LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2019年1月号

目標にLock On!! 私の成長Story

日出学園中学校

のびのびと育つ環境が自信につながり
自分らしく生きる土台に

窪田麻佑さん""

MK Color & Styling 代表
OG 窪田麻佑さん

校風が気に入り
自分で選んだ中学校
母校には楽しい思い出がたくさんあると話す窪田さん。母校には楽しい思い出がたくさんあると話す窪田さん。

 同校を卒業してから12年が経つという窪田麻佑さんは、2017年に起業して、主にその人に似合うパーソナルカラーや、体型に合わせた洋服などのトータルアドバイスの仕事をしています。そんな窪田さんはどのような中高時代を送ったのか、本人に振り返ってもらいました。

「小学生の時に日出学園の見学会に来て、のびのびとした自由な校風に惹かれ、この学校に入りたいと思いました」

 東京の自宅からの通学は1時間ほどかかったそうですが、自分で学校を選んだ窪田さんは無事同校に合格し、楽しく通い始めます。

「入学してみると、フレンドリーな学校の雰囲気がますます気に入りました。少人数の学校なので、先生が生徒一人ひとりをしっかり見てくれていることが実感できるのです」

 ただ、その当時の窪田さんは内気な少女で、あまり目立つことが好きではなかったそうです。

「何か気負いみたいなものがあって、失敗することを恐れていたのでしょうね。それが、この学校に6年間通ううちにだんだんと変わっていきました」

 窪田さんは、自分を尊重し、自主性に任せてくれた同校の先生方に感謝していると言います。

「私は英語が好きで、文系の科目は成績も良かったのですが、理系の科目はあまり点数が取れませんでした。それでも先生は頭ごなしに否定せず、得意なところを認めたうえで、どうすればいいのかをアドバイスしてくださったのです。自分らしさを育ててもらったおかげで、私は自信が持てるようになっていったのだと思います」

 卒業する頃には、引っ込み思案の面影はすっかりなくなり、「失敗してもいい」と思えるような性格になっていたそうです。

国際系の学部を希望し
大学受験でみごと合格
母校を訪れると、在校生の女子から「美」に関する質問攻めに。窪田さんはにこやかに応じます。母校を訪れると、在校生の女子から「美」に関する質問攻めに。窪田さんはにこやかに応じます。

 穏やかでやさしい友達にも恵まれ、中学、高校とすくすく育っていった窪田さん。高校生になると、卒業後の進路について考えるようになります。

「中学の頃からまわりのみんなが話題にしていたので、大学受験については漠然と意識していましたね。高1では自分でどんな学部があるのかを調べるようになり、志望学部を決めていました」

 英語が得意だった窪田さんは、大学で語学や海外の文化を学びたいと思い、留学プログラムもある国際系の学部に進路を定めました。

「若さゆえ融通が利かなかった私は、他の学部は一切考えていませんでした。先生はかなり心配されたと思います。結果は初志貫徹で、志望していた明治学院大学国際学部国際学科に合格することができました」

 大学受験の勉強をしていた時期に、学校の授業でこんなエピソードがありました。同校は英語と数学で習熟度別クラスを編成しており、窪田さんは英語の上位クラスに在籍していました。ある時、先生が難易度の高い市販の問題集をみんなに配り始めたのです。

「先生は、20人ほどいる私たちのクラス全員分の問題集を『自腹で買ってきた』とおっしゃったのです。先生の期待の大きさからプレッシャーを感じ、問題集を受け取る時は震えました(笑)」

 そんな熱意あふれる先生の指導を受けて、6年間苦手意識を持つことなく英語の勉強を続けてきたことが、志望大学への合格につながったのではないかと振り返ります。

 大学時代の前半は、体育会のチアリーディング部に所属。厳しい練習に耐え、みんなで大会をめざすという経験もしました。後半は、外国でインターンを行うプログラムに参加するなど、海外に目を向けた活動にシフトしていったといいます。

ミスコンに出場
会社員を経て起業を実現

 大学卒業後は会社員として就職しますが、20代半ばに転機が訪れます。

「勉強になるかなという軽い気持ちで応募したミスコンに出場できたのです。24歳の時は、ミス・ユニバースの東京代表として日本大会に出場。25歳の時は、ミス・ワールドの準ミス・ワールド日本代表という賞をいただきました。両方合わせて2年間ほど、会社員と並行してこの活動を行いました」

 ミス・コンテストは、自分をアピールして競争する世界。窪田さんは、中学、高校、大学と10年間で英語力やスピーチ力などを身につけ、自分のアピールポイントができていたと言います。

「意外に渡り合っていけると感じました。とくに中高で育ててもらった『自分らしさ』を活かせたと思います」

 その後、ミスコン出場者のOGとして後輩の指導を引き受けたことがきっかけとなり、もっといろいろなことを教えたいと思うようになりました。そこで、知識の裏付けを強化するための勉強をして、2017年の春に会社を退職し、起業を実現させたのです。

「ミスコン出場者だけでなく、一般の方へのアドバイスも行っています。洗練されていく人を見るのはうれしいですね。感謝をされることも多く、やりがいを感じる仕事です」

 今後は、スクール事業も立ち上げ、女性が自分の好きなことを仕事にできるような環境作りやサポートをしたいと意気込んでいます。美しさと芯の強さを合わせ持つ窪田さんのバイタリティは、同校で培われた多くのものが土台になっていると言えそうです。

恩師からの応援メッセージ
Pay it Forward! (恩送り)
受けた「恩」を次の誰かに
中学時代に英語を教わった恩師の石川茂先生(入試広報部部長・英語科)と。中学時代に英語を教わった恩師の石川茂先生(入試広報部部長・英語科)と。

 入学当初は控えめで、いつも誰かの後ろにいるという印象の生徒でしたが、だんだん前向きに活動するようになりました。「失敗を恐れずに」「トライアンドエラー」「何でもプラスに持っていこう」という我々の思いが伝わったのかもしれませんね。今、しっかりと自分の足で人生を歩む彼女の姿を見て、本校の「生徒一人ひとりの夢の実現と個性の伸長を目指し、自ら行動する力を育む教育」を実践している卒業生の一人だと感じています。本校に恩を感じてくれているのであれば、「恩返し」ではなく、自分の後輩やアドバイスをする方々に、「恩送り」をしていってほしいですね。
(石川茂先生)

進学通信2019年1月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