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スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

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私立中高進学通信

2019年8月号

学校ってどんなところ?生徒の一日

獨協中学校

先生方に見守られながらのびのびと
知・徳・体をバランス良く育む

135年以上続く完全中高一貫教育の男子校として、男子の特性を知りつくした同校ならではの教育に取り組んでいます。学業に部活動にのびのびと励む生徒の一日を紹介します。

私が紹介します!
中2 T・Yくん
中2 T・Yくん

ハンドボール部に所属。得意な科目は英語。説明会で学校の雰囲気が気に入り、入学を決めました。

8:00 登校

 

 最寄り駅は「護国寺」駅と「江戸川橋」駅(「雑司ヶ谷」駅なども徒歩圏内)。坂道を登っての登校に最初は戸惑う生徒もいますが、慣れてくると自然に体力がつきます。


8:40 1時限目 幾何

 平行四辺形の証明の授業。「最初はまったくわからなかったけど、先生の解説を聞いて、演習問題を何度も解くうちに理解できました」(T・Yくん)


9:40 2時限目 EL(イングリッシュ・ラーニング)

 

 「There is~」「There are~」で始まる文の否定形や疑問形の文法の授業。英語の授業は、ほかにネイティブの先生によるEC(イングリッシュ・コミュニケーション)と会話などの演習をするEP(イングリッシュ・プラクティクス)の3種類。読む、書く、聞く、話すの4技能をバランス良く学びます。


10:45 3時限目 理科

 

 化学の実験。スチールたわしを燃やすことで、鉄が酸化することを検証しました。

スチールたわしが燃えて真っ黒になる様子が興味深かったですスチールたわしが燃えて真っ黒になる様子が興味深かったです

11:45 4時限目 社会

 社会の授業は、弥生時代について生徒と対話をしながら、空欄を埋めていきます。


12:35 昼食&昼休み

 昼食はお弁当ですが、購買部があり、お弁当やパンを購入できます。

 休憩スペースには自動販売機もあります。特別教室では、曜日によって、ネイティブの先生と昼食をとりながら英語で雑談する「テーブルトーク」も行われています。

 昼食を食べ終えて自習をする生徒や、日直の仕事をする生徒もいました。

 教室の自席以外にも中庭でお弁当を食べる生徒や、昼休みを校庭で過ごす生徒もいます。


13:15 5時限目 代数

 

 連立方程式の小テストは班の平均点を競うバトルを行いました。同じ班のみんなで協力して問題を解き、優勝チームには先生からのご褒美も。ちなみに最下位のチームは掃除の手伝いをするそうです。「得意な生徒も苦手な生徒も協力し合うことで互いに学力アップできます」(数学科/香山淳先生)

一人で問題を解く時には気づかなかった解き方を知ることができて楽しいです一人で問題を解く時には気づかなかった解き方を知ることができて楽しいです

14:15 6時限目 国語

 

 古典の授業。「枕草子」の仮名遣いや動詞の活用形について学びました。授業の最後にはテスト勉強の対策としてプリントを配布。

 授業の後に質問に行く生徒も。先生もていねいに答えていました。


15:15 SHR

 

 次の日に必要な持ち物を同校オリジナルの「獨協手帳」に記入。連絡事項のほか、宿題、自主学習のスケジュール管理もこの手帳で行います。


15:20 清掃

 

 みんなで机を移動して、掃除当番が掃き掃除をします。


15:30 部活動

 ほとんどのクラブで中学生と高校生が一緒に活動しています。写真は映画『行け!男子高校演劇部』のモデルにもなった演劇部とソフトテニス部。


17:30 下校

 勉強に部活動にと充実した一日の終わり。友達と談笑しながら下校する生徒の姿はイキイキとしていました。

生徒の心の泉を豊かにする情報センターは学びの“ハブ”

 創立136年の伝統を誇る男子校として、「知・徳・体」をバランス良く身につけた上品な人間の育成に努める同校。獨協生自慢の「情報センター(図書館)」には8万冊以上の蔵書や自習スペースがあります。

「1998年に現在の校舎を建てる際に、情報センターは、敷地の中で一番環境の良い場所に建築されました。その理由は、情報センターが、前身である獨逸学協会学校時代から、『さまざまな学びを豊かにして自立した人間を育てていく』重要な場であると考えられてきたからです。情報センターは『多様な知』に出会う“ハブ”のようなもので、授業や学年ごとのさまざまな取り組みと思考とを結ぶ場所なのです」(情報センター部長/鳥山靖弥先生)

