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私立中高進学通信

2019年7月号

校長が語る自立へのプロセス

跡見学園中学校

自分で自分の生き方を選択し、
自分をプロデュースできる女性に育ってほしい

社会人&子育て経験が教職に役立った
松井真佐美(まつい・まさみ)松井真佐美(まつい・まさみ)
東京都出身。跡見学園中学校高等学校の卒業生。東京理科大学理学部応用数学科を卒業後、一般企業に就職。1993年4月より跡見学園の数学教員に。2018年4月より同校の校長に就任、現在も数学を教えている。

「自律し自立する女性の育成」を教育理念に掲げ、社会で活躍できる人材を育成している同校。卒業生でもある松井真佐美校長先生は、大学卒業後、SEとして一般企業に勤務。その後、出産、子育てを経験して教員になりました。自身の社会人経験や子育て経験が教職に役立った部分も多いそうです。

「勤めていたのは規模の大きな会社だったので、一般的な社会のしくみもよくわかりました。卒業して社会に出ていく生徒たちのことを考えると、そこをきちんと知っておけたのはプラスだったと思います。また子育てを通じて思ったのは、『子どもは思うようにはならない』『人と比べてはいけない』ということ。人と比べず、その子の中で成長したところを認めてあげることが大事だと実感できました。今の生徒たちもそんな視点で見ています」

悩む生徒に寄り添い
親身にサポートする

 現在同校では、放課後プログラム、体験型学習、探究型学習プログラムなど、さまざまな取り組みが行われています。松井先生に、とくに力を入れていることを尋ねてみると「私は生徒たちに『自分で選ぶ』ことを学んでほしいと思っています」との答えが返ってきました。

「人生には選択をする場面がたくさんあり、私自身もいろいろな選択をしてきました。部活動や生徒会活動も自分で『これをやってみよう』と選んでトライすることがとても大事です。そして自分の人生にはどういう可能性があるのかを知ってもらうためにキャリア学習を行っています。例えばいろいろな職業に就くOGたちに講演をしてもらい、生徒たちに自分がどういう道を選んだらいいのかを考えるきっかけを作っています」

 とくに女子は結婚や出産など環境の変わるできごとが多く、自分のキャリア設計について考える場面がたくさんあります。そのために自立をサポートする取り組みに力を入れているのです。

「自分の将来を決められる生徒もいれば、なかなか決められずに悩む生徒もいます。今まで私が担任をした中でも、母親が薬剤師をする影響から、自分も『薬学部に行く』と言っていた生徒がいました。でも本当は何が好きなのかを聞いたところ、コンピュータ関係が好きだと言うのです。『それなら情報系のほうがいいし、情報系に行くなら数Ⅲまでやったほうがいい』とアドバイスをしました。結局、彼女は数Ⅲまで学んで情報系の学部に進学し、今は両親ともに喜んでくれています。女子は“ 共感”という部分が大きいので、親から『こうしなさい』と言われると、それに反して自分の気持ちを言えない子どももいます。でも私たちが話を聞いてあげると、本人の意志が出てくる場合が多いのです」

 文理選択をする際に、文系か理系かを決められずに相談してくる生徒もいるそうです。そんな時、松井先生は自ら質問を作成して生徒にインタビューを行い、その答えから「あなたは理系だと思う」などとアドバイスをおくるようにしています。

「私自身はすべて自分で進路を決めましたし、それについて後悔はしていません。ただ、客観的に私がどういう道に向いているのか助言をもらっていたら何か変わっていたかもしれないとは思います。最終的に選ぶのは本人ですが、生徒が悩んでいるのならその子に寄り添って、私たちなりのアドバイスをすることも大事かなと思っています」

本物に触れ、広い視野を持つことが大事
自立するために大切なこと
  1. 広い視野を持って体験する
  2. 「自分で選ぶ」ことを学ぶ
  3. 生き方の時間割を作る

 同校では、多くの生徒が職員室に相談にやって来るそうです。校長室の松井先生に相談に来る生徒もいて、先生はその都度、生徒に寄り添い、アドバイスをしているといいます。

「生徒たちには、自分で自分の生き方を選択できるような、また環境が変わってもその時々にちゃんと自分自身のことをプロデュースできるような女性に育ってほしいと願っています。
 順調に右肩上がりで成長していく生徒もいれば、曲線を描きながら進んでいく生徒もいます。それぞれ伸びるタイミングが違うので、伸びる時に十分に力が発揮できるようなベースを持っているかどうかが大事になると思います。そのために学習はもちろん、芸術に触れる、本物に触れることも大事にしています。それは目に見えて点数化されるものではないですが、“広い視野を持つ”ということは、何かを選択する時にも活かされると思いますから」

生徒たちのステップアップを促す放課後プログラム
人気の茶道講座は、クラブ活動と両立する生徒も多くいます。人気の茶道講座は、クラブ活動と両立する生徒も多くいます。

 同校の特色として、各講座から自由に選んで受講できる「放課後プログラム」が挙げられます。日本文化を学ぶ「茶道」「華道」「箏曲」や、英検対策や難関大学をめざすための講座などが用意されています。生徒一人ひとりが自分の未来にビジョンを持って取り組むことで、さらなるステップアップをめざしていきます。

(この記事は『私立中高進学通信2019年7月号』に掲載しました。)

跡見学園中学校  

〒112-8629 東京都文京区大塚1-5-9
TEL:03-3941-8167

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