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私立中高進学通信

2019年神奈川版

熱中!部活動

逗子開成中学校

関東大会で初の「優秀賞」受賞
全国大会出場を決める

演劇部
社会問題を舞台で表現するために
関東大会(第54回関東高等学校演劇研究大会)で「ケチャップ・オブ・ザ・デッド」を熱演する部員たち。

関東大会(第54回関東高等学校演劇研究大会)で
「ケチャップ・オブ・ザ・デッド」を熱演する部員たち。

ゾンビ役を演じる上野凛太郎さん(高3)。「どう動いたらゾンビらしく見えるか。ゾンビの映画を何本も見て試行錯誤して、この演技にたどり着きました」と語ります。ゾンビ役を演じる上野凛太郎さん(高3)。「どう動いたらゾンビらしく見えるか。ゾンビの映画を何本も見て試行錯誤して、この演技にたどり着きました」と語ります。

 豊かな逗子の海を臨む同校の施設「海洋教育センター」。ここで、演劇部の部員たちが全国大会に向けた稽古に励んでいました。同部は2018年に神奈川県高等学校演劇発表会で最優秀賞に輝き、関東高等学校演劇研究大会で優秀賞を受賞。初の全国大会出場を決めたのです。その受賞作が「ケチャップ・オブ・ザ・デッド」。3人の大学生が森の中で映画を撮影中、ゾンビと偶然に遭遇し、ゾンビを使って映画を撮ろうとします。しかし、ゾンビに意志があることがわかり、トラブルが巻き起こるというストーリーです。台本を執筆したコーチの飛塚周先生に話を聞きました。

「部員たちはマイノリティーの問題に強い関心を抱いていました。今、マイノリティーとしてメディアに取り上げられるのは、美しくて、はかなげな弱者ばかりです。一方、ゾンビはマイノリティーでありながら、気味が悪いだけの存在で、魅力がありません。そこで、この作品ではゾンビを声なき弱者の象徴として描いています。台本が完成したのは昨年の5月頃でしたが、部員たちと熱い議論を交わすうちにラストシーンを変えることになりました」

 全国高等学校演劇大会は7月に佐賀県で開催されます。

関東大会で優秀賞を受賞し、全国大会(第63回全国高等学校演劇大会・第43回全国高等学校総合文化祭)出場を決めた時の喜びの1枚。関東大会で優秀賞を受賞し、全国大会(第63回全国高等学校演劇大会・第43回全国高等学校総合文化祭)出場を決めた時の喜びの1枚。
大学生3人を演じる部員たち。主役は前部長の角田哲史くん(高3・写真中央)が務めます。コーチの飛塚周先生は、主役に角田さんをイメージして台本を書いたそうです。大学生3人を演じる部員たち。主役は前部長の角田哲史くん(高3・写真中央)が務めます。コーチの飛塚周先生は、主役に角田さんをイメージして台本を書いたそうです。

基礎練習の様子。
寝転がったり、立ったりしながら、腹式呼吸で声を出します。

劇中では、この脚立や金属のフレームで小屋を、丸めた新聞で森が表現されています。劇中では、この脚立や金属のフレームで小屋を、丸めた新聞で森が表現されています。
この日の稽古を終えた部員たち。「中1から入部した生徒もおり、中学から高校まで積み重ねてきた経験が、全国大会出場でやっと花開きました」(顧問/村山哲也先生)この日の稽古を終えた部員たち。「中1から入部した生徒もおり、中学から高校まで積み重ねてきた経験が、全国大会出場でやっと花開きました」(顧問/村山哲也先生)
舞台では相手のセリフを受けて、自分のセリフをすぐに返さなければなりません。輪になってテンポ良くその練習をします。舞台では相手のセリフを受けて、自分のセリフをすぐに返さなければなりません。輪になってテンポ良くその練習をします。
演劇部部長 坂巻虎太郎さん(高2)
演劇部部長 坂巻虎太郎さん(高2)

「僕たちの部は、一人ひとりが個性的で考え方も違います。そんな部員たちが意見を出し合って、相手を認め合い、一つの作品をゼロの状態から創り上げていくことが醍醐味です。多くの人たちに僕たちの演劇にかける思いを、舞台を通して伝えられたらと思っています」

演劇部前部長 角田哲史さん(高3)
演劇部前部長 角田哲史さん(高3)

「僕は主役の窪田を演じています。最初の台本では窪田は僕に近い存在だったので、会話のシーンなど素のままで楽しく演じていました。しかし、ラストが大きく変わり、窪田は果たしてどうなるのか、想像力で補わなければならず、関東大会の直前まで苦労しました」

■活動日/活動時間 火・木/16:15~19:00
■部員数 中2=1名
高1=2名 高2=5名 高3=5名
■主な実績 2015年から2018年まで横須賀・三浦地区高等学校演劇発表会で最優秀賞を受賞し、
神奈川県大会(神奈川県高等学校演劇発表会)に4年連続出場

(この記事は『私立中高進学通信2019年神奈川版』に掲載しました。)

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