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スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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私立中高進学通信

2020年特別号

その先に備えるキャリア教育

海陽中等教育学校

全寮制のメリットを最大限に活かし
人間力を育成

全寮制という環境が生みだすメリットと、
80社にものぼる賛同企業との連携を最大限に活かし、
次代の日本を担うリーダーに求められる人間力の育成に取り組む海陽中等教育学校。
“実体験”に掛け合わせるように“創造的体験”を積み重ね、
リーダーとしての素養を身につけます。
海に面した、開放感たっぷりのキャンパス。総面積約13万㎡という広大な敷地にゆったりと配された各施設は、「生活の中にスクールがある」をコンセプトに基づき設計されている。

海に面した、開放感たっぷりのキャンパス。
総面積約13万㎡という広大な敷地にゆったりと配された各施設は、
「生活の中にスクールがある」をコンセプトに基づき設計されている。

西村 英明 副校長先生西村 英明 副校長先生

フロアマスター/北株 知明さん(株式会社ジェイテクト)フロアマスター/北株 知明さん(株式会社ジェイテクト)

 海陽中等教育学校は2006年、日本を代表する企業が中心となり、「将来の日本をけん引する明るく希望に満ちた人材の育成」という建学の精神に賛同する企業と共に設立した、全寮制の中高一貫男子校です。

 目指すのは、基礎学力と人間力をバランスよく鍛える全人教育。その基盤となっているのが、海陽中等教育学校の大きな特徴の一つでもある全寮制という環境です。

「全寮制という環境は、大きく2つのメリットを生み出します。一つは時間。学校にいる時間、すなわち起床から就寝までのすべてが教育の時間、教育の場であると考えています。ある調査によれば、日本の高校生の平均通学時間は年間で約400時間にのぼるそうですが、全寮制であれば、日数にして17日分にも相当するその時間も教育活動に充てることができます。寮制と通学制が混在していると濃淡が生じてしまいがちですが、本校では近隣に住む生徒であっても入寮するため、全生徒が共に、高いレベルで学力・人間力を伸ばすことができます」(西村 英明 副校長先生)

 もう一つのメリットは、全寮制のもとで形成されるミニ社会。ハウスと呼ばれる寮では、1棟あたり約60人、1フロアあたり約20人が生活を共にしています。学期ごとにハウス幹部としてハウス長、フロア長が選出され、学校行事はハウスごとにチームを編成。スポーツフェスタ(体育祭)はハウス対抗で行い、海陽祭(文化祭)ではハウスごとに企画を練ります。

「何かやりたいことがある時、自宅であれば両親を説得すればよいかもしれませんが、ハウスでは全国から集まった、バックグラウンドの異なる60名を説得しなければなりません。自分の意見を言うこと、正しいことを言うことは大前提。60名の中で最も良い意見が採用され、それも協力しなければ前に進みませんから、やりたいことを実現させるためには、互いに高め合い、協働することが求められます」(西村先生)

 ミーティングの議事録や企画書を作成することが伝統となっており、日常的にキャリア教育が行われているといっても過言ではありません。生徒たちは社会人と同様のプロセスでさまざまな物事に取り組み、切磋琢磨しているのです。

 こうした生徒たちの学校生活を支えるべく、全寮制ならではのサポート体制を整えています。各ハウスには、ハウスマスターと呼ばれる父親役を担う教員と、身の周りに関わる支援役としてケアサポーターと呼ばれる女性スタッフを配置。特筆すべきはこれらに加えて、賛同企業の協力を得て『フロアマスター制度』を導入していることです。フロアマスターとは毎年、各分野の名だたる企業から派遣される20名を超える若手社員。フロアごとに配置され、驚くことに約1年間、生徒たちと寝食を共にしているといいます。

「お兄ちゃん役としてハウスでの生活をフォローします。大切にしているのは、生徒と同じ目線に立ち、考えを理解し、一人ひとりに合わせて対応すること。地道に信頼関係を築くことで、生徒たちも私の言葉に耳を傾けてくれるようになりました。タイムスケジュールの管理をしたり、朝礼・終礼にあたるフロアタイムで連絡事項を伝えたりするほか、入学当初、ホームシックで泣き出してしまう生徒がいれば落ち着くまで添い寝してあげたり。教えることが決まっていない難しさはありますが、各フロアマスターが臨機応変に対処しています」(フロアマスター/北株 知明さん)

 北株さんの言葉からは、フロアマスターにとっても、成長の場であることがうかがえます。

「フロアマスターに期待するのは、教員とは異なる目線からの、リアルな社会を知ることにつながるような指導です。遅刻一つとっても、教員は道徳的な観点から注意することになりますが、フロアマスターであれば、『社会に出たら許されないこと』だと言えるでしょう。生徒に関わる一つひとつを多様な視点から見ることで、立体的な指導につなげたいと考えています」(西村先生)

