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私立中高進学通信

2019年8月号

未来を切り拓くグローバル教育

武蔵野中学校

NZ3カ月留学を体験し
自主性と自立心が高まる

独自の英語教育プログラム『LTE』で得た力を沖縄・NZで進化
中3全員参加の『クロス・カルチュラル・プログラム』では、外国人ファミリーでのホームステイに加え、宮古島での民泊で沖縄の伝統文化にも触れられます。

中3全員参加の『クロス・カルチュラル・プログラム』では、
外国人ファミリーでのホームステイに加え、宮古島での民泊で沖縄の伝統文化にも触れられます。

国内研修と海外留学を
段階的な学びで連携

 “英語で考え英語で発信する”独自の英語教育プログラム『LTE 』(※)によって、探究型英語教育に取り組む同校。ネイティブ教員による週6時間の「英語で学ぶ」授業と、日本人教員による週4時間の「英語を学ぶ」授業を展開し、高い英語力とグローバル感覚を育てています。

 その集大成が、中3全員参加による『クロス・カルチュラル・プログラム』と、高1全員参加による『ニュージーランド3カ月留学』です。

『クロス・カルチュラル・プログラム』は、宮古島で2泊の民泊と、沖縄で暮らす外国人ファミリー宅で2泊3日のホームステイを体験するプログラム。中3の6月に実施します。

「宮古島では一般家庭に民泊して家庭料理をいただき、サトウキビの収穫を手伝うなど国内の異文化を体験します。
 沖縄では外国人家庭にホームステイをして“英語が通じた”達成感を得つつ、自分に足りない英語スキルは何かを確認し、翌年のニュージーランド留学へのモチベーションを高めてもらうことが目的です」
(副校長/浅見尚次郎先生)

※LTE…「Learning Through English」の略。東京インターナショナルスクールで行われている「探究型プログラム」をもとに、日本国際教育センターと共同開発した独自の英語教育プログラム。

海外を体験したい生徒を
後押しする“全員留学”

『ニュージーランド3カ月留学』では、1月~4月にわたって、高1生全員がニュージーランドでホームステイをしつつ、現地の学校に通います。

「以前のニュージーランド短期留学は希望制でしたが、2018年度から全員参加に変更しました。これには大きな理由があります。海外留学に挑戦したい気持ちは、どの生徒にもありますが、英語に自信がないと二の足を踏んでしまいます。本校の卒業生が大学生、社会人になってから“勇気を出して海外留学に行っておけばよかった”と後悔した話をよく聞きました。
 ならば学校が、その挑戦を後押ししたい。昨年のニュージーランド留学を体験した生徒や保護者からも、“行って良かった”という声をたくさんいただいています」

 ニュージーランドでは、生徒それぞれの個性に合った現地高校を選んで編入し、留学生必修の授業と自分のレベルに合ったさまざまな授業を自由に選択しながら、実践的に英語力を磨きます。

 編入先の現地校は、男子校・女子校・共学校とさまざま。ニュージーランドで学ぶ留学生は多く、どの学校も各国から留学生を受け入れているため、生徒も戸惑うことなく現地の生活に慣れ親しんでいけます。

「帰国後の生徒たちは、自立心と自主性が高まります。海外の留学生が自分の夢を持って勉強に励んでいることを知り、自分の進路を真剣に考え始める生徒もいます。
 中3、高1と連続したグローバル体験は、英語力の向上だけでなく、あらゆる面に良い影響を与えています」

高2生に聞く
『クロス・カルチュラル・プログラム』と
「ニュージーランド3カ月留学」で得たもの
副校長・浅見尚次郎先生を囲んで。澤田七奈さん(高2)、草間壱颯くん(高2)副校長・浅見尚次郎先生を囲んで。澤田七奈さん(高2)、草間壱颯くん(高2)

――Q中3の沖縄での『クロス・カルチュラル・プログラム』で印象的だったことは何ですか?

澤田七奈さん
初めてのホームステイは不安で寂しさを感じましたが、ホストファミリーとの会話は学校での英語学習がとても役立ち、うちとけました。

草間壱颯くん
沖縄本島でのホームステイは、ホストファミリーがアジア系だったので、最初は英語が聞き取りにくくて苦労しました。でもその経験があったので、ニュージーランド留学ではいろいろな国の人の英語にもすぐなじめて良かったです。

――Q今年経験した「ニュージーランド3カ月留学」で、日本との違いを感じたところは?

澤田さん
私は女子校に行きましたが、初対面でも話しかけてくれる現地の生徒たちのフレンドリーさに驚きました。

各国の留学生はみんな英語がペラペラ。日本人との英語力の差を感じ、もっとがんばらなければと思いました。数学の授業は日本より簡単でしたが、体育も日本とは授業内容がまったく違っていたのに驚きました。

草間くん
僕は男子校に通いました。授業は全体的に専門性が高く、料理やデジタルテクノロジーなど体験型の授業が多かったです。僕はゲームプログラミングの授業が楽しかったです。体育の授業を裸足で受けているのには驚かされました。

――Q英語力が上がったと感じたことは?

澤田さん
ホストマザーがフィリピン人の方だったので、アジア英語にも慣れることができました。

はじめは翻訳アプリも使っていましたが、途中からはアプリなしで会話を理解できるようになり、日本語ではなく頭の中で、直接英語で物事を考えられるようになったのは、自分でも驚きでした。

草間くん
話す力もそうですが、リスニング力が格段に上がりました。英検2級の試験も、ニュージーランドに行く前は6割程度しか聞き取れなかった問題が、帰国後は8割以上理解できました。

英語の大切さをこの留学でより感じましたし、大学に入学したらもう一度、海外留学に挑戦してみたいです。

ニュージーランド現地校で英語でプレゼンテーションニュージーランド現地校で英語でプレゼンテーション
ホストファミリーとフレンドリーに交流ホストファミリーとフレンドリーに交流
宮古島の民泊でサトウキビの収穫を体験宮古島の民泊でサトウキビの収穫を体験
中3では沖縄でホームステイ海外生活を疑似体験中3では沖縄でホームステイ海外生活を疑似体験
Action Report File001
「カナダ海外研修」と「セブ島語学研修」で英語力を深化
希望制の英語研修プログラムも充実

 高1~高3の春休みには2週間の「カナダ海外研修」、高1~高3の夏休みには1週間の「セブ島語学研修」を、希望者を対象に実施しています。

「カナダ海外研修」は参加者全員がホームステイをしつつ、サポートしてくれる現地の高校生の「バディ」とともに地元の高校の授業に参加します。現地の高校生とボランティア活動に取り組み、ホストファミリーとの親交の中で生きた英語とカナダでの日常生活を楽しく体験します。

 より高度な英語を学び、英検対策に役立つ「セブ島語学研修」は、全寮制の学校に1週間入学し、マンツーマンの授業を中心に50時間の集中授業を受けることができます。徹底した英語漬けのカリキュラムにより、帰国後には、英検2級合格者が続出しています。

カナダの現地校で高校生活を体験カナダの現地校で高校生活を体験
マンツーマンのセブ島語学研修マンツーマンのセブ島語学研修

(この記事は『私立中高進学通信2019年8月号』に掲載しました。)

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