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私立中高進学通信

2019年7月号

未来を切り拓くグローバル教育

東洋英和女学院中学部

他校の生徒も交えて海外体験を発表

高校生の視点で海外体験を語り、他校と交流する
『外国語教育・国際教育発表会』で春休みのオーストラリア研修について発表する高等部の生徒たち。ブリスベンに2週間ホームステイし、現地校に通う中で「We Can」の精神を学んだと力強くプレゼンテーションしました。

『外国語教育・国際教育発表会』で春休みのオーストラリア研修について発表する高等部の生徒たち。
ブリスベンに2週間ホームステイし、現地校に通う中で「We Can」の精神を学んだと力強くプレゼンテーションしました。

伝統の英語教育とSGHで
きめ細かな英語指導

『敬神奉仕』の精神をもって何事も学び、品格と高い知性を備えた女性を世に送り出す教育を実践している同校。カナダからの宣教師によって創立された経緯から、英語教育には伝統があります。

 中1から参加する英語による礼拝や少人数クラス編成の授業によって、早くから実践的な英語に親しみ、きめ細かな指導で着実に生徒の英語力を伸ばしています。

 高等部では英語によるディスカッションの授業も取り入れるなど、英語を用いて社会的な課題を論じる力を身につけています。

 また、文部科学省が推進するスーパーグローバルハイスクール(SGH)事業において、 グローバルリーダー育成の理念を広める「アソシエイト校」に認定されていることもあり、バングラデシュやミャンマーでの教育支援活動を通して、グローバル社会における解決困難な問題や矛盾に触れる機会も設けています。世界で起きているさまざまな問題に対して、自分たちに何ができるかを深く考え、行動する力を育成しているのです。

思考力や表現力を高める
充実した留学制度

 そうした学習環境のもとで経験する海外留学は、生徒の視野を広げる貴重な機会となっています。同校では多彩な留学制度を用意しており、長期留学であっても、帰国後に次の学年に進級できる制度が整っています。

 2016年度から、校内の国際教育プログラムの一つであるTEAM(Toyo Eiwa Acti-vities for Myanmar)による『ミャンマースタディーツアー』もスタート。事前の研究に基づきミャンマーの現状を視察。さらに現地行政組織を訪問し意見交換するなど、積極的に活動しています。急速な民主化と発展の陰で、民族対立や貧富の格差などが問題化しているミャンマーに赴き、国際協力や国際支援への理解を深め「自分たちに何ができるか」を考えるプログラムとなっています。

他校を招いた発表会や交流で視野を広げる

 生徒たちにより広い視野を身につけてもらおうと、同校では海外での体験や外国語習得の成果について生徒自身が語り、他校とも意見交換をする『外国語教育・国際教育発表会』を昨年から開催しています。今年度はゲスト校として芝高校、白百合学園高校、立教女学院高校の生徒を招いて、各校で実施されているグローバル教育プログラムを報告し合いました。

 発表会には約160人が参加。生徒の友人や家族だけでなく、同校を志望する受験生や卒業生の姿もありました。堂々と英語で発表をする生徒たちの姿を通して、国際的な問題に果敢に取り組む未来が見えてくるようです。

Action Report File001
発信する力を養いつつ
互いに刺激を与え合う
芝、白百合学園、立教女学院とコラボ
中3の中野美玲さんは「My Special Friends」と題し、日頃感じていることをスピーチ。「勉強だけでなく、日頃の学校生活や友人関係の中から学べることはたくさんある」と英語で述べました。中3の中野美玲さんは「My Special Friends」と題し、日頃感じていることをスピーチ。「勉強だけでなく、日頃の学校生活や友人関係の中から学べることはたくさんある」と英語で述べました。

『外国語教育・国際教育発表会』は、今回で2回目の開催です。今年は白百合学園高校、立教女学院高校、男子校の芝高校も参加し、グローバル教育を推進する学校の横のつながりを重視したオープンなイベントとなりました。

 発表会は、英語による礼拝から始まります。初体験という他校の生徒や受験生にとって、同校の雰囲気を知る良い機会となりました。

 同校高等部長の楠山眞里子先生のあいさつの後、第1部はレシテーションやスピーチの発表、第2部は短期留学や研修旅行の報告が行われました。生徒たちは大講堂での舞台に緊張した面持ちでしたが、日頃の力を精いっぱい出し切って発表しました。

 ゲスト校からは、フランス語の寸劇やフィリピンの姉妹校との交流など、多彩な取り組みが報告され、どの生徒も熱心に聞き入っていました。

同校のボクソール先生の英語礼拝から始まりました。英語での讃美歌や聖書朗読など、同校ではさまざまな形で英語に触れる機会があります。同校のボクソール先生の英語礼拝から始まりました。英語での讃美歌や聖書朗読など、同校ではさまざまな形で英語に触れる機会があります。
同校からは高3生がミャンマーの研究結果を報告。今後は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を軸に、実践的な活動に取り組んでいきたいと結びました。同校からは高3生がミャンマーの研究結果を報告。今後は国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を軸に、実践的な活動に取り組んでいきたいと結びました。
受付では同校の生徒たちがパンフレットを手渡してくれました。受付では同校の生徒たちがパンフレットを手渡してくれました。
ゲスト校の一つ、芝高校の生徒は「ベトナム研修」について報告。真剣な中にも時折ユーモアを交えたプレゼンが会場全体を盛り上げました。ゲスト校の一つ、芝高校の生徒は「ベトナム研修」について報告。真剣な中にも時折ユーモアを交えたプレゼンが会場全体を盛り上げました。
Action Report File002
意見交換で活況!
他校との交流で視野を広げる生徒交流会
発表後は全員で感想をシェア
高等部長の楠山眞里子先生。高等部長の楠山眞里子先生。

 発表会の閉会後、参加校の生徒全員が発表会の感想や、互いの取り組みについて質疑応答を行う生徒交流会が開かれました。「留学しようと思ったきっかけは?」「フランス語はどのように学ぶの?」など、活発に質問が飛び交っていました。

 交流会には同校中学部の生徒も参加しており、思い切って質問をする場面も。スピーチ発表をした中3の中野美玲さんは、「他のプログラムや他校のことが学べてよかったです。留学に対するイメージが変わりました」と大いに刺激を受けた様子です。

 楠山眞里子先生は「日頃の学習の成果を発表・報告すると同時に、同年代の目線で海外で見てきたことを語り、 共有してほしいのです。それがさらなる視野の広がりをもたらし、多様性を理解することにつながります」

 と、この取り組みの意義を話します。

発表した4校が集まって体験や発表について語り合う生徒交流会

充実した留学制度が
グローバルな感覚を養う

 同校では2018年度より、海外留学支援室を設置。専門の担当者が、生徒や保護者の相談にていねいに対応できるので、十分な準備をしたうえで、海外研修・留学に臨めます。

 中3・高1の希望者を対象とした夏休みのカナダ研修は、東部のマウント・アリソン大学の寮に滞在しながら語学研修プログラムに参加。『赤毛のアン』の舞台であるプリンス・エドワード島でホームステイを体験します。

 高等部ではカナダとオーストラリア6高校の協定校に約3カ月滞在する短期留学のほか、国費が支給される「トビタテ!留学JAPAN高校生プログラム」にもさまざまなカテゴリーで毎年選考されています。目的や計画、本人の学力に応じて「認定留学」として扱われるなど、帰国後は次の学年に進級できる制度が整っています。

(この記事は『私立中高進学通信2019年7月号』に掲載しました。)

東洋英和女学院中学部  

〒106-8507 東京都港区六本木5-14-40
TEL:03-3583-0696

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