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私立中高進学通信

2019年9月号

グローバル特集 授業

安田学園中学校

「オンライン英会話」を必修化
英語のスキルが飛躍的に向上

昨年度まで長期休み中に希望制で行ってきた「オンライン英会話」を、今年度より必修化。“伝わる英語”を実践で身につける取り組みを授業内で行い、英語スキルが飛躍的に向上しています。
中1の「オンライン英会話」の様子。この日の教材テキストは「映画」にまつわる会話がテーマ。授業中には「あなたはどんな映画が好き?」など、テキストに関連した身近な日常会話も交わされ、生きた英会話を体験します。

中1の「オンライン英会話」の様子。
この日の教材テキストは「映画」にまつわる会話がテーマ。
授業中には「あなたはどんな映画が好き?」など、
テキストに関連した身近な日常会話も交わされ、生きた英会話を体験します。

教育目標『自学創造』が
グローバル教育の柱に
中高6年間のうち、最低1回は海外研修を体験できるように、豊富なプログラムを用意しています。中高6年間のうち、最低1回は海外研修を体験できるように、豊富なプログラムを用意しています。

 自ら学び、考えることで、創造的な学力と人間力とを兼ね備えた人材を育てること。同校の教育目標『自学創造』は、すなわち、グローバル教育の根幹を成しています。

 そんな同校のグローバル教育の柱が、英語力向上への取り組みです。これからの国際社会で必要な力を養うために、英語コミュニケーションスキルと異文化理解力を養うプログラムを充実させています。例えば、「英語スピーチコンテスト」や「英単語コンテスト」、ネイティブ教員と英会話を楽しむ「トークタイム」、国内外での語学研修など多彩なプログラムを提供しています。

 また、年3回の英語検定試験には、生徒全員が参加し、過去3年間の中3修了時には、英検準2級以上の取得率が87%(2019年3月現在・先進コース)という高い実績を上げています。

「英語4技能を高めるために、楽しみながら学べるように工夫を凝らしています。リスニング力なら洋楽を聴いて歌詞の穴埋めをする。ライティング力なら英語の和訳、和文英訳の力を活かして作文を書く。全員参加の英語スピーチコンテストも、段階的にテーマを高度にして、英語で考えて話す力を高めています。
 そして、そうした具体的なプログラムを通じて、生徒に “英語をどのように勉強したらいいか?”を徹底的に身につけさせ、英語学習をルーチン化して自学自習できるように促しています」

 と、一貫部英語科・特英コース主任の大西洋平先生は話します。さらに同校では、6年間で生徒全員が最低1回は海外体験ができるように、海外研修も豊富に用意しています。

「生徒のやる気や実力に合わせた海外体験を実施しています。経験した生徒はみんな、自主性や人間力が向上し、視野が広がります。留学を希望する生徒、海外大学への進学を希望する生徒も増えてきました」

「オンライン英会話」が
自主的な発信力を高める

 さらに今年度から、「オンライン英会話」を必修化。中1~高2の通常授業に導入しました。

「オンライン英会話を必修にしたのは、一つは大学入試改革により、リスニング力とスピーキング力の比重が高まったこと。二つめはネイティブ講師とマンツーマンで会話する機会を増やして “発信力”を高めること。三つめは、英検やGTEC(※)の対策として、非常に効果があるという理由からです」

 同校のオンライン英会話は、オンライン辞書や翻訳サービスで知られるWeblio社と提携。通常の英語の授業で使用する教科書をベースにした独自教材をもとに、フィリピンの現地講師とマンツーマンで授業が進みます。

 ネイティブ講師はただ英会話の相手をするだけでなく、間違えやすい単語や文法について、テキストチャットを活用して説明してくれます。生徒もオンライン辞書を引いて、単語の用法を確認するなどして理解を深めています。

「オンライン英会話の最大のメリットは、実践的な“伝わる英語”が身につくことです。英語で考えながら会話を運ぶ、即興性も身についてきています。オンライン英会話の後には必ず振り返りをしてもらい、“どうすれば、もっと上手く自分の考えを伝えられただろう?”と自分自身に問いかけ、復習してもらいます。これが通常の英語の授業にも良い影響を与え、スキルアップへとつながっています」

 実際に授業を見学すると、英語を学び始めて間もない中1生が、時にジェスチャーなども交えながら、ネイティブ講師と活発にコミュニケーションを図っている様子に驚かされます。

「生徒の英会話レベルは、オンライン英会話を始めてから格段に向上しています。大切なのは、生徒が英語を通じてコミュニケーションスキルをアップすること。英会話や外国人の方々との異文化交流を通じて、自分は何ができるか、何をしたいのかを生徒自身が見つけていく。それが本校の目標です」

※GTEC…英語4技能を測る検定試験。「Global Test of English Communication」が正式名称で、その頭文字をとっています。GTECのスコアを入試で活用する大学も増えています。

約35分の時間内で、教材テキストについてフィリピンのネイティブ講師と質疑やフリートークを行います。電子辞書を使って、会話をしながら単語を確認する生徒も。約35分の時間内で、教材テキストについてフィリピンのネイティブ講師と質疑やフリートークを行います。電子辞書を使って、会話をしながら単語を確認する生徒も。
映像でのやり取りなので、発音する際の口の形など、きめ細かく指導してくれます。どの生徒も、しっかりした口調で会話を進めているのが印象的でした。映像でのやり取りなので、発音する際の口の形など、きめ細かく指導してくれます。どの生徒も、しっかりした口調で会話を進めているのが印象的でした。
講師の先生が上手に誘導してくれるので、中1生でもどんどん英語で話せるようになっていきます。講師の先生が上手に誘導してくれるので、中1生でもどんどん英語で話せるようになっていきます。
一貫部英語科・特英コース主任の大西洋平先生。一貫部英語科・特英コース主任の大西洋平先生。
ネイティブ教員中心の授業が週9時間!
選抜クラス『特英コース』
選抜クラス『特英コース』

 同校の中高一貫教育には、グローバルな探究心を育てて最難関国立大学をめざす『先進コース』と、高度な総合的学力を育てて国公立大学や難関私立大学をめざす『総合コース』があります。『総合コース』には中3から、より高度な英語力を養成する選抜クラス『特英コース』が設置されています。

『特英コース』はグローバル教育に特化し、ネイティブ教員による指導を中心に授業を展開。専任1名を含む5人体制のネイティブ教員と日本人教員のチームティーチングを中心とする英語授業を週9時間実施。ニュージーランドへの語学研修などを通じてハイレベルな英語総合力を育てます。

生の英語に触れる多彩な海外研修
同校では多彩な海外体験プログラムを豊富に実施しています。
研修名 対象者
夏休みカナダ語学研修 中2〜高2の希望者(中3先進コースは全員参加)
ニュージーランド語学研修 特英コースの中3全員参加
オーストラリア語学研修 総合コース中3希望者
グローバル探究・英国 先進コース高2全員参加
ニュージーランド修学旅行 総合コース・特英コースともに高2全員参加
3カ月短期留学
(ニュージーランドまたはオーストラリア)
全コース高1希望者
進学通信 2019年9月号
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