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私立中高進学通信

2020年1月号

進化する私学

日出学園中学校

生徒の中にある自主性・主体性を引き出す
自由な課外活動『FLYERS』

進学通信2019年10月号『キャンパスのVISION』の記事でも、FLYERSのメンバーが校内を紹介してくれました。

進学通信2019年10月号『キャンパスのVISION』の記事でも、FLYERSのメンバーが校内を紹介してくれました。

生徒主体の入試広報として2015年に結成された『FLYERS』(フライヤーズ)。
部活動でも委員会活動でもない「第3の居場所」として運営され、その活動には学校のあらゆる教育活動を活性化させる力が秘められています。

プロジェクトごとに集まる
ゆるやかな活動体

 私学の特徴の一つに、学年や在学・既卒の枠を越えた「つながり」の強さが挙げられます。同窓会組織の活性化を見据え「日出学園を第2の我が家と思ってほしい」との願いから、入試広報部の石川茂先生が立ち上げた組織が『FLYERS(フライヤーズ)』です。在校生と卒業生で組織される有志の活動で、学校の広報をさまざまな形で担っています。2015年の発足以来、学校説明会での登壇・発表、企業とのコラボレーションプログラム参加、マスコミ取材への協力、ミュージックビデオの撮影協力など、さまざまな活動を行ってきました。

 FLYERSの特色は、生徒が主体的に考え、行動しながら進めていることです。学校に取材や企業からの視察といったオファーがあると、石川先生がFLYERS登録者に「〇月〇日、~があります。協力者は〇名必要」というように募集をかけます。そこに手を挙げて集まった生徒が、オファーに合わせて内容を考え、準備を進めていくのです。

 取材にうかがったこの日も「私がいると生徒が本来の良さを発揮できないから」と、石川先生は同席せず、5人の生徒が中心となって応対してくれました。

 ここまで生徒主体にするには理由があります。講義形式で生徒が受動的に学ぶ20世紀型の手法から、生徒が主体的に活動して自ら学ぶ21世紀型の手法へと学校教育が移行する中、「生徒がミスや失敗を経験しても、それをプラスに変えていく術を仲間と伝え合うのが学びだとすれば、教員はサポーター役に徹するべき」(石川先生)という思いがあるからです。

 実際、生徒主体での活動がスタートすると、FLYERSに参加する生徒たちは教員以外の大人と接する機会が増え、あいさつができるようになる、プレゼンテーション能力が身につく、何より自分たちで考え抜くことで課題解決力が高まる、という成長が見られるそうです。

「毎週のように活動があるので、生徒と教員のコミュニケーションの質も量も高まりました」(石川先生)

 今では登録者が200人を突破し、校内でも自由なアイデアが実現できると認知されているようです。また、FLYERSで活動したくて同校を受験する生徒も増えているとのこと。社会に開かれたその活動は同校をさらに大きく活性化させ、生徒それぞれが未来の社会で活かし得る力を育んでいるのです。

座談会
広報活動チーム「FLYERS」は
ここが面白い!
ココがこう進化した!
進化1

生徒が「自分らしくいられる居場所」ができた

進化2

地域や企業などの社会人とかかわることでコミュニケーション力が向上した

進化3

生徒が自発的に提案する力や実行に移す行動力が生まれた

 石川先生がFLYERSに、弊誌の取材について「どのようにすれば本校の進化を表現できるか」を打診したそうです。FLYERSが出した答えは、「私たちが自らの活動について語ること」でした。手応えを持って活動している、中2から高3のメンバーに話を聞きました。

――FLYERSに参加したきっかけは?

矢田友里さん(高3)
2年前、あるアーティストのミュージックビデオが本校を舞台に撮影されて、そこで協力をしたのがきっかけです。文化祭の場面設定を作るために、校内の装飾を手伝い、プロの仕事の舞台裏を垣間見たのが刺激になりました。裏方に参加してみると、細かな点まで考えることに意味があるのだと学ぶことができました。

坂井羽成さん(中2)
でき上がりの映像を見たらいつもの教室が明るく映っていて驚きました。裏方があるからこそ、すべてが成り立っているのだと思いました。

飯島悠太さん(中1)
僕は先輩たちが今話したようなことを、学校説明会で聞いて、FLYERSで活動したいと思って日出学園を受験しました。

矢田友乃さん(日出学園小学校6年)
姉がFLYERSについて話すというので同席させてもらいました。学校説明会で先輩方が堂々と話している姿を見て、憧れています。中学に入学したらFLYERSの活動をしたいと思ってます。

――学校紹介の動画も自分たちで企画するのですね。

矢田友里さん
はい。自分たちでどんな動画にしたいかを考え、動画制作会社の方々と打ち合わせをして内容を決めていきます。私が関わった時は、インスタグラムを参考にして、気軽に楽しく見られるものにしようと話し合いました。企画するのが楽しくてワクワクしました。

杉浦未咲さん(中2)
今年は、職員室など、施設にフォーカスした内容を企画しました。絵コンテを書いて映したい角度までこだわり、みんなで考えたんです。頭の中だけで終わるのではなく、実際に撮影し、形にできたのはうれしかったです。

飯島さん
今年から自分たちでYouTubeに動画をアップしようと考えていて、その企画・撮影を担当しています。

――学校説明会などで広報活動をする時に気をつけているところは?

坂井さん
「この学校のマイナス部分」をあえて説明しています。そして「どう改善したいか」までを話すんです。

杉浦さん
良いところだけを伝えていたら、入学後、期待外れに感じることがあるかもしれませんよね。だったら、マイナス面も知ってもらったうえで、改善に前向きかどうかを判断してもらいたいと思ったのです。

坂井さん
今年の学校見学の案内時に「1階の壁に汚れがありますが、私たちでは対処できないので清掃のプロの方が入る予定です」と、正直に話しました。次に来校した時にきれいになっていれば「本当だ」と、信じてもらえると思うんです。石川先生もそうした伝え方をしたほうがいい、と後押ししてくださいます。

矢田友里さん
FLYERSはこのように、失敗を恐れずに、やってみたいことに挑戦できる場なんです。そこが一番の魅力だと思っています。

 左から杉浦未咲さん(中2)、坂井羽成さん(中2)、飯島悠太さん(中1)、矢田友里さん(高3)、矢田友乃さん(日出小学校6年)。自分で考えたことをしっかりと伝えられるコミュニケーション能力の高さに驚かされます。
 矢田さんは大学の推薦入試でFLYERSの活動をアピールし、見事合格。坂井さんはFLYERSで得た課題解決力で、所属する吹奏楽部の練習方法を改善しようと提案中です。杉浦さんは今年から生徒会に所属。みんな、FLYERSの活動を通して、勉強や部活動、行事などにより積極的に向き合えるようになったと自身の成長を感じています。

(この記事は『私立中高進学通信2020年1月号』に掲載しました。)

日出学園中学校  

〒272-0824 千葉県市川市菅野3-23-1
TEL:047-324-0071

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