LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2019年8月号

大学合格力強化計画

多摩大学目黒中学校

『クリティカル・シンキング』と
徹底した学習指導で大学合格実績が伸長

『クリティカル・シンキング』ではさまざまなアクティブラーニング型授業を実施。グループワークで学び合う時も、iPadを使うことで議論も活発になります。

『クリティカル・シンキング』ではさまざまなアクティブラーニング型授業を実施。
グループワークで学び合う時も、iPadを使うことで議論も活発になります。

個性を伸ばす校風で
学習面のサポートも万全

 生徒の自主性を尊重し、のびのびと個性を伸ばす教育を行う同校。全国レベルで活躍する男子サッカー部や、プロのオーケストラ奏者が指導する吹奏楽部など、部活動も活発です。

 学習面でも面倒見の良さに定評があり、生徒の学力を最大限まで伸ばすために、中1から習熟度別に『特進クラス』と『進学クラス』の2クラス制を採用。手厚いサポート体制で、国公立大学をはじめとする難関大学への合格率は、『特進クラス』『進学クラス』ともに近年、急速に伸びています。

 すぐ先にある大学入試改革への対策として力を入れているのが、思考力を育成する『クリティカル・シンキング』です。身の回りや社会の中に課題を発見し、さまざまな角度から考え、疑問を持ち、最適解を導き出そうと考察する。まさに今求められている「問いのない答え」へ対応する学びです。

 これまではホームルームや道徳の時間のみの実施でしたが、今年度からは週1時間、『探究』の授業を設置して、全学年で学んでいます。

「『クリティカル・シンキング』の教材を活用して、生徒たちにさまざまな問いを投げかけ、『どう考えるのか?』『どんな考え方があるのか』を深め、“考え方”を学んでいます。さらにグループワークで意見交換をすることで、多彩な思考を互いに吸収しています」(進路指導部長/荒尾吉宣先生)

『クリティカル・シンキング』による効果は高く、ポスターセッションや文化祭の発表、中3の卒業文集などで、生徒たちは思考力・発信力ともに目覚ましい成長を見せていると荒尾先生は言います。

 高校では『クリティカル・シンキング』の学習を継続しつつ、さらにキャリア教育『エナジード』(※)もスタートさせています。

「以前は職場体験なども行っていましたが、今ある職業を知るよりも、社会に必要な新しい仕事を創出できる創造性を養成する方が大事なのではないかと考えています。こういった活動が、新しい入試への対策と方向性も一致しているのではないでしょうか」

※エナジード…全国ですでに100校以上が導入している、次世代型キャリア教育プログラム。教材やワークショップを中心に、社会や世界の問題も考えながら、新しい仕事を創出できるような力を育てていきます。

基礎となる学力を
今まで以上に重視

 もちろん、創造性を伸ばす土台となる、基礎学力の育成にも力を入れています。毎日の勉強をすべて学内で完結させる学習支援システム『SSL(Super Students Learning Center)』を2013年度より導入し、朝テストや毎週行われる到達度確認テストで、授業の学びが身についているかを細かくチェック。基準点に達していない生徒は、校内のラーニングセンターで放課後の補習を受けます。補習には『スタディサプリ』の映像講座を活用。どの単元を復習するかは教科担当教員がそのつど選び、苦手分野をつぶしていきます。わからないところ、苦手なところを早いうちに見つけ出し、学び直しをするサポート体制を整えているのです。

「これまでは教員が随時、授業による補習を行ってきましたが、『教員の前ではできないところを見せたくない』という生徒も少なくありません。
 そこで、基礎的なつまづきの克服が必要な生徒にはラーニングセンターでの強化講習などを実施することになりました。iPadを使って映像講座を見て学び、わからなければ巻き戻して確認。疑問点があれば常駐の大学生チューターに気軽に質問できます。
 この講習で、成績下位の生徒も早々に苦手分野を克服して学力が上がり、全体のレベルがボトムアップしています。また、成績上位の生徒たちには従来通りの教員による補習を行っています」

 今後の入試に対する同校の取り組みについて聞いてみました。

「さまざまな入試形態に対応するためにも、『クリティカル・シンキング』の学びで思考力・発信力を高める学びを進めながら、今まで以上に基礎学力を向上させていきます。推薦の総合型選抜も、その両輪がないと今後は通用しないでしょう。国公立大学はもちろん、共通テストを採用する私立大学も増えています。まずは共通テストで点が取れる実力を養成し、その上に生徒それぞれの志望大学に向けた演習を積み上げていきます」

