LINEで送る

スクールポット中学受験版 - 首都圏学校情報検索サイト

ツイッター フェイスブック

私立中高進学通信

2019年1月号

目標にLock On!! 私の成長Story

東京女学館中学校

思いやりや礼儀正しさ、協調性
母校での学びが卒業後も活きていると実感

東窪さん

東京大学 文学部 思想文化学科 4年
OG 東窪さん

部活動を中心とした学校生活を満喫
「中高の学校生活は、悔いはないほどやりきった」と語る東窪さん。「中高の学校生活は、悔いはないほどやりきった」と語る東窪さん。

「中1から高2までの5年間は、オーケストラ部を中心に生活していました」

 と語るのは、同校を卒業して東京大学に通う東窪さん。

 オーケストラ部は、週に3~4回活動があり、文化祭の発表に向けて練習を重ねます。東窪さんは打楽器のパートとして練習を行う一方、高2の頃に幹部の一人である「マネージャー」の役職も引き受けました。部員の出欠管理や文化祭のパンフレット作りなど役割は多く、練習日以外もマネージャーとして、忙しくも充実した毎日を送りました。

「中高で中心となる友達関係は、部活動でできたと感じます。卒業後も、この頃の仲間と旅行したりしているんですよ」

 学校行事では、体育大会が印象に残っているそう。

「東京女学館の体育大会は学年対抗で競い合い、学年が上がるにつれて大きな盛り上がりを見せるイベントです。生徒同士が協力し合わないと勝てない競技が多く、学年で団結する経験がとても良い思い出になっています」

 学校生活の思い出がいっぱいの東窪さんは、中高6年間で得られた大切なものを、「先生や友達との出会い」と考えています。

「先生方は生徒と良い意味でとても距離が近く、なんでも思ったことを伝えられる関係でした。気軽に悩みを相談していましたね。
 この学校の生徒は、根がやさしくて思いやりのある人が多いです。これは、低学年から、あいさつをしたり、基本的なルールを守ったりすることをしっかりと指導される学校の教育が影響しているのではないかなと思います」

 礼儀正しさや品格という、生徒の人格形成にはこうした学校の働きかけが役立っています。

「大学に入っていろいろな人と出会い、女学館の生徒の特徴を感じるようになりました。女学館生は言いたいことをはっきりと言いますが、相手のこともちゃんと認め、人とのコミュニケーションをうまく取れる気がします。人間関係を結ぶことは、卒業後もずっと必要なことなので、とても大切なことを学んだと思いますね」

学校の勉強に取り組み英語の成績に自信

 進路をどのように決めたか尋ねると、高1の頃は「私立大学の単願にしよう」と考えていたそうです。ところが、学校の勉強をきちんとして定期試験の成績が良かった東窪さんに、当時の担任の先生が「もっと上をめざしては」と背中を押してくれたそう。そこで、国立大学のオープンキャンパスにも足を運ぶことにしました。

「大学によって学習環境が違うことを肌で感じ、この大学だったらきちんと勉強できそうだと思ったのが東京大学でした」

 しばらく悩みましたが、高2の秋に東大をめざすことに決めたそうです。

「入試までの期間を逆算して、学習スケジュールを立てました。高3の前半までに英・数・国の基礎を固め、高3の夏には地歴の復習。理科は高3で履修した生物を勉強しました」

 同校で行われていたこまめな小テストや課題で、コンスタントに勉強する習慣もついていたのだそう。東窪さんは中学時代から学校の定期試験の勉強に力を入れてきて、とくに英語の成績が良かったことが自信につながったと言います。

 受験では惜しいところで点数が足りず、1度不合格になってしまいましたが、すぐに翌年の受験を決心します。

「学校生活でやり残したことはない」と言い切れるほど充実した時間を過ごせたからこそ、「浪人してもう一度東大受験にチャレンジしよう」と思えたのだそう。そして翌年には、みごとに合格を勝ち取ることができました。

人々と協調しながら まちを活性化させるのが夢
卒業後も先生方が温かく迎えてくれます。左から、澤田明先生、鈴木龍馬先生、浦田延子先生に囲まれて。卒業後も先生方が温かく迎えてくれます。左から、澤田明先生、鈴木龍馬先生、浦田延子先生に囲まれて。

 大学では、文学部の思想文化学科で学んでいる東窪さん。

「美学芸術学という、芸術ジャンルや風景美について研究しています。現在取り組んでいる卒論のテーマは、『人工物になぜ美しさを感じるのか』というものです」

 大学卒業後は、東大の大学院に進むことが決まっています。

「工学部都市工学科の院に進む予定で、美学とつながっている景観デザインの研究をしようと考えています」

 地方都市の文化振興を通した地方再生に興味を持ち、過疎化に悩む地域を芸術文化で “まちおこし”をするインターンも経験しました。大学院卒業後は、アートで “まち”を活性化させるような仕事をしたいと考えているのだそう。

「東京女学館では、学校行事などを通して生徒同士が協調しながら盛り上がる経験をたくさんしました。個人プレイではなく、いろいろな人の得意なものを組み合わせて活気を生み出す仕事をしたいと考えるのは、中高で身についたものが基盤になっているからだと思います」

 母校で培った自分の強みを意識しながら、日本の “まち”、ひいては国を元気にしたいと夢を語る東窪さんの瞳は輝いています。

恩師からの応援メッセージ
芯が強く、まじめ
おちゃめな一面も
高校3年時の担任、浦田延子先生と。高校3年時の担任、浦田延子先生と。

 一本筋が通った、芯の強い生徒でしたね。中学生の頃からコンスタントに勉強をし続けてきたことが、今の彼女につながっていると思います。かといって堅物というわけではなく、学校行事などは心から楽しみ、はじけている場面も見られました。友達と一緒にスカートを短くして、教員に注意されていたこともありましたね(笑)。ただ、「自分が決めたことは必ずする」という意志の強さが、彼女の立派なところ。今、彼女を見ていると、本当に成長しているなと感じます。世の中のために何ができるかを考えていて、とても頼もしいです。これから大変なこともあるでしょうけれど、成長し続けてほしいですね。そして夢を実現させ、国を元気にするような人になってほしいと思います。(浦田延子先生)

(この記事は『私立中高進学通信2019年1月号』に掲載しました。)

東京女学館中学校  

〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-7-16
TEL:03-3400-0867

進学通信掲載情報

進学通信2019年1月号
紹介する学校
共学校 共学校   女子校 女子校   男子校 男子校
この号のトップに戻る 進学通信一覧を見る
ページトップ