LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2019年7月号

実践報告 私学の授業

安田学園中学校

生徒の学力を確実に伸ばす
学校完結型の学習

『学び力伸長システム』『進学力伸長システム』で学ぶ6年間
『学習法体得合宿』の様子。3泊4日、ホテルに宿泊して、勉強のやり方を教わりながらしっかり学びます。

『学習法体得合宿』の様子。
3泊4日、ホテルに宿泊して、勉強のやり方を教わりながらしっかり学びます。

生徒の学習習慣を養成
『学び力伸長システム』

 2013年、中高一貫部に『先進』『総合』の2コース制を導入し、教育改革を行った同校。2019年はその一期生が大学受験に挑み、国公立大学・早慶上理・GMARCHの現役合格者が計227名と、大きく合格実績を伸ばしました。

 飛躍の理由は、同校が実践する「学校完結型の学習」にあります。これを実現させているのが、6年間を二段階に分けて指導する『学び力伸長システム』と『進学力伸長システム』の確立です。まず、中1~高2の間では、『学び力伸長システム』を実施。授業を中心に学習内容を習得し、『学習法体得授業』や『学習法体得合宿』を通して、具体的な「勉強のやりかた」を学び、自学自習の学習習慣を身につけていきます。

 同校では生徒自身が自ら学ぶ自学自習を「独習」と呼び、この独習のスキルを上げることを、学校全体でサポートしています。

「生徒にはそれぞれ個性があります。とくに英語・数学に関しては、教科の教員が経験に基づいたアドバイスを行い、生徒一人ひとりに合った効率的な勉強方法を指南しています。最終的には生徒自身が自分に合った独習を決め、実行するように促しています」(教頭/稲村隆雄先生)

 先進・総合のいずれのコースも週4回の「習熟度チェックテスト」などで学力を確認し、理解しきれていない分野がある生徒は、放課後の補習でフォローをしっかり行い、授業についていけるよう導きます。

志望大学に特化した指導
『進学力伸長システム』

 高2の11月・12月には志望大学を決定。高2の3学期からは『進学力伸長システム』がスタートし、いよいよ大学受験へ向けた具体的な取り組みが始まります。授業終了後には、志望大学別の受験対策に特化した、100分間の放課後講座を実施します。高3でも志望大学別の講座は継続して行われ、夏期講習、冬期講習も実施されます。冬からはセンター試験演習を経て、国公立大学の二次試験、私立大学への対策とサポートが続きます。

「学年が上がるにつれ、予備校や塾に通う生徒は減っていきます。基本は学校で学ぶという習慣が定着し、実際に学校を中心に学んだ生徒が大学受験で成果を出しています」

 6年間の前半の手厚いサポートで独習のスキルを上げ、後半では志望校別に演習を行う同校の二本柱の教育体制が、高い合格実績に結び付いているのです。

「今後、新テストが導入されても、学力が問われることは間違いありません。そこをしっかり押さえておけば、新しい入試にも対応できるのではないでしょうか」

Talk Session
最終的に生徒自ら学べるように
学校全体でバックアップ
教頭/稲村隆雄先生教頭/稲村隆雄先生

 生徒一人ひとりが「独習」でしっかりと自分の学力を伸ばしていけるように、学校全体できめ細かくサポートしていくのが同校の特徴です。

「中3から高1にかけて、意図的に宿題の量を減らしていき、自分で必要なものを選んで勉強するよう促していきます」と、稲村先生。最初は「何をやったらいいんですか?」と質問してくる生徒もいるそうですが、その場合も教科担当の先生が生徒に合った問題などを薦め、独習をサポートしていくそうです。

大学受験に勝つ!
同校独自の取り組み例

・中学入学後は5月第2週まで、放課後にクラス全員で30分間の自習
・習熟度チェックテストで合格点以下の生徒は放課後補習でフォロー(中1~高2の2学期)
・先生方は「学習指導検討会」で情報を共有し、生徒を指導
・センター演習では、実際のセンター試験と同じ時間帯で問題を解き、採点する取り組みを入試の前日まで実施(高3)など

