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私立中高進学通信

2020年1月号

私学だからできるオリジナル教育

共立女子第二中学校

美と伝統に触れて
今だけの感性を伸ばす

広大な敷地、充実した環境で、体験重視の教育を実施する同校では、美術や書写の授業でも独自の取り組みが行われています。
専用の教室で行われている高1の書道。静かな環境で集中力を高め、一字一字、書き進める中で、自分自身と向き合う大切な時間でもあります。

専用の教室で行われている高1の書道。静かな環境で集中力を高め、
一字一字、書き進める中で、自分自身と向き合う大切な時間でもあります。

芸術系大学への進学もサポート

「東京ドーム5個分」という広大な敷地内に、充実した学習環境を誇る同校。この恵まれたキャンパスで生徒たちは日々、さまざまな体験を通して学びを深めています。「美術」や「書写」(高校では書道)の授業でも、感性豊かな時期にふさわしい、独自の取り組みが行われています。

 美術では、中学3年間でうちわ、お面、張り子細工など手作業を大事にしたものづくりに重点が置かれています。絵を描くことに苦手意識を持つ生徒でも自分なりの表現ができるよう、美術が好きな生徒は才能をさらに伸ばしていけるよう、平面から立体までさまざまな作品に挑戦するのです。

 一方、高校では人に見せることを意識して作品を完成させる指導が行われています。

「いつも一人の作家のつもりで作品を作りなさい、と生徒たちに話しています」と言うのは美術担当の石井学先生です。

「ものづくりに想像力は欠かせませんが、作品の完成に向けてしっかりと自分で計画を立てて取り組めるかどうかもポイントになります。それはほかの教科でも役立つ力ですから、大事にしてもらいたいと考えています」

 授業中には自身の美大時代を振り返り、楽しかった思い出についてよく話をするという石井先生。

「実体験に即した面白い話をすると、生徒たちは美大は才能ある人だけが集まる特別な場所ではなく、ものづくりが好きな人たちが集まる大学だとイメージできるようです」

 同校では、美大への進学を希望する生徒に向け、週7時間の特別演習などで受験対策を実施。毎年、美大への進学者を送り出しています。

書の奥深さを学び"書く"時間を大切に

 書写は中1と中2で週1時間の授業があり、硬筆、毛筆、筆ペンを使いながら楷書や行書の技法を学んでいきます。

 中1では名前の一字を刻んだ篆刻てんこくの制作に取り組み、中2では毛筆細楷で「漁夫辞(中国故事)」を制作します。211文字を一字一句、正確に書きあげる挑戦は同校の伝統ともいえるもので、これまで脱落した生徒は一人もいないそうです。

「スマートフォンやパソコンを使う機会が増えましたが、人間が持つ本来の力である"書く"ことを大事にしてもらいたいという願いを込めています。中学3年間で100冊読破を目標にしている読書と合わせ、読む・書くという言葉の力を高めて"思考の核"を作ってほしいのです」(入試広報部/戸口義也先生)

 芸術の奥深さに触れ、自身の手で作品を作り上げていく体験は、中高一貫のカリキュラムと、充実した教育環境があるからこそ。多感な時期にまかれた感性の"種"は必ずや未来に花開くことでしょう。

中2で全員が挑戦、大人の字へ変化
211文字を正確に書き切る伝統の掛け軸づくり

 書写の授業を普通教室で行う学校が多い中、同校には書道のための専用教室が設けられています。中学「書写」のハイライトは、中2で制作する毛筆細楷作品「漁夫辞(中国故事)」です。半切の用紙に赤いボールペンでマス目を作るところから始まり、211文字すべてを正確に書き切らなければなりません。高い集中力を必要とし、間違えれば書き直しになります。

 生徒たちは1学期間をかけ、試行錯誤しながら取り組みます。掛け軸として作品が完成した時の達成感はひとしおで、全員でその喜びを共有できるのが良いところだと言います。今や同校の伝統とも言える「漁夫辞」の制作。取り組みを通じて、自ずと子どもの字から大人の字へ変化しているという発見もあるそうです。

 一方、高校では芸術の選択科目の一つとして「書道」の授業が行われています。取材で訪れた高1の授業では、お手本を見ながらていねいに一字、一字、筆を動かす生徒たちが静かな時間を過ごしていました。

 指導していた吉岡胡桃先生は

「中学の書写に比べ、高校の書道は芸術の一つに捉えられます。そのため書道史についての知識・教養も広げながら、実際に自分でも書いて歴史に思いをはせるようなことを重視しています」と話します。

「書の作品を美術館などで見てもよくわからないという方は大人でも多いと思います。字の美しさだけではなく、作品の奥深さや背景まで理解して鑑賞できる知識や教養は、人生の中で大きな財産になるのではないでしょうか」

中2生全員が書き上げる「漁夫辞」の掛け軸。中2生全員が書き上げる「漁夫辞」の掛け軸。
生徒の集中を切らないように、吉岡先生が適宜、指導を行います。生徒の集中を切らないように、吉岡先生が適宜、指導を行います。
書道の吉岡胡桃先生。書道の吉岡胡桃先生。
一筆一筆、ていねいに書いていきます。専用の書道室で筆を執ると、自ずと背筋が伸びていきます。一筆一筆、ていねいに書いていきます。専用の書道室で筆を執ると、自ずと背筋が伸びていきます。
心地良く過ごせる「日本一の美術室」
ものづくりの楽しさに触れられる美術の授業

 校舎改築の際に天井を高くとった美術室には窓から光がさんさんと降り注ぎ、眼下に奥多摩の山々が広がります。

「外を眺めながらアイデアを膨らませ、そのあと作品づくりに集中している生徒の姿をよく見かけます。今のような時代、思索する時間は本当に大事です。遠近法もテキストだけで学ぶのは難しいですが、窓の外に広がる山々を見れば一目瞭然です。ここは日本一の美術室だと思っています」(美術/石井学先生)

 ものづくりの楽しさを知ってもらいたいという石井先生の考えで、版画や張り絵、けん玉への着色など、生徒たちはさまざまな作品づくりに取り組んでいます。

 美術の授業での指導方針や、恵まれた制作環境に魅力を感じ、小学校時代に美術が好きだった生徒や、著名なコンクールで入賞経験のある生徒が同校を志望し、実際に入学しています。希望者には、美術大学進学へのサポートが充実しているのも同校の魅力です。

美術の授業に取り組む高1の生徒たち。心地良い美術室でのびのびと作品づくりに取り組んでいました。美術の授業に取り組む高1の生徒たち。心地良い美術室でのびのびと作品づくりに取り組んでいました。
繊細で集中力のいる作業をコツコツと仕上げていきます。でき上がりが楽しみ!繊細で集中力のいる作業をコツコツと仕上げていきます。でき上がりが楽しみ!
友達の意見も聞きながら、下絵のアイデアを練っていきます。作品の構想を練る時が、一番楽しい時かもしれません。友達の意見も聞きながら、下絵のアイデアを練っていきます。作品の構想を練る時が、一番楽しい時かもしれません。
美術の石井学先生。美術の石井学先生。

(この記事は『私立中高進学通信2020年1月号』に掲載しました。)

共立女子第二中学校  

〒193-8666 東京都八王子市元八王子町1-710
TEL:042-661-9952

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