 国語科と連携した取り組みに、中1生全員が参加する本の帯づくりコンテストがあります。自分が読んだ本を、新入生に興味を持ってもらえるような帯で紹介します。

「中1生の作った帯は全部展示します。次の新入生に向けて作るので、先輩から後輩へのバトンをつなぐ意味もあります。また、夏休みには、中学生は読書感想文、高校生は小論文(希望者のみ)に取り組んでもらいます。読書感想文の優秀賞の名称が本校では『ブルネン賞』と名づけられています。“ブルネン”とはドイツ語で泉を表します。代々受け継がれてきたこの名称にも『生徒たちの心の泉を豊かにしてほしい』という願いが込められているのです」

「居心地が良い」と生徒にも好評な自習スペース。生徒が関心のあることを自由に語り合う「獨協談話室」など、情報センターは獨協生の興味に応える場所です。「居心地が良い」と生徒にも好評な自習スペース。生徒が関心のあることを自由に語り合う「獨協談話室」など、情報センターは獨協生の興味に応える場所です。
ディスプレイや配置はもちろん、司書の手作りのPOPなど、生徒が本に親しむための工夫が随所に。ディスプレイや配置はもちろん、司書の手作りのPOPなど、生徒が本に親しむための工夫が随所に。
この学校に入って、勉強がより楽しくなりました。

勉強は元々好きだったというT・Yくん。
得意な教科や部活動との両立はできているのかなど、学校生活について聞いてみました。

――Qこの学校に入学した理由を教えてください。

 塾の先生が、僕に合いそうな学校だと勧めてくださいました。実際に学校説明会に来てみたら、先生がみんなやさしそうで、学校の雰囲気も気に入ったので、ここなら安心して通えそうだなと思いました。

――Q実際に通ってみていかがですか?

 とても楽しいです。休み時間に友達としゃべったり、遊んだりすることも楽しいけど、授業中が一番楽しいです。小学校の時から勉強は好きなほうでしたが、この学校に入ってからより好きになりました。先生の授業が面白いです。

――Q得意な教科は?

 英語です。中学校に入ってから、学校の授業で初めて英語を習いましたが、最初はまったくわからなかったことが、先生の英語を聞いたり、一緒に話したりするうちにどんどんわかるようになって、楽しくなりました。

――Q英語では、ネイティブの先生の授業もあるのですか?

 週に1回あります。ネイティブの先生は、教科書を読む時も会話の部分を演じるように表現してくださって面白いです。男性の先生なのに、女性の会話は声色を変えて演じ分けます。日本人の先生も、英語を流ちょうに話せてかっこいいなと憧れます。

――Q他に好きな教科はありますか?

 社会科も楽しいです。授業の内容だけではなく、豆知識やエピソードも付け加えて話してくださるので、歴史上の人物のことや出来事などがわかりやすいです。

――Qハンドボール部に入部した理由は?

 ほかの学校ではあまりない部だったことと小学校ではやったことがなかったので、挑戦してみたいと思いました。

――Q部活動と勉強の両立は大変ではないですか?

 部活動は月・木・金の週3回ですが、火・土は、自主練習で走り込みをします。通学に1時間ぐらいかかるので、1年生の時は、あまり勉強の時間が取れないこともありましたが、今は慣れて、移動の電車の中で勉強しています。自分で計画して時間を有効に使えるようになりました。

――Q部活動では、先輩や後輩との交流もあるのですか?

 先輩とも気軽に話せます。勉強でわからないことがあった時には相談することもあります。どういう勉強をしたらよいかアドバイスしてもらったこともありました。

――Q将来の夢は?

 小学生の時は医師になりたいと思っていましたが、この学校の先生方を見ていて、教師も楽しそうだと思いました。ほかにももっといろいろな職業のことを知りたいと思うので、今は検討中です。

「Tくんは何事にも積極的に取り組める生徒です」(担任の香山先生)。「Tくんは何事にも積極的に取り組める生徒です」(担任の香山先生)

(この記事は『私立中高進学通信2019年8月号』に掲載しました。)

獨協中学校  

〒112-0014 東京都文京区関口3-8-1
TEL:03-3943-3651

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