Oops! It appears that you have disabled your Javascript. In order for you to see this page as it is meant to appear, we ask that you please re-enable your Javascript!
LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2019年12月号

校長が語る 自立へのプロセス

足立学園中学校

将来の夢を描く「志」
生徒の学ぶ姿勢につながる

生徒に「志」を持たせ「4J」を高めていく
井上 実(いのうえ・みのる)1958年、東京都出身。日本大学理工学部数学科を卒業後、1982年に同校の数学科教員として着任。学年主任、生徒指導部長、教務部長、校長補佐を経て2018年4月、校長に就任。2017年まで野球部顧問も務めていた。井上 実(いのうえ・みのる)
校長先生
1958年、東京都出身。日本大学理工学部数学科を卒業後、1982年に同校の数学科教員として着任。学年主任、生徒指導部長、教務部長、校長補佐を経て2018年4月、校長に就任。2017年まで野球部顧問も務めていた。

「質実剛健・有為敢闘」を建学の精神として掲げ、誠実でたくましく、優秀で人の役に立つ人財を育成する同校。そのような教育の根幹を指す「志(こころざし)教育」を打ち出しています。

「大学進学も大事ですが、本来、その先にある人生の進路を考える必要があります。その根幹にあるのが『志』です。例えば『将来は無医村へ医者として訪れ、人々の役に立ちたい』というように、世のため人のために自分に何ができるかを考え、その達成のために自らを磨く教育をしなければいけません。志を持つと自ら学ぶ姿勢が自ずと身につきますから、普段の授業から志を持つことを意識させるようにしています」

 と語るのは井上実校長先生。「志教育」と銘打ったのは昨年、井上先生が校長に就任してからですが、「もともと本校が創立以来掲げてきた教育理念が、この『志教育』に集約されている」と言います。

 また、生徒を成長させるために必要な要素として「4J」を重視。4Jとは、自信(やればできる)、自尊心(自分は尊い)、自負心(これだけのことをやったんだ)、自己肯定感(自分は世の中に必要なんだ)の4種。普段の授業や行事などを通じて、生徒の4Jを高めることを心がけています。

「例えば体育祭で100mを11秒で走って優勝した生徒なら、教員が働きかけなくても4Jは高まります。でもそういう生徒ばかりでなく、小さなことでも何かしらの役割を全うした生徒がいれば『よくやったな』と褒めてあげたい。そうすることで生徒は自分の価値観、存在感を感じてやる気を出せます。それが学校教育の大切さだと思うのです。
 中学では、みんなで約33 kmの道のりを歩く『強歩大会』という行事がありますが、中には完歩できなくて途中でリタイアする生徒もいます。でも『ここまで歩けたことに自信を持ってくれ』という励ましができますよね。このように、4Jを高められる、生徒それぞれの良いところはいたるところにあります。教員は日々それを見つけていくのです」

授業改革で、自ら学ぶ姿勢を身につけさせる

 近年、同校では、アクティブラーニングの導入やICTの活用など大規模な「授業改革」を推進してきました。

「以前の学校教育では、先生が一方的に喋って、生徒が一斉にノートをとる受け身の授業が一般的でした。このやり方だと主体的に学べない生徒が多く、『この退屈な時間を耐えればいいんだ』という思考になりがちです。そうなると授業が楽しくないんですね。
 こうした状況を改めるために、授業改革を推し進めました。生徒が自ら考えたり、意見を述べたりと、いかにアクティブに授業に参加しているかが大事だと考えています。
 追試や補習などもある程度は入れていますが、本来、勉強とは強制されるものではなく、自分から学んでいくもの。授業改革の根幹は、自ら学ぶ姿勢をいかに身につけさせるか、にあります。先に述べた『志』を持たせるのも一つの方法だと考えています」

体育祭は団体競技が多く、みんなで楽しむイベントになっています。体育祭は団体競技が多く、みんなで楽しむイベントになっています。
中学生は毎年4〜5月に「強歩大会」に挑みます。歩く距離は約33km。中1から中3まで縦割りでチームを作り、上級生が下級生の荷物を持ってあげたり、肩を貸してあげたり、チームごとに助け合いながらゴールをめざします。中学生は毎年4〜5月に「強歩大会」に挑みます。歩く距離は約33km。中1から中3まで縦割りでチームを作り、上級生が下級生の荷物を持ってあげたり、肩を貸してあげたり、チームごとに助け合いながらゴールをめざします。
「志入試」を導入し
将来性のある人財を求む
自立するために大切なこと
  1. 自分の進路を考え、「志」を持つ
  2. 4J(自信、自尊心、自負心、自己肯定感)を高める
  3. 自ら学ぶ姿勢を身につける

