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私立中高進学通信

2019年8月号

私学の校外学習・学外交流

狭山ヶ丘高等学校付属中学校

みんなで心と力を合わせれば
目標に到達できることを知る

中2の第1回軽登山

「本物に触れる」教育に定評がある同校。
中学生は年2回、秩父や奥武蔵、奥多摩の山々に登り心身を鍛えます。
背後には来年登る予定の武甲山が、強い陽光に負けず元気に歩く生徒たちの姿を見守っています。

背後には来年登る予定の武甲山が、強い陽光に負けず元気に歩く生徒たちの姿を見守っています。

「もう少しだよ」「がんばろう」……。まぶしい新緑のなかの登山道を、生徒たちが声をかけ合いながら登っていきます。これは5月24日(金)に行われた第1回軽登山の一コマ。中2生全員が秩父市と横瀬町の市境にある丸山の山頂をめざします。

 軽登山といっても丸山の標高は、634mの東京スカイツリーよりもはるかに高い960m。出発から解散までの所要時間は約6時間で、急な登山道が続きます。しかもこの日、秩父地方の最高気温は30.8度を記録。それでも生徒たちは表情から笑顔を絶やしません。引率にあたった先生方の「弱音を吐かない」「最後まであきらめない」という言葉をしっかりと胸に刻んで挑んでいるからです。

 心身ともに鍛えることを教育目標の一つに掲げる同校では、中学生全員が春と秋に軽登山にチャレンジします。今回の中2生たちは昨年、高尾山と御岳山に登りました。今秋には榛名山に、来春には子ノ権現ねのごんげんに、来秋には武甲山に登る予定です。

 軽登山を通じて学ぶものは、友達を思いやり、励まし合うことの大切さ。2019年春、初の中高一貫生が卒業しましたが、国公立大学をはじめ難関大学へ合格者を輩出しました。これも軽登山で得た感動を糧に、みんなで心を一つに力を合わせて高みをめざした結果の一つであるといえるでしょう。

丸山の山頂にある展望台に到着。
生徒たちに感想を聞くと「頂上に着いた瞬間、感動しました!」
「がんばった結果、とても爽快な気分です」という声が返ってきました。

2時間半も登り続けた後に
食べるお弁当は格別です!

 生徒たちは、朝8時45分に西武鉄道西武秩父線の芦ヶ久保駅に集合。西澤正仁教頭先生をはじめ先生方による激励の言葉を聞いた後、準備体操をして出発し、一歩一歩進んでいきました。

 山頂までもう一歩という埼玉県県民の森に到着したのが11時30分頃。ここには屋根付きのホールや、のどかな中央広場があり、関東平野の眺望が楽しめます。はるか遠くには新宿の高層ビル群の姿も。生徒たちは思い思いの場所で、待ちに待ったお弁当を広げました。

急な登り道では、友達に手を貸す生徒の姿も見られました。急な登り道では、友達に手を貸す生徒の姿も見られました。
中央広場の芝生に腰を下ろして、お弁当を食べる生徒たち。中央広場の芝生に腰を下ろして、お弁当を食べる生徒たち。
県民の森にある森林学習展示館を見学。森林や林業について学ぶことができます。県民の森にある森林学習展示館を見学。森林や林業について学ぶことができます。
小さな一歩でも積み重ねれば
ここまで来られることを実感

 ついに丸山の山頂に到着。展望台からは、武甲山、榛名山、赤城山、日光連山を見ることができます。秩父の山々の奥には雪に覆われた八ヶ岳も望めました。絶景を楽しんだ後は、往路とは異なる登山道で下山します。途中、大野峠の近くで休憩。その後、しばらく下ると駅に続く車道が現れました。午後3時頃には全員が駅に到着。軽登山を終えた喜びをみんなで分かち合いながら帰途につきました。

山頂は目の前。つらく苦しい場面もありましたが、全員が丸山を登り切りました。山頂は目の前。つらく苦しい場面もありましたが、全員が丸山を登り切りました。
大野峠を下ると、ハンググライダーが飛び立つための広場があり、ここで休憩。大野峠を下ると、ハンググライダーが飛び立つための広場があり、ここで休憩。
山頂で待っているのは絶景と達成感です
保健体育科 髙𣘺 奈央子 先生保健体育科
髙𣘺 奈央子 先生

 軽登山は、中学生という成長期にある時に体力の向上と、健康維持を図ることがねらいです。もう一つ大切なことは、一人ではできないことも、みんなと力を合わせれば達成できることに気づいてもらうことです。そのため、「つらそうな子を見たら、声をかけたり、手を貸したりして、励まし支えてください。そして全員でこの登山を成功させましょう」と生徒に繰り返し話しています。山頂で待っているのは、感動的な絶景と大きな達成感です。それを楽しみにして生徒たちは、暑かったり、疲れたりしても弱音を吐かずに「ここまでがんばってきたのだから、まだがんばれる」「山頂の景色をみんなで見よう」などとプラスの言葉を口にし、軽登山に向き合っています。

仲間がいたからこそできた!
それが自信につながる

 軽登山をやり遂げた生徒たちに感想を聞くと、こんな答えが返ってきました。

「山頂の景色を見たとたん、疲れが一瞬で吹き飛びました。ほかの行事もみんなで力を合わせて成功させたいと思います」(男子生徒)

「疲れても、みんなで励まし合えたので、歩き通すことができました。自然の大切さにも改めて気づくことができました」(女子生徒)

「クラスのみんなできれいな景色の中を語り合いながら登れて、これまで以上に心が通じ合えたような気がします」(男子生徒)

「つらいことを乗り越えた時、大きな自信が得られるとわかりました」(女子生徒)

(この記事は『私立中高進学通信2019年8月号』に掲載しました。)

狭山ヶ丘高等学校付属中学校  

〒358-0011 埼玉県入間市下藤沢981
TEL:04-2962-3844

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