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私立中高進学通信

2019年8月号

私学の校外学習・学外交流

東邦大学付属東邦中学校

「物語」に描かれた世界を体験し
知的好奇心を満たす

東京探見・物語散歩

東京都内を散策しながら物語に関係の深い場所を見ることで、
文学や歴史への興味を育み、主体的な学びへとつなげます。
23区内では浅草寺に次ぐ古い歴史をもつ善福寺(港区元麻布)を見学。樹齢700年のイチョウの大木など、大都会の中心にありながら、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

23区内では浅草寺に次ぐ古い歴史をもつ善福寺(港区元麻布)を見学。
樹齢700年のイチョウの大木など、大都会の中心にありながら、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

今回の参加者は、在校生、保護者、卒業生、引率の先生方を含めた24名。どの顔もイキイキとしています。今回の参加者は、在校生、保護者、卒業生、引率の先生方を含めた24名。どの顔もイキイキとしています。

 国語科主催で、「物語」にゆかりのある地域を訪ねる課外活動「東京探見・物語散歩」が開催されました。古典文学や落語、近現代の小説まで、さまざまな物語に描かれている場所を歩き、自分の目で見て体験することを目的に始まった取り組みで、今回は64回目の実施となります。

 案内役として各地のいわれを詳しく解説するのは、国語科の堀越正光先生です。生徒の中から参加者を募り、時には保護者や卒業生が加わることもあります。いつもあっという間に定員に達してしまう人気の行事です。

 今回のルートは、港区の三田を出発点とし、日向坂から六本木のけやき坂に至る、麻布・六本木エリア。今でこそ高層ビルや幹線道路が多い大都会の一画ですが、かつては武家屋敷が多く、時には妖怪変化も出没する怪しげな場所だったそうです。時代・ジャンルを問わずさまざまな物語の舞台として描かれています。

 古地図と現在の状況を見比べ、堀越先生の説明を聞きながら見て歩き、物語の作者と同じ目線に立ちます。堅苦しさも勉強っぽさもない、気軽な楽しい散策で、ゴールに着くおよそ3時間後には、誰もが知的好奇心を満たし、快い疲労を感じます。そして、もっと深く知りたいという知的欲求を刺激された生徒は、自ら調べ、主体的に学ぶ姿勢を持つに至るのです。

江戸から東京への歴史を感じ
物語を味わう贅沢な散歩
物語の世界を見て歩く「探見」
出発してすぐに、慶應義塾大学の建物が見えてきます。出発してすぐに、慶應義塾大学の建物が見えてきます。

 三田では、『平家物語』に登場する武将、渡辺綱が産湯をつかったと伝わる井戸を見学しました。途中、『三田綱坂、イタリア大使館』(田中康夫)、『太郎物語』(曾野綾子)などの文学作品ゆかりの場所を通ります。さらに、久留米藩有馬家の化け猫騒動の猫塚を見て、オーストラリア大使館横の日向坂を下ります。大イチョウのある善福寺で小休止した後、麻布十番から暗闇坂へと進み、落語『黄金餅』の話を聞きながら、その勢いで六本木まで踏破しました。

三田春日神社。
もともと奈良・春日社の神をこの地に招いたものなので、
ゆかりの深い鹿の像が近くにあります。

江戸時代の地図が用意され、それと現在を見比べながら歩きます。江戸時代の地図が用意され、それと現在を見比べながら歩きます。
江戸時代に有馬家で起こったとされる化け猫騒動ゆかりの猫塚。現在は、小学校の敷地内にあります。江戸時代に有馬家で起こったとされる化け猫騒動ゆかりの猫塚。現在は、小学校の敷地内にあります。
博識な堀越先生の説明からは、時間と空間を越えて、さまざまなウンチクが飛び出します。参加者も説明のたびに感心しきりです。博識な堀越先生の説明からは、時間と空間を越えて、さまざまなウンチクが飛び出します。参加者も説明のたびに感心しきりです。
探見のゴールは六本木ヒルズ。たい焼きを食べて、お互いをねぎらいます。歩き慣れていない人からは、「疲れたー」という声もあがりますが、みんな満足感にあふれていました。探見のゴールは六本木ヒルズ。たい焼きを食べて、お互いをねぎらいます。歩き慣れていない人からは、「疲れたー」という声もあがりますが、みんな満足感にあふれていました。
町歩き体験が読書をする
きっかけになってほしい
国語科 堀越 正光 先生国語科
堀越 正光 先生

 子どもの活字離れが進むなか、本を読まなくなっている生徒が存在するので、なんとかして本を読むようになってほしいとの思いからこのイベントを始めました。そのために、町歩きと結びつけました。私自身、伝承や伝説が好きで、学生時代からよく町歩きをしていたものですから……。

 興味を持ってもらうために物語の説明はしますが、面白みがなくなってしまうので、全部は言わないようにしています。自分の目で見て体験することで、いろいろな疑問を持って自分で調べるような姿勢を持ってほしいですね。

東京探見のしおりは、堀越先生のお手製です。

東京探見のしおりは、堀越先生のお手製です。

写真も満載で、後からの振り返りにも活用されています

写真も満載で、後からの振り返りにも活用されています。

(この記事は『私立中高進学通信2019年8月号』に掲載しました。)

東邦大学付属東邦中学校  

〒275-8511 千葉県習志野市泉町2-1-37
TEL:047-472-8191

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