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私立中高進学通信

2019年7月号

未来を切り拓くグローバル教育

西武台新座中学校

英語を話す楽しさが実感できる!
西武台新座の異文化体験

修学旅行から帰ってきて、留学を決めた生徒も!
留学生の名前を漢字に当てはめ、筆ペンで短冊に。漢字それぞれの意味も留学生に説明します。

留学生の名前を漢字に当てはめ、筆ペンで短冊に。
漢字それぞれの意味も留学生に説明します。

西武台式英語が
「地球サイズのたくましい人間力」につながる

 2年前の2017年、フレンドシップ校協定を締結した「西武台新座中学校・西武台高等学校」と、オーストラリアのシドニーにある「ティンデール・クリスチャンスクール」。今年4月にも、ティンデール校の生徒(以下、留学生)と引率の先生方が同校を訪れました。

 同校の生徒たちは心温まる“おもてなし”で留学生たちを歓迎。中2はお箸の使い方をレクチャー、中3は筆ペンを使ったグループワークのほか、けん玉や羽子板など、昔からの日本の遊びを体験できるレクリエーションでもてなします。給食の時間には一緒に席を囲み、同校の生徒は英語を、留学生は日本語を用いたコミュニケーションで異文化理解を深めました。

 興味深いのは、西武台新座の生徒たちの物怖じしないコミュニケーション力です。これは、2012年の中学校開校以来、同校独自の英語教育として注目を集めている「西武台式英語」の賜物です。

発音・発声をメインにした授業で「自信」が生まれる

 西武台式英語は、中1・中2の基礎期の授業で発音・発声をメインにした授業を行い、“書く”ことよりも、よりアウトプットに焦点を当てた“話す”技能の習得に重点を置いた指導が特徴です。例えば、リスニング力を鍛えるとともに、日本人には難しい発音をマスターするため、発音時の舌や口などの筋肉の動かし方から学ぶ「The JINGLES」(ザ・ジングルズ)で発音・発声のトレーニングをくり返します。生徒たちは英語で発話することに臆せず挑戦することで自信を持ち、話す楽しさを体感し、主体的に学ぶ力が養われ、次の段階では「『覚える』ではなく『考える』授業」が展開されます。自分の考えを明快に、かつ論理的に発信できるスキルを身につけ、表現力を伸ばします。ただ単に知識を詰め込むのではなく、自分の答えがなぜ正解なのか、誤っているのかをしっかり判断し、そのうえで視覚情報などを活かした英文法の指導を行い、既知の情報を組み合わせることで、未知のものを推測し活用できる力を育成していくのです。そして、「英語で考える力をつける授業」へと進みます。つまり、英語を日本語として理解するだけではなく、英語を英語として理解することをめざすのです。

 このように、「一生使える英語」の習得をはじめ、さまざまな取り組みの中で、「地球サイズのたくましい人間力」(アクト・オン・ザ・グローブ)を育んでいます。

 西武台式英語の成果の一つとして、「外部模試の上位クラス平均偏差値推移(英語)」(グラフ1)と「外部模試上位クラス リスニングパート平均正答率(%)」(グラフ2)があります。どちらも中1の後半から中2の後半にかけて、大幅にスコアアップしていることがわかります。このように留学生との英語のコミュニケーションだけでなく、模試にもその成果が表れています。

 同校開設から8年目を迎えて、中学3年間の英語教育の集大成となる『オーストラリア人間力研修』(修学旅行)もすっかり定着。もちろん、訪問先はフレンドシップ校のティンデール・クリスチャンスクールです。現地での2週間に及ぶ1家庭1名のホームステイや同世代のバディ(相棒)との交流、現地校での異文化交流を通して、時に失敗をしながらもたくましく成長する生徒たち。その確かな視線の先には、一人ひとりの無限の世界が広がっていきます。

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“生徒の可能性を広げる”フレンドシップ
ティンデール校の日本語教員アリソン先生が語る

