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私立中高進学通信

2019年7月号

目標にLock On!! 私の成長Story

佼成学園中学校

中高時代は勉強と野球部の活動を両立させ
「東大の野球部に入る」という目標を実現

OB 清永浩司さん

東京大学 教養学部 1年
OB 清永浩司さん

野球部の活動を全うした学校生活

 小学校時代から少年野球をしていた清永浩司さんは、小6の10月頃まで中学受験とは無縁だったそうです。

「中学、高校でも野球を続けたいと思っていたので、野球が強い文武両道の学校に行きたいと、本校を志望しました」

 そこから猛勉強をして同校に合格した清永さんは、入学してすぐに野球部に入部。中学時代は約1時間半かけて通学していました。高校に進級した年に、弟さんが同校の中学に入学することになり、家族で学校の近くに引っ越したそうです。

「通学時間が短くなり、帰宅後にランニングもできるようになりました。体が小さかったので、強くなれるようにウエイトトレーニングもしましたね」

 そうした努力が実り、高3ではベンチ入りの最終選考に残れるほどの力をつけました。強豪校の野球部で、ここまでの実力を身につけるのは並大抵なことではありません。清永さんの野球に対する熱意が感じられます。

担任の先生の一言から東京大学を意識

 野球部は練習量が多いうえ、中学時代は通学時間も長かったので、帰宅後はすぐに寝てしまったそう。宿題は学校で空いた時間に済ませ、定期テストの勉強は、部活動が休みになる1週間に短期集中で行っていました。そんな方法で勉強していた清永さんのテストの順位は、学年トップ。中学時代はその順位をキープします。

「最初は1位を取れることに驚きましたが、大きな自信になりました。中3の時、担任の先生に『ちゃんと勉強すれば東大に行けるよ』と言われ、初めて東京大学を意識しました」

 その時はまだ頭の隅にとどめていた程度でしたが、高1で、友達と六大学野球の東大戦を観戦した際に応援の様子などに感動し、「東大に行って野球をしよう」と意志が固まりました。

 ただ、高校でも野球中心の生活でしたし、部活動は中学時代よりさらにハードになります。

「高校での成績は、模試だと学年で5位ぐらい、定期テストは10位ぐらいになってしまいました。けれども、『勉強に力を入れずに10位なのだから、やればできるはず』と、自分に言い聞かせていました」

 部活動は高3の7月まで続けました。清永さんはまんべんなくどの科目も点数を取ることができ、総合で高得点になるタイプ。科目ごとに自分より成績の良い友達と問題を出し合って、切磋琢磨しながら勉強に励んだそうです。

 そしていよいよ大学入試。現役の時にはセンター試験の成績が伸びず、東大は諦めて他の国立大学を受験し、合格しました。

「競争率が高い大学だったので、不合格を覚悟の上での受験でした。合格した時は、『これなら来年東大をめざせる』という自信になりました。ただ、浪人するかどうかは迷い、先生方や知人に相談しました」

 いろいろな意見を参考にしながら再度東大にチャレンジすることを選び、1年後の2019年の春、晴れて東京大学理科二類に合格します。

 部活動中は野球に集中し、必要な時は勉強に切り替えるという方針で、野球と勉強を両立させた清永さん。「東大で野球をする」という目標達成のために、どちらも諦めなかったのです。

浪人時代に受けた先生方の温かいサポート

 同校には充実した大学受験のための支援制度があり、清永さんも利用していました。高1からはトップレベル講習という難関国公立コースの生徒が受講できる課外講座をとり、合宿などにも参加。また高3では、学校の成績上位5名が予備校に通えるスカラシップ制度があり、それも活用したそうです。快適な自習室もあり、校内の学習環境は充実しています。野球部の活動の合間には、顧問の先生が確保してくださった学習スペースで、部員のみんなで勉強することも。

 浪人時代には毎月模試の結果を高校時代の担任の先生に送り、アドバイスをもらっていました。「在学中はもちろん、卒業生の面倒も見てくれる、温かい先生方に恵まれていた」と、清永さんはふり返ります。また、同じように東大をめざして浪人した経験を持つ、東大在学中の先輩に助言をもらったことも、非常に役立ったと語る清永さん。

「浪人時代に、高校の恩師が10人ぐらいの浪人生を焼き肉屋さんに連れて行ってくださいました。予備校の友達に『高校の先生と焼肉に行く』と言ったら驚かれたので、うちの学校は先生との距離が近いのだと改めて感じましたね。その集まりを通して、『みんなでがんばろう』と士気が上がりました」

 大学に入学したばかりの清永さんは、工学部に入って将来は研究者になり、賞を取りたいという夢を描いています。

「もうひとつの夢は、東京六大学の試合に出ることです。東大野球部は、東京六大学の中では他の大学が強過ぎてなかなか勝てませんが、実はかなりレベルが高いんです。試合に出て、自分の名前をアナウンスされたいですね」

 中高時代に、集中し努力するスタイルを培った清永さん。その名前が神宮の空に響き渡る日も近いかもしれません。

東大合格の報告に学校へ行くと、先生方が集まり祝福してくださいました。東大合格の報告に学校へ行くと、先生方が集まり祝福してくださいました。
「先生や先輩からいただいた恩を返したい」と、在校生のためにチューターとして活動することを決めたそう。「先生や先輩からいただいた恩を返したい」と、在校生のためにチューターとして活動することを決めたそう。
恩師からの応援メッセージ
信念を曲げず文武両道を体現
同校野球部監督の藤田直毅先生も「誇れる選手」と絶賛。同校野球部監督の藤田直毅先生も「誇れる選手」と絶賛。

 文武両道をめざす生徒が多い本校で、その究極を実現させた清永くんは、生徒たちのあこがれであり、尊敬の的です。本校の高校野球部は甲子園を狙っているので、相当練習量があります。土日含めて週5日活動し、放課後の練習は夜7~8時まで。夏になれば合宿形式の練習もあります。彼はそうした活動に他の部員と変わらず全部参加し、最後までレギュラー争いをするほどがんばりました。粘り強く、信念を曲げない選手でしたね。そんな彼が勉強にも力を注いで東京大学に合格し、今度は大学の野球部にチャレンジする夢をかなえました。実は、本校はついに東京六大学全部に野球部員を輩出したことになり、これは私のひそかな自慢なのです(笑)。歴史的な快挙を遂げた清永くんに、心から祝福を送ります。(藤田直毅先生)

(この記事は『私立中高進学通信2019年7月号』に掲載しました。)

佼成学園中学校  

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TEL:03-3381-7227

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