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私立中高進学通信

2019年4・5月合併号

中学入試のポイント

武蔵野中学校

これまでの経験を評価する
『アクティブ入試』を導入

2科・4科入試に加え、2019年から『アクティブ入試』を導入。
小学校時代に力を入れたことを問い、潜在能力を引き出す同入試について詳しく聞きます。
小学校での経験が中学生活の糧になる

 1922年の創立以来、『他者理解』を校訓に掲げ、 “実践的英語力” “コミュニケーション力” “自ら学び実行する力”の育成に力を注いできた同校。2004年には共学校となり、この3つを柱に、グローバル化、多様化が急速に進む社会の変化に対応できる力を育てています。

「本校では、多彩な部活動、体育祭や文化祭、全員参加のニュージーランド3カ月留学などを通じて、さまざまな経験を積むことができます。こうした学校生活を通じ、生徒たちの眠っていた力が引き出され、大きな成長を遂げます。全力で行事に取り組むことが、学習面にプラスの影響を与えた事例もこれまで数多く見てきました。このような潜在能力を見出す入試はないかと考え、2019年より『アクティブ入試』を導入しました」
(副校長/浅見尚次郎先生)

 2科・4科入試に加え、新たに導入された『アクティブ入試』は、これまでに取り組んできた活動を問う試験です。受験生は、今まで力を入れてきた活動内容を40分間で『アクティブシート』に記入。活動によって得たことや成長できたこと、その経験を中学生活でどのように活かしていきたいかなどをシートに書き込み、その内容に基づいた面接も行います。学科試験は、国語または算数のどちらか1科目を選択して受験します。

「中学受験のために、習い事を中断する受験生が多くいますが、小学校時代に一生懸命ものごとに取り組んできた子どもは、中学で大きな力を発揮するのではないかと思います。『サッカー大会で優勝』など、目に見える成果・成績でなくてかまいません。『スポーツをずっと続けてきた』『幼い頃から囲碁・将棋を勉強してきた』などの経験を掘り下げ、本校で学ぶ意欲を表現してほしいと思っています」

『アクティブ入試』は思考力を試す適性検査型入試、長所を発揮する得意型入試にも通じるため、こうした入試に備えてきた受験生も対応できる入試だと言えます。

最善の環境をつくり
生徒の成長を促す

 合否判定に際しては、『アクティブシート』、面接をそれぞれ5段階で評価。そこに学科試験の成績を加えて、最終的な合否、特待生制度の評価を決めます。

「『アクティブシート』の質問を読み取り、これまでの活動や自身の成長について我々に伝えることができたかどうかを判断基準としました。2科・4科入試の面接が5~10分であるのに対し、『アクティブ入試』は約15分と時間をかけて受験生と向き合います。2019年入試では、受験生が発するキーワードを拾い、シートの内容を私たちと一緒に掘り下げていきました」

 競技水泳の大会で活躍したり、委員会活動をがんばったりと、受験生の顔ぶれもさまざま。彼らの潜在能力を感じることができたそうです。

「競技水泳に取り組む受験生は、小6になって私立中学受験を検討したそうです。『アクティブ入試』なら、水泳を続けながら受験に対応できると考えたようでした。小4から飼育委員を続けてきた受験生は、小6で委員長になり、全校集会で発表したり、後輩の面倒を見たりする経験を積んだそうです。リーダーシップが芽生え、チャレンジ精神も養われたと話していました。本人も中学生活に意欲を感じており、『アクティブ入試』を実施した意義を感じました」

 学科試験の国語・算数は、ベーシックな問題を出題しています。

「小学校の学習内容をコツコツと勉強していれば、きちんと正解できます。『アクティブ入試』の学科試験は1科目ですから、入学後に授業についていけるか心配する保護者もいるかもしれませんが勉強に苦手意識を抱いている生徒も、きっかけがあれば大きく伸びる可能性があります」

 同校は、中高6年間の伸びしろを信じて全力を発揮する環境を用意し、生徒の成長を促す学校なのです。

(この記事は『私立中高進学通信2019年4・5月合併号』に掲載しました。)

武蔵野中学校  

〒114-0024 東京都北区西ヶ原4-56-20
TEL:03-3910-0151

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