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私立中高進学通信

2020年1月号

未来を切り拓くグローバル教育

横浜女学院中学校

異文化への理解を深める
第二外国語教育

中国語・ドイツ語・スペイン語を必修で学ぶ
意見交換を活発に行いながら進める国際教養クラスの中1スペイン語講座、第1回目の授業風景。

意見交換を活発に行いながら進める国際教養クラスの中1スペイン語講座、第1回目の授業風景。

中1から3つの言語を学び視野を広げる

 建学の理念であるキリスト教に基づく教育を核とする同校では、その理念を社会で求められる教育に置き換え、『ESD』(持続可能な社会の発展のための教育)や『CLIL』(さまざまな教科を英語で学ぶ内容言語統合型学習)を導入しています。2018年度には「アカデミークラス」と「国際教養クラス」を開設し、生徒の個性と目標に合わせた細かな学習体制を整え、これからの社会を見据えた真の学力と国際的視野を身につける実践的な学びを推進してきました。とくに国際教養クラスでは多彩なカリキュラムが充実しており、生徒たちは将来の活躍の場として国際社会をより強く意識して授業に参加しています。

 国際教養クラスは、土曜日に必修で第二外国語講座が開講されていることが大きな特徴の一つです。中1から中国語・ドイツ語・スペイン語の3言語を学び、その後自分の興味・関心に合った言語を学んでいきます。

成績のためではなく
もっと知りたいから学ぶ

「第二外国語講座は、スキルアップや言語の習得が目的ではありません。キリスト教の愛と誠の精神に基づく教育を掲げる本校では、すべての学びのベースとなる共生教育の一環として、その国の人々や文化を知る機会として第二外国語の学習を取り入れています。そのため成績評価はしていません。成績のために勉強するのではなく、もっと知りたいという好奇心をモチベーションとした学びによって、主体的に学ぶ姿勢を育むことも、第二外国語講座の狙いの一つです」

 と広報主任・理科の宮下直樹先生は話します。

 この日取材した第二外国語の授業では、教科書や参考書などは用いられず、講師から投げかけられる「なぜこんなことが起きていると思う?」「この背景にはどんなことがあるかな?」という問いに生徒たちが楽しそうに答え、積極的に授業に参加している光景が印象的でした。

 中1のスペイン語授業では、スペイン語圏での留学経験を持つ2人の講師が、自身の異文化体験を交えつつ、スペイン語の世界的な広がりとその背景、日本語とスペイン語の表現方法の違いから見る文化の違いなどを紹介。生徒たちが異文化を身近に感じられる内容となっています。

「これまで、ドイツ語講座では国内で開催されるドイツフェスに参加したり、中国語講座では横浜中華街にある『横濱中華學院(※)』に足を運んで、会話や中国の歴史を学んだり、中華街の飲食店で中国語を使って話してみたりなど、体験的な学習を取り入れています。
 第二外国語を学ぶことは、生徒が国際的な視野を自ら広げていくためのきっかけになるはずです」

※『横濱中華學院』…幼稚園児から高校生までが学ぶ、横浜中華街にある中華学校。

Action Report File001
第二外国語の授業について中2生に聞きました
講師から聞くリアルな情報も魅力

 国際教養クラスでは必修の第二外国語ですが、アカデミークラスの希望者も中2から第二外国語を受講することができます。とびきり楽しそうに第二外国語の授業に参加していた中2生たち。これまでの第二外国語の授業を振り返り、「今でも簡単な中国語のあいさつや自己紹介はできます」と中国語を披露してくれました。「スペイン語の先生からアントニ・ガウディのサグラダファミリアが着々と変わりゆく様子などをリアルに聞いて、海外に行ってみたいという意欲が高まりました」「中華學院の方々に教えていただいた中国語と、いわゆる私たちが学んでいる中国語の違いに気づき、同じ言語でも違いがあることを知って言語に対する認識が変わりました」などのコメントを寄せてくれました。

たくさんの気づきや刺激があってとても楽しい授業です!」と口をそろえてさまざまなエピソードやコメントを寄せてくれた中2アカデミークラスの皆さん。語学を通して世界が広がり「もっと学びたくなる!たくさんの気づきや刺激があってとても楽しい授業です!」と口をそろえてさまざまなエピソードやコメントを寄せてくれた中2アカデミークラスの皆さん。
アイデアあふれるオリジナルのプリント教材。各国の文化や地理、生活習慣などを絡めて、生徒の学ぶ意欲を引き出しています。アイデアあふれるオリジナルのプリント教材。各国の文化や地理、生活習慣などを絡めて、生徒の学ぶ意欲を引き出しています。
Action Report File002
1カ月間の『ニュージーランド海外セミナー』
日々の学びを進化させる
英語圏で学ぶ30日間現地大学で探究学習にも挑戦英語圏で学ぶ30日間
現地大学で探究学習にも挑戦

 国際教養クラスの生徒たちは全員、中3で約30日間の『ニュージーランド海外セミナー』に参加し、現地姉妹校や提携校、語学学校で、高度な英語力の習得をめざします。英語の習得のみならず、現地では提携大学に通いながら、英語で行われる現地の授業に参加し、日々の授業で培ってきた課題解決力や論理的な思考力を活かしてテーマ学習にも取り組み、国際社会で求められる力をより実践的に高めていきます。

「国際教養クラスの『ニュージーランド海外セミナー』は、10日間で実施してきたこれまでのセミナーをアップグレードしました。今後はアカデミークラスでも希望する生徒には国際教養クラスの生徒と同様に、30日間のプログラムへ参加できるように対応していきます」

 現地では生徒2人が1家庭にホームステイします。

「2人1組で、時には衝突をしながらも、現地で直面するさまざまな課題を一緒に乗り越えていくことで、助け合うことの大切さを学んでいきます」(宮下先生)

Interview
第二外国語の学びが
自分に向き合うきっかけに
九羽 詩月さん(中1・国際教養クラス)九羽 詩月さん
(中1・国際教養クラス)

 入学してから中国語、ドイツ語を学んできて、今日はスペイン語の初日の授業です。無意識に使っている言葉の中にもスペイン語が語源の語句があることを知り、身近なものにもたくさんの異文化の影響があることに気づきました。スペイン語の発音が他言語と異なっている点も面白く、これから学んでいくことが楽しみです。

 これまでの授業では、中華學院に行って、中国語でゲームをしたり、文化を学んだりしたことが印象に残っていて、中国語をもっと学びたくなりました。言語を学ぶ中で、自分が興味を持てるものと、そうでもないものがあることを実感し、その感覚が自分と向き合うきっかけにもなっているように思います。

 第二外国語の講義では、板書も教科書もなく、それぞれの自主性が求められます。私は、講師や友達とコミュニケーションをとりながら、自分が大切だと思ったことや感じたことをノートにまとめています。自分が主体的に学ぶことの楽しさを実感しています。

進学通信 2020年1月号
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