私立中高進学通信
2020年特別号
Students' Chat Spot
三輪田学園中学校
部活動にも、勉強にも打ち込めます!
2019年度に、当時中2だった5人が集まって創設した「かるた愛好会」。楽しみながら熱心に活動する5人に、学校生活について語っていただきました。
かるた愛好会会長
長唄部と兼部。2019年度の大会には、団体戦のほか個人戦にも出場しました。
かるた愛好会副会長
箏曲部と兼部。「できなかったことをできるようにして大会に臨む」が目標です。
美術部と兼部
絵を描くのも得意。「かるた愛好会の活動を通して、仲間との絆の大切さを知りました」
華道部と書道部と兼部
「練習を重ねて、かるたの腕をもっと高め、歌の思いも感じられるようになりたいです」
ダンス部と兼部
「ダンス部もかるた愛好会も楽しく活動しながら、勉強と両立するのが目標です」
――「かるた愛好会」を設立したきっかけを教えてください。
A・Kさん(会長)
『ちはやふる』というマンガを読んで興味をもち、その後に競技かるたのクイーン戦の動画を観て、「格好いい、愛好会としてやりたい」と思ったのがきっかけです。私たちの学校では、同じ学年の生徒を5人以上集めれば「愛好会」という形で活動することができるのです。まず、副会長のA・Kさんに声をかけて、「みんなを集めて愛好会という形で発足しよう」と話しました。
A・Kさん(副会長)
私は会長のA・Kさんに誘われて、「試しにやってみない?」とその時初めてかるたの対戦をしたら、それがすごく楽しかったので、一緒に発足させようと思うようになりました。それで、私とKさん(会長)でみんなに声をかけて集め、今の愛好会の形になりました。
H・Kさん
声をかけられた時には、かるたという競技があることは知っていても、それがどういう競技なのかは知りませんでした。でも、格好いいイメージがありましたし、会長・副会長の人柄もあって、とりあえずやってみようかなと軽い気持ちで入りました。
K・Sさん
もともとクラスが同じで仲が良かったこともあって、声をかけてもらいました。私は何かを覚えるのに時間がかかるので、できるのかなと不安もあったのですが、やってみたいという気持ちが強くなって入りました。実際に対戦してみたらすごく楽しくて、かるたが大好きになりました。ダンス部にも入っているのですが、兼部ができることも参加するきっかけになりました。
H・Sさん
私は小学校でも「百人一首大会」に参加していたので、かるたの楽しさは知っていました。それから、映画の『ちはやふる』を観て興味ももっていたので、誘ってもらった時に、やってみたいとすぐに思いました。
――活動を通して充実感を感じることは?
A・Kさん(会)
みんなで対戦をするのももちろん楽しいのですが、その後にどうして負けてしまったのか、札が取れなかったのはどうしてなのかと話し合っている時に一番充実感を感じます。
A・Kさん(副)
私は競技かるたで対戦できることがとても楽しくて、この愛好会を作って良かったと心から思っています。どうすればもっと勝てるようになるかを自分でも考えて、みんなで対戦している時が、今は一番楽しいです。
H・Sさん
年に数回出場する大会は、一体感や団結力が強まるので、印象に残っています。勝つことができたらうれしさを共有できますし、負けてしまってもその悔しさを次に向けてがんばろうと思えます。
H・Kさん
私はかるたの札に書いてある歌を詠む「詠み手」をするのが好きです。百人一首には、平安時代の歌が多いのですが、昔の日本の情景や当時の暮らしが詠みこまれていて、とても興味深いんです。みんなが集中している中、歌を詠みあげる自分の声が響く瞬間は、ここでしか味わえない気持ち良さがあります。
K・Sさん
私も大会が一番思い出に残っています。試合では負けてしまったのですが、大会のためにみんなで練習したり、負けそうな時に励まし合ったり、次に勝つためにどうすればいいのかを話し合ったり、力を合わせてがんばりました。
――学校の好きなところ、自慢できるところは?
K・Sさん
女子校というと人間関係が良くないと思われることもあるのですが、まったくそんなことはありません!三輪田はとにかくみんな仲良しです。ほんわかした雰囲気の人が多いので、トラブルもなく、平和で楽しい毎日を送っています。
H・Kさん
市ヶ谷駅から学校までの通学路には、外濠があって、そこが桜並木になっています。春には満開の桜が咲く中、登下校することができますし、季節の移ろいと一緒に桜も変化していくので、自然が楽しめます。
A・Kさん(副)
設備が整っているところが気に入っています。とくに、理科室などの特別教室は、設備が充実しているので、良い環境の中で勉強できていると思います。
A・Kさん(会)
校庭を囲むように校舎が建っているので、どの教室からもすぐ校庭に出られるところが好きです。休み時間に校庭で遊ぼうという時にも、すぐに出られます。
H・Sさん
私は談話室がお気に入りの場所です。談話室に集まってお友達とおしゃべりしていると、時間が経つのも忘れて盛り上がります。
――英語教育に力を入れている学校ですが、とくに役立った取り組みは?
K・Sさん
iPadを使った「オンライン英会話」はネイティブの方と会話できるので、発音がわかりやすく、とても良い勉強になりました。
A・Kさん(副)
2泊3日で行う英語合宿「イングリッシュキャンプ」では、1日中英語と触れ合うことができたので、英語に親しみやすかったです。
H・Sさん
私は英検対策が役に立ちました。先生方が熱心に指導をしてくださり、英検のためのプリントも作ってたくさん配布してくださいました。そのおかげで、対策をばっちりして試験に臨めたので、感謝しています。
A・Kさん(会)
私はこの夏に10日間の「カナダ語学研修」を控えています。そのための説明会や事前学習の時間をたくさん設けてくれているので、不安に思うことなく、留学に向かうことができます。事前学習では、カナダの文化や習慣の違いなどもたくさん知ることができました。(※)
H・Kさん
熱心な先生が多いので、わからないところがあるとていねいに教えてくださいます。気になったことにとことん付き合ってくださる先生がいらっしゃるということに安心感がありますし、勉強をしていく上でのモチベーションにもなっています。それから、学校にはネイティブスピーカーの先生が常駐しているので、その先生方と交流するのも楽しいです。
※感染症対策のため、カナダ語学研修は中止といたしました。
三輪田学園中学校
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