 海陽中等教育学校ではこの『フロアマスター制度』以外にも、賛同企業との連携のもと、さまざまな取り組みを展開しています。2019年度は、各界をリードする人物を招いての『特別講義』を6回開催。また中学生対象の『工場見学』は11社、高校生対象の『企業訪問』は23社で実施しました。各フロアマスターが打ち込んできたスポーツや趣味、自身の出身地、大学生活、ビジネススキルなどについて語る『ソサイエティ』も随時実施しています。

 並行して、国際社会で活躍するための素養を育むための取り組みも充実。日本人としてのアイデンティティの醸成を目的とした『伊勢研修』、中3の希望者を対象にイギリスにて実施する2~3週間の『サマースクール』、英国イートン校や韓国ハナ高校との交流など、実に多彩です。

 授業や生徒主体の行事、ハウスでの生活など、全寮制ならではの充実した日常で得られる“実体験”に、キャリア教育や国際教育など“実体験”を膨らませるような“創造的体験”を積み重ね、人間力を高める教育こそが、海陽中等教育学校の真骨頂。国公立大学への現役合格率や海外大学への進学実績、賛同企業をはじめ世界に名を馳せる企業への就職実績の高さは、その教育スタイルによって、海陽中等教育学校が目指す基礎学力と人間力をバランスよく鍛える全人教育が実現されていることの証といえるでしょう。

時間のゆとりとミニ社会を生みだすハウス生活

 ハウスは全部で12棟。中学生は1年生棟と2・3年生棟、高校生は1・2年生棟、3年生棟に分かれます。

 18時~19時半は夕食・自由時間となっており、その後、仲間とともに宿題や課題、自習などに取り組む『夜間学習』の時間を設定。授業内容を復習し、自分の理解度を把握することで、着実に定着させていきます。

フロアマスターは、学習や学校生活、部活動などに関する相談に応じてくれる身近な存在。フロアマスターは、学習や学校生活、部活動などに関する相談に応じてくれる身近な存在。
洗濯や掃除など「自分のことは自分でやる」のが基本。自然と、自立心と自信が培われます。洗濯や掃除など「自分のことは自分でやる」のが基本。自然と、自立心と自信が培われます。
自由時間は、パブリックラウンジでテレビ鑑賞を楽しむなど、仲間と過ごす憩いのひととき。自由時間は、パブリックラウンジでテレビ鑑賞を楽しむなど、仲間と過ごす憩いのひととき。
朝晩のハウスタイムは、新聞記事の要約を発表するなど、人前で話す経験を積む場でもあります。朝晩のハウスタイムは、新聞記事の要約を発表するなど、人前で話す経験を積む場でもあります。
毎日行う夜間学習。中学生は、各フロアにあるプライベートラウンジで取り組みます。毎日行う夜間学習。中学生は、各フロアにあるプライベートラウンジで取り組みます。
賛同企業との連携によるキャリア教育

 80もの賛同企業とのネットワークがあるからこそ実現する『特別講義』『工場見学』『企業訪問』。

 フロアマスターが各社とやりとりをしながら作り上げる『工場見学』と『企業訪問』は、海陽中等教育学校の生徒のためのオリジナルプログラムとなっています。

 特に『企業訪問』では、コールセンターで研修を受けたり、リスクマネジメントについてゲーム形式で学んだり、ビルの建築現場を見学したりと、貴重な体験を得られます。

キャリア教育は、実体験を膨らませる“創造的体験”の一つとして重視。
生徒たちの知的好奇心を喚起し、興味の幅を広げるとともに、
進路や「本当にやりたいこと」を見いだすことにもつながります。

国際的価値観への対応力を体得する国際交流
イギリスのイートン校、ハロウ校、ラグビー校で行う『サマースクール』。現地の寮に滞在し、英語の授業や現地教職員が企画する多彩なアクティビティに参加します。イギリスのイートン校、ハロウ校、ラグビー校で行う『サマースクール』。現地の寮に滞在し、英語の授業や現地教職員が企画する多彩なアクティビティに参加します。

 短期留学プログラムや国際交流を展開しているほか、国際シンポジウムなどにも積極的に参加。

 開校時にモデルとしたイギリスの名門パブリックスクール「イートン校」とは、「サマースクール」や「交換留学制度」を通して親密な交流を続けています。

海陽中等教育学校  

〒443-8588 愛知県蒲郡市海陽町3-12-1
TEL:0533-58-2406

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