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私立中高進学通信

2019年11月号

SCHOOL UPDATE

獨協埼玉中学校

福祉体験学習
教科書では学べない豊かな感性を磨く

生徒たちは4種類の体験講座から希望する2種類の講座を選んで受講します。車イス体験では、実際に車イスに乗り、その後、介助も体験します。

生徒たちは4種類の体験講座から希望する2種類の講座を選んで受講します。
車イス体験では、実際に車イスに乗り、その後、介助も体験します。

車イス生活をしている講師から、乗り方の指導を受けます。初めて車イスに乗る生徒たちにとっては、マットの小さな段差を乗り越えるのも一苦労です。車イス生活をしている講師から、乗り方の指導を受けます。初めて車イスに乗る生徒たちにとっては、マットの小さな段差を乗り越えるのも一苦労です。

 自ら考え、判断することのできる若者を育てることを教育理念に掲げる同校。稲作体験やキャリア教育、福祉体験学習などの総合学習を通し、教科書の学習では得られない豊かな感性を磨きます。

 中3の福祉体験学習では、越谷市社会福祉協議会から派遣されたボランティアの講師の方々による講義の後、「手話」「車イス」「白杖」「高齢者疑似体験」という4種類から2種類を選択して実際に体験してみます。

「さまざまな経験や学習を通じた全人教育をめざす本校としては、総合学習での取り組みは欠かせないものとなっています。稲作、キャリア、福祉という各テーマに関する知識や考え方を習得するのは当然ですが、『調べ・体験し・考え・まとめる』という一連のプロセスを年間を通して経験し、そこから多くのことを学びます。この経験は各生徒が今後経験するであろう、高度な深い学習に役立つと考えています」(中3学年主任/成瀬博文先生)

 夏休みには生徒自らがボランティア先を探して参加するという課題に取り組み、福祉体験学習と合わせてレポート作成も行います。

 初めての体験をした生徒たちからは「私たちには見えない大変さがあることがわかった」「バリアフリー化などは進んでいるが、まだまだ不十分であることがわかった。もっともっと便利なものができるといい」という声が上がりました。相手の立場に立ってものを考える大切さを、生徒たちは身をもって学びました。

相手の立場に立って考えることの大切さを知る
身をもって体験することで福祉の重要性を実感
講師の方が、手話を紹介。生徒たちは真似しながら手話での会話に挑戦します。
講師の方が、手話を紹介。生徒たちは真似しながら手話での会話に挑戦します。

講師の方が、手話を紹介。生徒たちは真似しながら手話での会話に挑戦します。

高齢者疑似体験では、重りや器具を身体中に装着し、高齢者の体がどれくらい動きにくいかを理解します。指先の動きも制限されるため、箸を使うことも難しく、生徒たちは豆をつかむのに苦戦していました。
高齢者疑似体験では、重りや器具を身体中に装着し、高齢者の体がどれくらい動きにくいかを理解します。指先の動きも制限されるため、箸を使うことも難しく、生徒たちは豆をつかむのに苦戦していました。

高齢者疑似体験では、重りや器具を身体中に装着し、高齢者の体がどれくらい動きにくいかを理解します。
指先の動きも制限されるため、箸を使うことも難しく、生徒たちは豆をつかむのに苦戦していました。

白杖体験では、視覚障がいのある方を講師に講義が行われました。実際に使っている「視覚障がい者用ポータブルレコーダー」(※)に生徒たちは興味津々。白杖体験では、視覚障がいのある方を講師に講義が行われました。実際に使っている「視覚障がい者用ポータブルレコーダー」(※)に生徒たちは興味津々。
目隠しをして介助されながら歩く生徒たち。慣れ親しんだ校舎内が、別世界のように感じられます。目隠しをして介助されながら歩く生徒たち。慣れ親しんだ校舎内が、別世界のように感じられます。

※視覚障がい者用ポータブルレコーダー…音声で読書をする機器。

(この記事は『私立中高進学通信2019年11月号』に掲載しました。)

獨協埼玉中学校  

〒343-0037 埼玉県越谷市恩間新田寺前316
TEL:048-977-5441

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