「全学年にiPadを導入し、毎日の学習の記録にも活用しています。教員が内容をチェックします。生徒はコメント欄を利用して、わからない問題についての質問や、時には悩みの相談を書いてくることも。教員はそれぞれにきめ細かく対応しています。こういったやりとりが瞬時にできるのが、ICTのメリットですね」
(進路指導部長/荒尾吉宣先生)

生徒全体の学力を底上げするラーニングセンターでの補習と自学自習

 同校のラーニングセンターは補習、講習、自習の拠点となる場所です。月曜~金曜は16時~20時、土日は10時~18時とフルに開講。常に学ぶための環境が校内に整っています。

 自習スペースも完備し、自学自習を行うほか、センターでお願いすれば、学びたい分野のプリントを出してもらえるので、自分で習得が足りないところを補う学習も行えます。

 大学生のチューターが常駐しているため自習にも緊張感があり、わからないところがあれば、即質問して解消できます。

 日々の学びのつまづきや苦手分野もラーニングセンターでサポート。毎週の学習到達度テストで基準点より低い点数をとった生徒は、担当教員より、ラーニングセンターでの補習を指示されます。補習はテーマ別に映像教材を使って個別に行われ、チューターに質問したりしながら基礎事項から復習を個々の生徒に細かく対応できるので、学力アップに非常に効果が上がっているそうです。

ラーニングセンター 放課後活用イメージ

2018年度入試実績(2019年5月現在)
主な大学合格実績
学名 現役 既卒
合計




北海道大学 1 0 1
首都大学東京 1 0 1
神奈川県立保健福祉大学 2 0 2
都留文科大学 1 0 1
室蘭工業大学 1 0 1
北見工業大学 2 0 2
山形大学 2 0 2
宇都宮大学 1 0 1
信州大学 1 0 1
静岡大学 1 0 1
前橋工科大学 1 0 1
大阪府立大学 1 0 1
会津大学 1 1 2
学名 現役 既卒 合計



早稲田大学 4 3 7
慶應義塾大学 1 0 1
上智大学 5 1 6
東京理科大学 11 3 14
国際基督教大学 1 1 2
明治大学 8 1 9
立教大学 3 0 3
青山学院大学 13 2 15
中央大学 19 9 28
法政大学 20 4 24
学習院大学 5 1 6
成蹊大学 5 2 7
成城大学 4 1 5
明治学院大学 13 1 14
國學院大学 4 1 5
武蔵大学 3 0 3
日本大学 33 9 42
東洋大学 18 3 21
駒澤大学 12 0 12
専修大学 31 5 36
北里大学 3 0 3
日本女子大学 4 3 7
芝浦工業大学 15 2 17
東京農業大学 7 0 7
順天堂大学 3 0 3

(この記事は『私立中高進学通信2019年8月号』に掲載しました。)

多摩大学目黒中学校  

〒153-0064 東京都目黒区下目黒4-10-24
TEL:03-3714-2661

進学通信掲載情報

【大学合格力強化計画】『クリティカル・シンキング』と徹底した学習指導で大学合格実績が伸長
【未来を切り拓くグローバル教育】2019年度より『S探究コース』『LAコース』がスタート! より深い学びへ
【私学の校外学習・学外交流】大学、企業、自治体との連携で主体的な学びを身につける 校外アクティブラーニング活動
【大学合格力強化計画】合格実績が大躍進タブレット活用で大学入試改革への対策を一歩リード
【大学合格力強化計画】合格実績の上昇がやる気を発揚アクティブラーニングも強化
【校長が語る 思春期の伸ばし方】子どもが夢中になれることを応援し自己肯定感や意欲を伸ばします
【熱中!部活動】【サッカー部/ダンス部】めざすは全国の頂点 夢が絆を強くする
【大学合格力強化計画】生徒の可能性を最大限に活かす指導で大学合格実績が加速度的に上昇
【校長が語る 思春期の伸ばし方】好きなことがなかなか見つからなくても 子どもを信じて焦らず見守りましょう
【熱中!部活動】実力と精神力を高める濃密な部活時間
【大学合格力強化計画】中高一貫色をより明確にし 最難関大学もめざせる学習体制を整える
【授業見聞録】英語 習った英語を「いかに使うか」 表現力を高める授業
【めざせ 次代のグローバルリーダー】「英語が話せる」ではなく「英語で何が話せるか」で勝負してほしい
【大学合格力強化計画】教員と生徒、生徒同士の強い絆で合格実績が飛躍的に向上
【部活レポート】サッカー部
進学通信 2019年8月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