 以前にも生徒たちを引率して同校を訪れているティンデール・クリスチャンスクールのアリソン先生に、ティンデール校と同校の交流について聞きました。

「今回も西武台新座の生徒は、私たちのことをもっとよく知ろうと、英語が苦手な生徒も、緊張しながら英語で積極的に声をかけてくれます。
 ティンデールの生徒は、「電車を待つホームでは列をつくる」「西武台新座生の自宅でのおもてなし」など、まったく異なる文化を肌で感じ、今までの生活や生き方を考えるチャンスを与えられています。それは、西武台新座の生徒がティンデール校に訪れた時も同様でしょう。ティンデール校は、約50カ国からの留学生が密に交流する、理想的な“世界の縮図”と言える学校です。それを目の当たりにし、また深い交流を重ねることで、双方ともに平和への一歩が踏み出せると信じています。
 今後は、今まで以上に両校の生徒たちがスカイプで交流し、テーマに沿って学び合うこともぜひ進めていきたいと思っています」

「強く結びついているからこそ、両校の交流がより盛んになっています」とアリソン先生。「強く結びついているからこそ、両校の交流がより盛んになっています」とアリソン先生。
各々が日本・オーストラリアへの関心が高いため、休み時間になるとフレンドリーな会話が始まります。各々が日本・オーストラリアへの関心が高いため、休み時間になるとフレンドリーな会話が始まります。
ティンデール校への留学を決めた生徒に聞く
夢の実現のためにあえて“出る杭”になる!
2019年7月からティンデール・クリスチャンスクールへ留学することを決めた三浦友生太くん(高1)。2019年7月からティンデール・クリスチャンスクールへ留学することを決めた三浦友生太くん(高1)。

 中3のティンデール校での経験で得たことは、“適応力”です。最初のうちは消極的でしたが、勇気を持って多くの生徒に話しかけ友情が芽生えました。ホストファミリーとも絆が強まり、つい最近も満開の桜の写真を撮ってSNSで送ったところ、とても喜ばれました。日本語が通じない環境でしたので、自分から行動を起こさない限り得られるものはないといっても言い過ぎではありません。

 西武台新座の英語では、ネイティブに近い発音が身につきました。「考える英語」という点では、対話をしている際に、時や場所、相手の表情を見て臨機応変に表現を変えることが重要であると学びました。

 僕の夢は海外で日本語を教える仕事に就くことと、世界遺産を巡る世界一周の旅に出かけることです。そんな夢が実現した時に困らないように、さまざまな文化や言葉を持つ人たちと交流し、他者理解を深めておきたいと考えて、今回の留学を決めました。日本では「出る杭は打たれる」とよく言われますが、これから国際社会で貢献していくためには、「出る杭」でなければいけないと思います。さまざまなことにチャレンジしていきたいです。

今年度から赴任したALTのモーゼス先生に聞く
「文化の違いの理解」が英語力アップのコツ
“楽しい”授業を展開するALTのモーゼス先生。単語の意味も英語で説明。給食時には生徒と一緒に食事もとります。“楽しい”授業を展開するALTのモーゼス先生。単語の意味も英語で説明。給食時には生徒と一緒に食事もとります。

 モーゼス先生は岡山県庁での3年に渡る実務経験を活かし、西武台新座に赴任しました。英語上達の近道は、英語を話す人と親しくなり“生の英語”に触れ、相手の国の文化をよく理解することです。例えば、日本語ではしばしば主語が省かれますが、英語ではそうではありません。つまり、日本では“集団”が、英語圏では“個人”が重視されていると言えます。同じ英語圏の国でも表現の仕方が異なってきます。その際、アウトプットがより重要になってきます。英語を話す人と積極的にコミュニケーションすることで、相手の反応をダイレクトに感じられ、言い方や言葉のチョイスを学べ、“使える英語”を身につけることができると思います。

 西武台新座では「大学受験対策」はもちろんですが、「発信できる英語」を重要視していて、生徒たちのモチベーションが非常に高いことに驚いています。中学校の授業では、ゲームやペアワークをたくさん取り入れ、私が質問しても反応が鈍い時は、答え方をアドバイスしています。このように、知っている単語や言い回しを引き出し、クラス全員が楽しく英語を発信できるように工夫しています。効果のあるボディランゲージの活用も含めて、多様性社会の中で使える確かな英語力を身につけてほしいと思っています。

(この記事は『私立中高進学通信2019年7月号』に掲載しました。)

西武台新座中学校  

〒352-8508 埼玉県新座市中野2-9-1
TEL:048-424-5781

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