Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2020年1月号

中1の始め方

成城中学校

部活動が社会性
身につける訓練の場に

中学野球部の合宿の様子。先輩が後輩を積極的に指導しています。

中学野球部の合宿の様子。先輩が後輩を積極的に指導しています。

中学生になると本格化するものの一つに部活動があります。生徒たちは、自分が興味と関心を寄せるスポーツや文化、学問などに親しみ、成長の糧とします。部活動を通してどのように成長してほしいのか、創立134年を誇る同校の先生方にお話をうかがいました。

仮入部期間に自分を見つめ
入りたい部を決断する
バスケットボール部の練習。入部する大半は未経験者ですが、日々の練習で立派に成長していきます。バスケットボール部の練習。入部する大半は未経験者ですが、日々の練習で立派に成長していきます。

 伝統ある男子教育を軸に、次代を担う人間力の高いリーダーを育てるという方針を掲げる同校。「教科での学び」は、学ぶべき内容や大まかな進度はどの学校でも大きく変わりませんが、部活動は、参加の自由度やどんな部を設置するかなど、学校ごとの方針によってだいぶ異なります。学校教育の一環として生徒の自主性や責任感、連帯感を育てるのが部活動。その中で生徒たちは、普段の授業では得られない体験を通して、さまざまなことを学んでいきます。

 勉学と部活動を両立させる「文武両道主義」を掲げる同校では、部活動や同好会を「学友会」と呼び、生徒たちがスポーツや文化的な活動に参加できるようにしています。参加は希望制ですが、中1生ではほぼ全員、中学全体でも90%以上の生徒が参加しています。

 入学してきた中1生は、まず全体のオリエンテーションで、部活動とはどのようなものか説明を受けた後、約1カ月間の仮入部期間に、いくつかの部活動を見学・参加して、どの部に入るかを決めます。各部も説明会を開いて、日頃どんな活動をしているかを新入生にアピールします。

 中学バスケットボール部顧問の城佳範先生は、中1生が入りたい部活動を決めるまでの過程について、次のように話します。

「入学時から入りたい部を決めている生徒もいますが、何をやりたいか決めかねている生徒もたくさんいます。部活動は自主的な課外活動なので、『迷っている友達がいたら、誘ってあげよう』と呼びかけています。それが、生徒同士のコミュニケーションを深めることにもつながります」

 仮入部の期間中、生徒たちは、自分がしたいことは何かを自分自身に問いかけ、部を選択するという大きな決断をします。

本当の楽しさを知るとともに
社会性を身につける

 部活動を通じて成長してほしいことについて、中学野球部顧問の鈴木啓文先生は次のように語ります。

「部活動を楽しむことは大前提ですが、適当にやる"楽しさ"ではなく、自分を厳しく律する中で楽しさを見出す醍醐味を味わってほしいと思います。試合に勝つという楽しさを求めるためにはつらい練習も必要になりますが、自分の意志でしていることなので、手を抜かずに取り組んでほしいと思います。また、練習試合に出かける時などには、時間厳守や忘れ物をしないという社会性も身につけてほしいと思っています」

 城先生も同様に、「努力した先に得られる成果を味わってほしい。そのためにはつらいことも必須になるということを知っておいてほしいと思います。自分の行動が集団に影響を与えるというところも自覚してほしいですね。また、上級生や下級生との関係や役割分担、場の雰囲気を読むことなど、社会で必要とされる部分も学んでいってほしいです」と言います。

 自分で入りたい部を決めてその活動に励むことで、中1生はやりたいことが見つかったという満足感を味わいます。また、学校での自分の居場所が増えます。集団の中でさまざまな活動をするうちに自主性が身につき、持ち物の整理整頓や、時間の有効利用など、私生活にも良い影響が表れてきます。

 教育活動の一環である部活動は、中学生活の中でとても大きな役割を果たしているのです。

文化部の一つ、吹奏楽部。息の合った演奏ができると、仲間との絆が強まります。文化部の一つ、吹奏楽部。息の合った演奏ができると、仲間との絆が強まります。
夏休み中にも、部活動の練習が行われます。この時期には中1生も部の一員として役割を担います。夏休み中にも、部活動の練習が行われます。この時期には中1生も部の一員として役割を担います。
失敗を通じてたくさんのことを学んでほしい
写真左:中学バスケットボール部顧問 城 佳範先生
写真右:中学野球部顧問 鈴木啓文先生

「部活動の場では、中1段階から大人扱いするように心がけています。自分がやりたいと望んでやっていることなので、責任感や、失敗を恐れず進んでチャレンジする姿勢を身につけてほしいと思います。いいプレーをするには、基礎ができていなければなりません。それは、勉強にも通じるところがあると思います」(城先生)

「集団で活動する中では、自分を積極的に出す場面も、あえて一歩引く場面も出てきます。部活動は、その集団の中で自分がどんな存在なのかを考える良い機会になります。また、さまざまな失敗を経験して学ぶこともたくさんあります。部活動を通して、クラスとは違う学びを得てほしいですね」(鈴木先生)

(この記事は『私立中高進学通信2020年1月号』に掲載しました。)

成城中学校  

〒162-8670 東京都新宿区原町3-87
TEL:03-3341-6141

進学通信掲載情報

【中1の始め方】部活動が社会性を身につける訓練の場に
【学校生活ハイライト】青春を捧げて一つのチームを作る男子校ならではの「ウォーターボーイズ」
【熱中!部活動】演奏会で感じる仲間との絆息が合った瞬間に感じる達成感
【中1の始め方】成功も失敗も成長の糧に!自律的学習者を育む学校行事
【私学の光輝】「これで成城生になる!」伝統の臨海学校で“人間力”を磨く
【熱中!部活動】「絆を力に」心と絆で勝利をつかむ
【中1の始め方】失敗も、成長の糧に!好きなことへのチャレンジを応援したい
【熱中!部活動】【体操部】成功体験の繰り返しが向上心をかきたてる
【学校生活ハイライト】「知・仁・勇」の精神で学ぶ 成城版グローバル教育
【目標にLock On!! 私の成長Story】「何を大切に、どう生きるか」中高の学校生活にその学びがありました
【Students' Chat Spot】臨海学校がリーダー教育の象徴である同校
【こどもの自立を促す教育】これからの時代をたくましく生きる人間力の高い男子を育成
【校長が語る 思春期の伸ばし方】「迷ったら前に出よ」 “勇”の精神が自立へと導く
【SCHOOL UPDATE】オーストラリア・グローバルリーダー研修 自分の生き方を考える 12日間
【大学合格力強化計画】生徒の希望進路実現にこだわった 6年間の教育プログラム
【キャンパス歩き】グローバル時代のリーダー育成 多様な活躍の場を与えてくれる新校舎
【その先に備える キャリア教育】独自のプログラムを通じて“知・仁・勇”を備えたリーダーを育成
【めざせ 次代のグローバルリーダー】創立以来の教育理念を守りながら 時代の変化に合わせたリーダー育成に力を注ぐ
【On Going! 進歩する私学の注目情報】より勇ましく よりグローバルに伝統の男子校が進化する
進学通信 2020年1月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