自ら考え学ぶ授業を中心に、
6年間で高度な学力を養成

学校完結型の学習環境

夏期講習・冬期講習・学習指導検討会・模試検討会・合格指導検討会

夏期講習・冬期講習・学習指導検討会・模試検討会・合格指導検討会

2019年難関大学への
現役合格実績が大幅にアップ
難関大学 現役合格実績難関大学 現役合格実績

 2013年の中入生たちが大学受験を経験した今年。同校では、国公立大学49名、難関私立大学の早慶上理34名、GMARCH144名の現役合格者を輩出しました。「学校完結型の学習環境」が確実に成果を見せています。

『学習法体得合宿』で
効率の良い勉強法を見つける
先生に気軽に質問できるのも合宿の特徴。疑問点は個別にていねいに教えてくれます。先生に気軽に質問できるのも合宿の特徴。疑問点は個別にていねいに教えてくれます。

 中1~中3で行われる3泊4日の『学習法体得合宿』。中1・中2の生徒には授業と予習・復習を組み合わせて実施し、中3になると自分で計画を立てて自習する形になります。この合宿でも、予習・復習のやり方を先生方がていねいに指導してくれます。

 合宿では1日中勉強しますが、最終日のアンケートでは、ほとんどの生徒たちから「達成感を得られた」「苦しかったけど、やってよかった」という充実した感想が寄せられるそうです。

今年度から全学年必修で
オンライン英会話をスタート
段階的にオンライン英会話を導入する学校が多い中、同校では全学年に一斉導入。中1から英語を話す・聞く能力を徹底養成できます。段階的にオンライン英会話を導入する学校が多い中、同校では全学年に一斉導入。中1から英語を話す・聞く能力を徹底養成できます。

 以前から英検指導に力を入れてきた同校。中3時での英検準2級以上の取得率が過去3年間で累計87%(先進コース、2019年3月現在)を達成しています。さらに今年度から全学年に週に1時間のオンライン英会話を導入し、英語力のアップを図ります。

「大学受験で民間資格が採用されますから、今後は早めの取得が必須。中3からはGTEC※も採用し、資格取得対策を行っています」(稲村先生)

※ GTEC…英語4技能を測る検定試験。「Global Test of English Communication」が正式名称で、その頭文字をとっています。GTECのスコアを入試で活用する大学も増えています。

(この記事は『私立中高進学通信2019年7月号』に掲載しました。)

安田学園中学校  

〒130-8615 東京都墨田区横網2-2-25
TEL:03-3624-2666

進学通信掲載情報

【実践報告 私学の授業】生徒の学力を確実に伸ばす学校完結型の学習
【熱中!部活動】「応援すること」を通して人間力を養う
【6年間の指導メソッド】学ぶ力をつける『学び力伸長システム』
【私学の英語最前線】学校を挙げて「英検」受検 準2級合格者が続々
【グローバル時代の学び方】疑問・仮説・検証を繰り返し論理的思考力を磨く『探究』
【生徒の未来対応型学校へバージョンアップ】各コース制で重視する英語 大学入試改革に対応し4技能の総合力を伸ばす
【SCHOOL UPDATE】新1年生宿泊オリエンテーション 入学前から育む友情と礼儀
【アクティブラーニングで伸ばす新しい学力】興味の方向を広げ、将来の選択肢を増やす 『自学創造』の精神で磨かれる論理的思考と自分だけの表現力
【Students' Chat Spot】グローバル社会に貢献する人材の育成
【その先に備えるキャリア教育】貢献 「なりたい自分」を見出す そのための貴重な90時間
【熱中!部活動】共学化でより活発に活動!人気の高まる文化系クラブ
【10年後のグローバル社会へのミッション】英語力と人間力を身につけグローバル社会を生き抜く
【大学合格力強化計画】現役合格力を伸ばす多彩な学習プログラム 学校一丸で生徒を支援する
【授業発見伝】探究 創造的学力を身につけ社会の即戦力へ
【Students' Chat Spot】新校舎、男女共学化 魅力満載の新しい学習環境
【制服Collection】2015年4月男女共学スタート!新しい試みに満ちた制服はグレー基調のすっきりスタイル
【中1ギャップをなくせ! 学び始めの肝心帳】信頼関係づくりは入学式“前”の『宿泊オリエンテーション』で
進学通信 2019年7月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