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私立中高進学通信

2019年6月号

目標にLock On!! 私の成長Story

桐朋女子中学校

厳しいことも楽しいことも経験しながら
全力ですべてに取り組む力が身につきました

内田早紀さん(左)と藤條碧さん。

お茶の水女子大学 文教育学部 1年
OG 内田早紀さん

信州大学 繊維学部 1年
OG 藤條 碧さん

本気で取り組む人を尊重して応援する校風が夢を後押し
6年間ソフトボール部で切磋琢磨した2人とあって、会話のキャッチボールも明るく軽やかです。6年間ソフトボール部で切磋琢磨した2人とあって、会話のキャッチボールも明るく軽やかです。

「こころの健康 からだの健康」をモットーに、時代をリードできる創造性豊かな女性の育成をめざす同校で共に学んだ内田早紀さんと藤條碧さん。行事に部活動にと忙しくも充実した学生生活を送り、それぞれ第一志望の大学・学部に進学しました。

「2年生から地理学コースを選択したいと思っています。地理学の魅力は、地球のすべてをフィールドに、文系、理系にはっきり分けられないような事柄を関連づけて学べるところです。将来、どんな仕事に就くかまだわかりませんが、街づくりや地域活性化に関わりたいと思っています」(内田さん)

「小1の自由研究で、飼っていたカイコをテーマにしました。中学生になってから、カイコが医療分野や食料利用で期待されていることを知り、高校生になってからはピンポイントで繊維学部に進路を定めました。カイコをはじめ、昆虫関連の分野が好きなので、この分野で未来につながるような研究をしたいと思っています」(藤條さん)

 同校の進学先は多種多様ですが、それは生徒が主体的に自分の未来予想図を描き、実現するための進路指導が行われているためです。なかでも特徴的なのが時間割だと話すのは、2人が所属していたソフトボール部監督で、理科担当だった真野彰先生。

「高1までに、自分に適性がある分野や、積極的に学びたい分野はなんだろうと考える機会がたくさんあります。社会で働くという視点で卒業生に話をしてもらう機会も設けています。そして進路を決め、必要な学びを確認し、高2・高3では自分で時間割をつくります。受験に必要ない科目を選択して将来の可能性を広げることも勧めますが、そこは生徒の自主性に任せています」

 生徒の希望を大切にする校風が、生徒それぞれの価値観を認め、尊重する雰囲気につながっています。

「音楽や絵画など、芸術方面に進んだ友達も多く、多様性が豊かです。何かに本気で取り組む姿をためらわずに出せるので、好きなことを続けやすい環境です」(内田さん)

「最初はこれといって好きなことがなかった友達も、校外学習や芸術鑑賞会など感性を磨かれる機会が多いので、何かしら見つけていました。先生も、それぞれが花開くタイミングを待ち、見守ってくださいました」(藤條さん)

部活動最優先で培った「高い次元での文武両道」
ソフトボール部の頼もしい後輩たちと。ソフトボール部の頼もしい後輩たちと。

 6年間、一番優先したのは部活動だと2人は声を揃えます。内田さんは高2の夏からキャプテンを務めました。

「普段の練習に加えて、自主練、朝練、昼練と、少しでも練習時間を確保しました。高3の春に東京都ベスト4に入賞したことで、夏のインターハイ出場をめざし、最後まで勝つつもりでがんばりました」(内田さん)

「残念ながら敗退し、引退は寂しかったです。でも、完全燃焼したことで、夏から受験生になれました(笑)。励まし合った同級生4人の絆は、一生ものです」(藤條さん)

 同校では、部活動も生徒の自主性が重んじられます。どんなチームにしたいかから、練習プログラムに至るまで、生徒による話し合いが持たれます。

「生徒が自分で考えることが大切。楽しんで、つらくても自分を奮い立たせていけるような活動をしてほしいと思っています。めざすは『高い次元での文武両道』。部活動は東京ナンバー1を、進路は自分にとって最高の道をめざしてほしい。2人はそれを体現したすばらしい生徒です」(真野先生)

入試を突破する土台は論理的に思考、発信する教育

 内田さんは新しいAO入試として注目を集める「新フンボルト入試」で受験しました。一次選考は大学の授業を受講し、ミニレポートを提出。志望理由書や活動報告書などの出願書類とともに総合的に判断されます。2日間にわたって行われる文系の二次選考は「図書館入試」です。文献や資料を参照しながら、課題について2000字のレポートを作成。グループ討論と個別面接があり、論理力や独創性などが評価されます。

「二次選考の課題は“『役に立たないもの・こと』が存在する意義について論じなさい”というものでした。役に立たないものについて考えた時、学校の入り組んだ階段や空きスペースが思い浮かびました。そんな場所が実は愛されていると思い、都市計画を基に無駄なくつくられたブラジルの首都ブラジリアと、空き地があるような自然発生的な町を比較して、その空き地の意義を考えてレポートをまとめました。常に論理的に考えて、それを表現する教育を受けてきたことは、入試にダイレクトに役立ちました」(内田さん)

 藤條さんの進路選択にも、同校での学びが大きく影響しました。

「学びたい分野でしたが、研究できる場や将来について心配はありました。でも、そこで迷わなかったのは、自分のやりたいことを軸に考えられるこの環境が大きかったです。研究を続けて、世界中の人の役に立てるような仕事をつくり出したいです」(藤條さん)

恩師からの応援メッセージ
部活動を通じて自分を見つめた経験がこれからの2人を活かす

 タイプが異なる2人は、支え合ってチームを盛り立ててくれました。真面目な内田さんは、キャプテンという役割を背負った堅さが当初はありました。その堅さを変えないと、思うようなチームづくりができないことを学んだようです。藤條さんは周りを見渡して、率先して声を出したり、明るく振る舞ったりと、チームを盛り上げる役を意識して担ってくれました。2人とも、良いチームをつくって強くなることを目標に、冷静に自分や周囲を見つめて成長しました。そのことは、大学生活でも仕事をしてからも、2人の力になることと思います。(真野 彰先生)

(この記事は『私立中高進学通信2019年6月号』に掲載しました。)

桐朋女子中学校  

〒182-8510 東京都調布市若葉町1-41-1
TEL:03-3300-2111

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