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私立中高進学通信

2019年9月号

グローバル特集 授業[学校生活]

実践女子学園中学校

2チームが全国大会出場の快挙!
主体的に活動するグローバル研究会

英語力だけでなく、ディベート能力や問題解決能力を高めることで注目されている模擬国連。同校の取り組みと、チャレンジした生徒たちの成長を取材しました。
グローバル研究会には、現在34名が所属。英語でのディベートやアドリブ力を高めるためにアイデアを出し合い、主体的にさまざまな練習を週に3回、 放課後を使って行っているそうです。

グローバル研究会には、現在34名が所属。
英語でのディベートやアドリブ力を高めるためにアイデアを出し合い、
主体的にさまざまな練習を週に3回、 放課後を使って行っているそうです。

高度な英語力、国際的知識を習得する
模擬国連への取り組み

 1899年、女子教育の先覚者下田歌子氏によって創立された伝統ある同校。こだわりある女子教育を貫き、学業だけでなく、行事や部活動、探究プログラムなどを通して、バランスの取れた人格形成をめざしています。

 以前から英語教育に力を入れている同校ですが、2011年より、模擬国連への参加にも取り組んでいます。模擬国連とは、世界中の学生が各国大使に扮して、国際会議のシミュレーションを行う教育活動です。会議では指定された担当国の大使として世界が直面する議題について話し合い、平和や環境を守るための決議案を提案していきます。スピーチや討議は英語で行われるため、高い英語力が必須なうえ、担当国や国際情勢などについても精通していなければなりません。

 2011年、同校が全日本高校模擬国連大会に出場した当時は、興味を持つ生徒が集まり、課外活動として取り組んでいましたが、「継続的に参加したい」という生徒の声を受けて「グローバル研究会」を発足。2012年から2015年まで4年連続、全国大会で入賞し、日本代表としてニューヨークでの国際大会に出場する成果を挙げています。

 2018年にも生徒2組4名が予選を突破し、全国大会に出場しました。日頃から担当国を想定してリサーチし、英語でのディベートを練習してきた努力が実りました。

「模擬国連は、英語ができるだけではダメです。インターネットなどで延々と資料を検索するなど根気のいるリサーチ作業と、人と協働し、交渉する力が不可欠です。いずれも、信念を持って粘り強く取り組む姿勢が必要になります」

 とグローバル研究会の顧問を務める奥井雅久先生は言います。同校では全教科でアクティブラーニング型授業を行い、日頃から「人の意見を聞き、いかに集約するか」「協働した成果をいかに表すか」を考える取り組みを行っており、これが模擬国連への取り組みに良い影響を与えていると言えます。

 首都圏の参加校との合同練習会も1~2カ月に一度は行っているそうです。

「レベルの高い他校の生徒たちが必死に勉強して挑む姿を間近に見て、本校の生徒も大いに刺激を受けるようです」

 模擬国連への活動を通して、英語力や国際感覚が磨かれるだけでなく、リサーチ力やコミュニケーション力が身につき、他校との交流で視野が広がるのも、この取り組みの魅力です。

「模擬国連への活動を通して、今後ますますグローバル化する社会を生き抜く力を身につけてほしいですね」

榎本さん、小池さんが参加したハーバード大学主宰の世界模擬国連大会の様子。交渉から政策発表まですべて英語で行います。榎本さん、小池さんが参加したハーバード大学主宰の世界模擬国連大会の様子。交渉から政策発表まですべて英語で行います。
インタビューを受けてくれた4名が出場した全日本高校模擬国連大会全国大会の様子。提起された議案に対し、国名を書いた紙を掲げて多数決を取っています。インタビューを受けてくれた4名が出場した全日本高校模擬国連大会全国大会の様子。提起された議案に対し、国名を書いた紙を掲げて多数決を取っています。
左からナイジェリア大使を担当した呉茜奈さん、榎本遥夏さん、日本大使を担当した髙月紗穂さん、小池和里さん。左からナイジェリア大使を担当した呉茜奈さん、榎本遥夏さん、日本大使を担当した髙月紗穂さん、小池和里さん。
英語部 生徒インタビュー
模擬国連に参加してみて
英語で国際問題をディベートする力がつきました

 全日本高校模擬国連大会に出場した高3生4名にお話を聞きました。

――模擬国連の全国大会を経験してみて、いかがでしたか?

髙月紗穂さん
いかに独創的で周囲を納得させる政策を述べることができるかが大切なのですが、難しいですね。

榎本遥夏さん
昨年の全国大会は「武器移転」がアジェンダ(議題)でした。小型武器の輸出などの規制がどうあるべきかという問題です。

呉茜奈さん
私と榎本さんはナイジェリアの大使を担当しました。アフリカ地域は練習でも担当したことがなかったので、大変でした。

榎本さん
最初のフォーマルな討議のあと、「Unmoderated Caucus」通称アンモデといって非公式討論ができるんですが、私たちはアンモデで、アフリカの担当同士でグループを組んで議案をまとめて、ほかの発展途上国のグループと交渉して決議案をまとめました。

小池和里さん
私と髙月さんの担当国は日本でした。武器に関して日本の立場は中立なので、「規制したい派」と「できれば規制したくない派」の架け橋になりたいねと話して、お互い動きました。

髙月さん
私が交渉していたグループではいくつか性急な意見が出て、結局まとまりませんでした。

呉さん
会議全体をまとめようとするリーダーがいないとうまくいきません。

榎本さん
とはいえ模擬国連の選考では、必ずしもリーダーになれば評価されるのではなく、サポートをした人の手腕が評価されることもあります。

髙月さん
模擬国連を体験すると、自分にはどんな能力があって、何が不得意なのかが、よくわかります。

小池さん
本当にいろいろな力が身につきますし、人間として成長できる場だと思います。

――今後の目標をお聞かせください。

榎本さん
模擬国連を通してさまざまなことが学べました。大学でもリサーチ力やディベート能力を活かして、より深く学んでいきたいです。

呉さん
もし将来、国際関係の仕事に就きたいと思った時に、この経験は絶対使えると思います。今後の人生に活かしていきたいです。

髙月さん
私は薬剤師を志望していますが、模擬国連で学んだまとめる力や発言する力はどんな職業でも役に立つと思います。

小池さん
模擬国連の活動を通じて、どんな立場から国際問題の解決に携われるかと考えられるようになりました。漠然とした人生のテーマに形を作ってくれたのが模擬国連だと思います。

模擬国連とは

 同校が参加しているのは、グローバル・クラスルーム日本委員会(※)が主宰している全日本高校模擬国連大会。全国大会へは、厳しい書類審査をパスしたチームだけが参加できます。生徒たちは2人1組のチームで大使となり、他国の大使と交渉しながら自国に有利な決議案を提出します。全国大会で活躍を認められた生徒は、ニューヨークでの世界大会に出場することができます。

 グローバル研究会では、ハーバード大学が主宰する別の模擬国連大会にも生徒を送り出しています。こちらはネイティブ教員が指導につき、グローバル研究会以外の有志の生徒も加わり、北京(中国)、ボストン(アメリカ)の大会に出場しています。

※ グローバル・クラスルーム日本委員会…主に全日本高校模擬国連大会の開催事業と高校模擬国連国際大会への日本代表団派遣支援事業の運営を行っています。

(この記事は『私立中高進学通信2019年9月号』に掲載しました。)

実践女子学園中学校  

〒150-0011 東京都渋谷区東1-1-11
TEL:03-3409-1771

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