 同校では、2020年入試より新しく「志入試」の導入を予定しています。この入試では基礎学力テスト(国語と算数の2科)も行われますが、何よりも事前に提出するエントリーシートと親子面接が大きなポイントとなります。

「学習面よりも、もっと根幹にある『志』の部分を入学前から刺激したいと思っています。将来何になりたいのかをお子さんと保護者で話し合ってエントリーシートを作ってもらう。そして入学後は、生徒と保護者、教員が一丸となれる入試をやってみようと思いました。偏差値ばかりでなく、自らについて深く考え、学ぶ姿勢にもスポットを当てていきたい。たとえ塾で成績が伸びなくても、将来伸びる力を持つお子さんはいると思いますから。
 元気のある子、自分のことは自分でできる子は伸びる要素があります。本校の理念に賛同していただき、やる気のあるご家庭、『足立学園でがんばるぞ』という熱い気持ちのお子さんにぜひ来てほしいですね」

海外研修プログラムで経験を積み、4Jを高める
中1から参加できるオーストラリア・スタディーツアー。中1から参加できるオーストラリア・スタディーツアー。

 海外研修プログラムとして「オーストラリア・スタディーツアー」「カナダ特別留学プログラム」「イギリス語学研修」「オックスフォード大学特別留学プログラム」も用意されています。参加した生徒は現地でのホームステイなどの経験を自己の成長へとつなげています。「これらも4Jを高めるためのプログラムです。われわれ教員は、いろいろな経験、体験のチャンスをしっかり示しますので、こうしたチャンスをつかんでほしいと思います」

(この記事は『私立中高進学通信2019年12月号』に掲載しました。)

足立学園中学校  

〒120-0026 東京都足立区千住旭町40-24
TEL:03-3888-5331

進学通信掲載情報

【目標にLock On!! 私の成長Story】中3の夏休みの課題をきっかけに「映画監督になる」夢を見事実現!
【実践!未来の学び 「志」を育てる!】「志」を育む教育で将来を切り拓く力を引き出す
【SCHOOL UPDATE】「志教育」の実践 人のために役立ちたいその志が大きな力に
【校長が語る 自立へのプロセス】将来の夢を描く「志」が生徒の学ぶ姿勢につながる
【中学入試のポイント】やる気を評価する『志入試』2020年度からスタート
【学校生活ハイライト】熱気あふれる骨太な体育祭がクラスの団結力と友情を育む
【SCHOOL UPDATE】特別優遇制度 兄弟、同窓生の子息、孫の和を広げ社会で活躍できる存在に
【The Voice 校長インタビュー】徹底した「生徒第一主義」で生徒の夢を教師一丸となってサポート
【目標にLock On!! 私の成長Story】たくさんの人に支えられ仕事の基盤となる力を育んだ中高時代
【6年間の指導メソッド】高校にコース制を導入し可能性を広げる
【学校生活ハイライト】頼りになる先輩と行動を共にして人間的にも成長する後輩たち
【グローバル時代の学び方】3年間かけてグローバルな素養を育てる総合学習
【私学の光輝】強歩大会 「強歩」で心身ともにたくましく成長
【中学入試のポイント】将来を見据えた授業改革と中学入試改革
【SCHOOL UPDATE】ICTとアクティブラーニングの活用 生徒自らの学ぶ意欲を育てる授業改革
【未来を生き抜く学力のつけかた】男子の知的好奇心を刺激し学習意欲を高めながら未来へと導く授業改革
【Students' Chat Spot】一人ひとりの能力・個性を伸ばす指導
【キャンパス歩き】地域の熱意に応えて誕生した学園の自学自習を実現する学び舎
【大学合格力強化計画】現役合格に強く“入学後に伸びる”男子伝統校の教員力
【Teacher's Lounge 先生たちの座談会】始めからできなくてもいい ありのままでいられる環境のなかで文武両道の男子へと成長させる学園
進学通信 2020年1月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