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私立中高進学通信

2019年神奈川版

未来を切り拓くグローバル教育

鶴見大学附属中学校

多彩な国の留学生と交流し
異文化理解と英語力を向上

禅の教えに基づくグローバル教育
『イングリッシュラウンジ』の様子。3人の留学生講師のもと、3つのグループに分かれて英語で語り合います。この日のテーマは「その国の有名人」。講師は、横浜国立大学大学院で学ぶエチオピアからの留学生(左)です。

『イングリッシュラウンジ』の様子。3人の留学生講師のもと、3つのグループに分かれて英語で語り合います。
この日のテーマは「その国の有名人」。講師は、横浜国立大学大学院で学ぶエチオピアからの留学生(左)です。

他国の文化に触れることが
将来につながる糧となる

 曹洞宗大本山の總持寺を母体とする同校。隣接する總持寺の広大な敷地内を毎朝、生徒が歩いて通学しています。同校は『学びの心で世界を変える。』を教育目標に掲げ、国際教育にも注力。21世紀型教育推進委員会の中にグローバル教育推進グループを3年前に立ち上げ、異文化交流や英語の4技能の習得、海外研修に力を入れています。同委員会のリーダーを務める英語科の立田由起子先生にお話をうかがいました。

「本校は仏教、禅の教えに基づく人間形成を建学の精神としています。歴代の校長は、『こだわりを持たずに、今、目の前にあることを一生懸命にやりなさい』とよく口にしてきましたが、グローバル教育に置き換えると、『世界中のどんな場所に行っても、精いっぱい、自分のやるべきことに打ち込む』ことだと思います。中高生という多感な時期に海外の人々と交流を重ね、その文化を知り、受け入れることが将来の糧になると考えています。そのためにも『イングリッシュラウンジ』を積極的に活用しています」

平和な未来を築くための
大きなきっかけづくりを

『イングリッシュラウンジ』は、横浜市国際交流協会が運営する横浜市国際学生会館の協力を得てスタートしました。木曜日の放課後、中3から高2の希望者を対象に、主に横浜にある大学や大学院で学ぶ留学生が講師となってグループに分かれ、1時間にわたって英語でお互いの国の文化について生徒と紹介し合う取り組みです。現在、バングラデシュ、マレーシア、コロンビアなど多彩な国から来た留学生が講師を務めています。

「最近は、マレーシアやクウェートといったイスラム圏からの留学生が来てくださることが多くなってきました。ムスリムの方には食べてはいけないものがあり、女性は頭をヒジャブで覆います。こうした文化を生徒たちは実際に目のあたりにして、視野を大きく広げています」(立田先生)

 講師が英語圏からの留学生ではないことも『イングリッシュラウンジ』の大きな特色です。

「英語が母語ではない人たちなので、生徒もリラックスして英語で話すことができるようです。バングラデシュの留学生が、『自国の言葉は日本語の語順と同じように動詞が最後に来る』と話したことに、生徒たちは強い関心を抱いていました」(立田先生)

 入試広報統括部長の川野正裕先生は次のように語ります。

「アフリカから来た留学生が自己紹介をした時、自分の国籍ではなく、まず部族から語り始めたことに、生徒たちは驚いていました。このように『イングリッシュラウンジ』は生徒に新鮮な感動を与えるとともに、異文化を理解して、ともに心を通わせて平和な未来を築いていこうという大きなきっかけを与えています」

Action Report File001
世界各国の留学生とお互いの国を紹介し合う
異文化に触れながら英語を学ぶ

『イングリッシュラウンジ』では毎回、決められたテーマのもと、自国について語り合うほか、生徒たちが日本のことわざや遊びなどについて一人ずつ発表します。

「ここで重視されるのは、相手の質問などにいかにすばやく反応できるかです。留学生の講師1人につき、生徒は約7人と小グループなので、発言する回数も多くなり、コミュニケーション能力が鍛えられます」
(英語科/立田由起子先生)

 講師を務めるのは、エチオピアのほか、マレーシアとコロンビアから来た留学生。3人とも横浜国立大学の大学院生です。この3人が15分交代で1グループを担当します。

 この日のテーマは「わが国の有名人」。生徒は自己紹介をした後、太宰治や与謝野晶子といった日本の作家や人気のアイドルなどを一人ずつ発表していきました。そのたびに講師からは質問が返ってきます。留学生講師も自己紹介と自国の有名人を発表。エチオピアの留学生は「私の国には72の民族がいて、72の言語がある」と紹介。続いて、同国の有名人として、マラソン選手のアベべ・ビキラについて語りました。

マレーシアの留学生と自国の有名人を語るマレーシアの留学生と自国の有名人を語る
コロンビアの留学生と英語で意見を交わすコロンビアの留学生と英語で意見を交わす
Action Report File002
英語の4技能を楽しく主体的に学ぶ
世界中の人と語り合うために
教科ごとに教室を移動し気持ちを切り替える教科ごとに教室を移動し気持ちを切り替える

 同校では教科ごとに教室を移動して授業を受ける『教科エリア型』を採用。移動することによって気持ちを切り替え、主体的に学ぶ姿勢を整えてから授業に臨むためです。これも禅の精神の一つといえます。

日本語をなるべく使わず英語で話す授業日本語をなるべく使わず英語で話す授業

 教室を移動して生徒たちは立田由起子先生の英語の授業へ。授業で立田先生は日本語をなるべく使わず、授業を進めていきます。生徒たちは授業に集中して、世界共通のコミュニケーションツールである英語の力をつけていくのです。

Action Report File003
世界のために何ができるか
語学研修を通して考える
SDGsと事前学習をリンク

 同校の中学には、中1・中2の『イングリッシュキャンプ』と中3の『オーストラリア語学研修』 という全員参加のグローバルな行事があります。

『イングリッシュキャンプ』は中1・中2ともに2泊3日で行われます。中1はネイティブ教員とともに英語の歌やダンスを楽しみ、中2はSDGsの中からテーマを1つ選んで意見を発表します。SDGsとは国連で採択された「持続可能な開発目標」。2030年までに達成をめざす17の目標が掲げられています。

『オーストラリア研修』の日程は5泊6日。前述のSDGsとリンクさせて、事前学習でオーストラリアの歴史や文化を学習してから出発します。現地ではファームステイも体験。こうしたプログラムをきっかけに、自分がグローバル社会のために将来、何ができるかを考えていきます。

ネイティブ教員とともに学ぶ『イングリッシュキャンプ』ネイティブ教員とともに学ぶ『イングリッシュキャンプ』
『オーストラリア語学研修』では熱帯雨林を水陸両用車で探険『オーストラリア語学研修』では熱帯雨林を水陸両用車で探険

(この記事は『私立中高進学通信2019年神奈川版』に掲載しました。)

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