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私立中高進学通信

2019年神奈川版

注目! News and Topics

聖園女学院中学校

外の世界へ視野を広げる生徒の力強い一歩を
新しい「留学制度」「放課後学習支援」でサポート

ニュージーランド中期留学(中3)
オークランドでホームステイをしながら最初の2週間は語学学校へ、
その後、現地カトリック女子校に通学する2カ月半の中期留学です。
スポーツフェスティバルやバーベキューなどのイベントを通じて、現地校の生徒ともすぐに打ち解けます。

新教育目標は「踏み出す人に」

 1949年の創立以来、カトリック精神に基づく人間形成を目標に、思いやりの心を育んできた同校。2019年より『踏み出す人に』を新しい教育目標に掲げています。その思いを教頭の下里由香先生は、こう話します。

「自分に合うものを積極的にとらえる“見つける力”、友達と切磋琢磨しながら自分の良さや本質を “磨く力”、お互いを尊重しながら“認め合う力”。この3つの力の育成を、新教育目標を実現するための柱としています。

 安心して生活できる環境で、生徒が学びを活かして自分の足で力強く踏み出し、希望する進路に進めるように、新しい取り組みもスタートしました」

ニュージーランド1年留学
留学奨学金制度がスタート

 新しい教育目標を実現する具体的な取り組みの一環として、今年度からニュージーランド1年留学と留学奨学金制度が始まります。

「これまでの、2週間の『カナダ海外研修旅行』、2カ月半の『ニュージーランド中期留学』に加えて、新たに『ニュージーランド1年留学』を始めることになりました。

 1年留学は高1の1月中旬から高2の11月下旬まで北島東岸にある港町のネイピアで実施します。ホームステイをしながら最初の2週間は語学学校へ通い、その後、現地のカトリック女子校に通学します。帰国後は進級した学年に戻ることができます。留学後のフォローアップとして補習も実施します。

 5教科すべての成績が5段階で4以上であること、英検の準2級を取得し、なおかつ2級を受検中であることが基準になりますが、すでに希望する声が生徒から出ています。

 さらに、今年度から1カ月以上の留学には、返済不要の支給型の奨学金が給付されることになりました。

 これらの制度を通じて、世界へ向かって『新たな一歩を踏み出したい』と考えている生徒の後押しができればと思います」

「自習支援」「受験支援」で放課後の学びをバックアップ
18時まで学習できる「自習支援」。試験前は満席になることも。18時まで学習できる「自習支援」。試験前は満席になることも。

 生徒の学びを支える、新しい学習支援制度も始まりました。

「一つは図書館で行う『自習支援』です。中1~高3が対象です。女子大学生2人がメンターとして常駐し、全体の監督と質問を受け付けます。

 もう一つは高校生への『受験支援』で、有名予備校の講師に来てもらって、本校教員と相談の上で内容を設定した受験対策講座を開いています。学校で受講できる安心感とリーズナブルな受講料で好評です。生徒の学ぶ意欲の受け皿が大きくなりました」

Misono English Academy

 同校には、校内でミニ留学できるMEA(Misono English Academy)という部屋があります。

「英語のみを使用する部屋に、ネイティブの教員2名が昼休みと放課後に常駐しています。映画を作ったり、ホームステイで役立つ英会話を習ったりと、週替わりでアクティビティが用意されています。MEAは、海外研修の準備や帰国後の英語力維持にも役立っています」(下里先生)

カナダ海外研修旅行(高1)

 藤沢市の姉妹友好都市であるオンタリオ州ウィンザーに2週間ホームステイします。ウィンザー大学を訪れ理科実験をしたり、地元の小学校や子どものデイケアで折り紙指導や読み聞かせをしたり、カナダ最南端の国立公園でカヌー体験をしたりします。

 ウィンザー市長もたびたび同校を訪れ、相互に交流を深めています。

留学奨学金制度

 1カ月以上の海外留学への返済不要の奨学金制度。ニュージーランド中期留学と1年留学で申し込みが可能。
 帰国後、同校へ戻り、後輩へ向けた留学のアドバイスをすることなどが条件となる。

時間をかけて、じっくり力を蓄えて
教頭 下里 由香 先生教頭 下里 由香 先生

 理系・文系にかかわらず、将来専門職に就きたい、資格を取りたいという傾向が年々強くなってきて、うれしく思っています。分け隔てなく誰にでもやさしく、人を尊重できて、芯の強さがあるところが本校の生徒の特徴です。

 どんな道へ進むとしても、その特徴を土台に羽ばたいていけるよう、6年間をかけてじっくり力をつけて、自分の長所を伸ばしていってほしいです。

進学通信 2019年特別号
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