作を身につける時間を大切にしています。
 礼法を学ぶことで、場に応じた立ち居振る舞いができるようになります。実際、卒業生からは礼法で身につけた作法が就職活動や社会人として役に立ったという声を聞いています」(戸口先生)

 2020年は高校が創立して50周年を迎える同校。現在、各界で多彩に活動する卒業生を多く輩出してきた経験からも、『自立した女性を育てる』伝統の女子教育をこれからも引き続き大事にしていきたい、と戸口先生は話します。

「女子教育は本校のアイデンティティであり、134年の厚みがあるもの。これからの多様化する社会においても他者と共生し、真の美しさを身につけたグローバル人財となる21世紀の理想的な女性を育成していきます」

 50周年を迎えるにあたって、HPに掲げられた言葉は「Link to the Future」。その教育のビジョンは次の50年に向けて引き継がれていくことでしょう。

中1は理科の授業の中、多くの野菜の栽培を行い収穫。収穫した野菜は家庭科の授業で調理することも。中1は理科の授業の中、多くの野菜の栽培を行い収穫。収穫した野菜は家庭科の授業で調理することも。
入試広報部/戸口義也先生入試広報部/戸口義也先生
高2では茶道・華道・装道(着付)の基本を習得する『和躾(なごみ)の日』を設定。日本の伝統文化の基礎を体験します。高2では茶道・華道・装道(着付)の基本を習得する『和躾(なごみ)の日』を設定。日本の伝統文化の基礎を体験します。
校内施設の『グローバル・ランゲージスクエア』では、ネイティブ教員との交流のほか、留学生との交流イベントなども実施。校内施設の『グローバル・ランゲージスクエア』では、ネイティブ教員との交流のほか、留学生との交流イベントなども実施。
95%の高い現役進学率で
多彩な進路を実現

 充実した教育環境とカリキュラムでさまざまな体験を重視している同校は、毎年、約95%もの高い現役進学率を誇っています。2019年度は現役進学率が95.6%で、内訳は多い順に外部大学への進学が52.2%、共立女子大学へは39.6%、その他となっています。

 外部大学の志願者には、共立女子大学への推薦合格を確保したまま、外部大学を受験ができる『併設高校特別推薦制度』があるため、生徒自身も、また保護者にとっても不安を抱えずに受験勉強に臨むことができます。

 近年は生徒の志望も多様化しており、昨年度は理系進学者が約3割を占めました。また、音楽大学、美術大学への進学を希望する場合は、特別演習で受験対策を受けられるなど、進路の希望に応じてコース選択を行えるのも特徴です。

学びと進路のポイント

併設高校特別推薦制度とは

 2020年度から始まる大学入学共通テストや国公立大学の二次試験、私立大学の一般入試など、外部大学の入試の前に、併設の共立女子大学や共立女子短期大学の推薦合格を得ることができる制度。推薦合格を得たまま、外部大学にチャレンジでき、合格した場合は希望する大学へ進むことが可能です。多くの生徒がこの制度を利用して、安心して大学受験に取り組んでいます。

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