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私立中高進学通信

2020年2・3月合併号

ビジョン

跡見学園中学校

『将来構想プロジェクト』が始動

創立150周年に向けて新しい価値を生み出す新教育ビジョン
1人1台所有するタブレット端末は、授業はもちろん、学校行事や校外学習など、さまざまな場面で活用されています。

1人1台所有するタブレット端末は、授業はもちろん、
学校行事や校外学習など、さまざまな場面で活用されています。

これまでの伝統的な教育のより良い部分を強化し、新たな時代に合った教育を行うための『将来構想プロジェクト』。そこから生まれた新教育ビジョンと今後の展望についてうかがいました。

自らの美意識のもとに
新しい価値を生み出す力を育成

 跡見花蹊先生が同校の母体である跡見学校を創立したのが1875年。その目的は、日本が誇る伝統や文化を踏まえ、豊かな教養と精神を備えた高い人格に加えて自律し自立した女子を育てることでした。

 同校ではそうしたかけがえのない伝統を土台にしながらも、新たな時代に合わせた学校の特色づくりを考える『将来構想プロジェクト』を発足。2年間の準備を経て2020年に入学する中1生から、このプロジェクトに沿った新しい教育プログラムをスタートさせます。プロジェクト・リーダーの鈴木真人先生は次のように話します。

「『将来構想プロジェクト』のメンバーでディスカッションを重ねて、新教育ビジョンを打ち立てました。それは『自らの美意識のもとに新しい価値を生み出し、周りを幸せにする女性』です。『美意識』とは心や考え方の美しさであり、『人としてどうありたいか』という価値観と捉えています。
 新教育ビジョンに付随するキーワードとして『しなやかさ』『創造』『協働』というキーワードも掲げました。なかでも『しなやかさ』は跡見が大切にしてきたものです。しなる状態であれば、踏まれても折れずに強く立ち上がることができます。柔軟さと強さを併せ持ち、自分の美意識のもとで創造的に問題を解決できる。他者と協働して社会に貢献できる。そんな女性を育てたいと考えています」

 新教育ビジョンを実現するために、これまでの取り組みを整理して『跡見流リベラルアーツ』『本物の美の探求』『探究型創造学習』の3つにまとめました。

「『跡見流リベラルアーツ』は教育の土台となるものです。本校の『ごきげんよう』のあいさつ、本校が教えてきた身だしなみやお作法、また、書道などの伝統文化です。これらをまず『跡見で学ぶ美しい生活の型』、次に『跡見に息づく培われた型』、そして『型を破る方法を学ぶ型』という順番で実施していきます。
 まずは幅広い教養や礼儀作法などの基本を身につけ、それらを取り入れたうえで、これからの社会を自分らしく生きていくために“型を破る方法”を学ぶのです。好き勝手な振る舞いは、ただの『型なし』ですが、しっかりと礼儀や教養を身につけたうえで破れば美しい個性になります。この考え方を著名な歌舞伎役者の言葉から着想を得て導入しました。
『型を破る方法を学ぶ型』では、哲学対話や対話型鑑賞などのさまざまな思考法に触れる機会の導入を検討中です」

『本物の美の探求』には、歌舞伎や能狂言、文楽や雅楽の鑑賞など同校が行ってきた『本物に触れる教育』があります。遠足、美術館や博物館の見学、模擬裁判などの校外学習もこれに含め、今後はこれらの行事の事前・事後学習を徹底し、その美しさは何かを追求する学習もプラスしていく予定とのことです。

これまで以上に探究の要素を
取り入れた体験学習へと改革

『探究型創造学習』は、宿泊行事を軸とした学習です。

「中1で北軽井沢、中2で奥日光・尾瀬を訪れる自然教室を『サイエンス探究教室』へと名称を変え、現地での活動にもこれまで以上に探究の要素を取り入れていきます。また、中3の修学旅行は、SDGs(※)に掲げられた達成目標のなかから“自分は何ができるか”を考え、課題を見つける『SDGs探究旅行』へと変更します。訪問先は広島も含めて、複数のコースから選べるよう検討中です。貧困問題や水問題にも触れてほしいので、フィリピンなどの海外も考えています。高2の研修旅行は『セルフプロデュース旅行』と称し、生徒自らが考えた内容に即した行き先を想定中です」

 学習分野でも新たな取り組みが次々と始まっています。副校長の秋元世史子先生にお話をうかがいました。

「中1から英語と数学はクラスを2つに分けた少人数制を導入します。学びの『型』を習得させ、学習習慣の確立と基礎学力の定着を図るためです。中2からは英語と数学は習熟度別の授業となります。また、中3と高1には成績上位者が切磋琢磨できるように選抜クラス(仮称)を設置します」

 新しい教育ビジョンと指導体制により、伝統を守りつつ新たに歩み始める同校。その取り組みは生徒たちの学びへの意識を高め、新しい価値を生み出す力を育てていくことでしょう。

※ SDGs………2017年から2030年までに世界で達成すべき17の環境や開発に関する国際目標。Sustainable Development Goalsの略称で「持続可能な開発目標」と訳されています。なお、『SDGs探究旅行』は2020年に入学した生徒が中3になる2022年からの実施になります。

副校長の秋元世史子先生副校長の秋元世史子先生
プロジェクト・リーダーの鈴木真人先生プロジェクト・リーダーの鈴木真人先生
新教育ビジョンを実現するための
3つの取り組み
教育ビジョンの実現

※放課後プログラム…放課後に各講座から選んで受講できるプログラムです。茶道、華道、箏曲など日本文化を学ぶ講座や英検合格のための講座、英会話力を伸ばすための講座、難関大学をめざすための講座なども用意されています。

国内で50時間の集中英語学習
「河口湖国内留学」

 同校ではニュージーランドやオーストラリア、アメリカ、イギリスでの語学研修や留学制度を用意。2020年の春休みからは、英語の語学研修に特化した「セブ島語学研修」もスタートします。

 また、気軽に参加できる国内実施の語学研修として、「河口湖国内留学」が2019年から始まりました。対象は中2から高2の希望者。ネイティブ講師と、寝食をともにしながら1日10時間、1週間で50時間の短期集中英語学習ができます。中高いずれの学年も参加できる希望制です。

「学校の英語の授業では積極的に英語を話さない生徒も、この合宿では堂々と英語でスピーチしていました」(秋元先生)

海外大学に進学し、返済不要の
奨学金を得て学べる制度も導入

 同校は毎年、100校を超える国内大学の指定校推薦枠を確保していますが、日本の大手旅行会社が運営する『海外大学進学協定校推薦入試制度』を利用することで、海外大学へも推薦入学できるのです。高校3年間で一定の成績を満たせば海外大学への入学が許可されるというもので、アメリカを中心に欧米の約40大学から進学先を選択できます。

「この制度の大きな特色は、奨学金が充実していること、サポートが万全なことです。制度を活用して海外で学び、視野を広げてほしいです」(秋元先生)

海外大学進学協定校推薦入試制度 指定校(抜粋)
アメリカ バーモント大学
アメリカ アリゾナ州立大学
アメリカ マサチューセッツ大学ボストン校
アメリカ サンフランシスコ州立大学
イギリス ヨーク大学
イギリス ロンドン大学シティ校
オーストラリア ウーロンゴン大学
オーストラリア グリフィス大学

(この記事は『私立中高進学通信2020年2・3月合併号』に掲載しました。)

跡見学園中学校  

〒112-8629 東京都文京区大塚1-5-9
TEL:03-3941-8167

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